英語

2014年2月 7日 (金)

マルチリンガルであるということ:メキシコシティにて

タンゴのクラスで知り合った台湾人女性から「あなたは本当にマルチリンガルで、スペイン語も英語もうまく使いこなして、すごいわね」と言われた。

たしかに、考えてみるとブエノスアイレスでは常に英語とスペイン語を話す環境があった。2週間ほど家にはアメリカ人マイクとその友人ティムが居候していたので、家ではずっと英語を話し、そとではスペイン語か英語を交えて話していた。

ミロンガに行くとスペイン語が話せない外国人はたくさんいるので、必然的に彼らとは英語で話す。彼らはタンゴのためにブエノスアイレスに来ているので、スペイン語までは頭が回らないのだろう。

メキシコシティの外国人とはそこが決定的に違う。
彼らはたいてい仕事で来ているので当然のようにスペイン語を話すので、彼らとはずっとスペイン語だ。

英語とスペイン語をバランスよく話す環境としては、ブエノスアイレスは最適かもしれない。

ただどうしてもここ最近はスペイン語を話す機会のほうが多いので、英語のボキャブラリーが段々とスペイン語化してきた。

マイクと話している時に、「彼らはそういうことに慣れているんだよ」と英語で言った時に、普通に「to be accustomed to」を使ってしまった。

もちろん、別に意味は合っているけど、以前なら「They are used to it.」と言っていたところだ。スペイン語では日常的に「何々に慣れている(accustmobrase )」を使っているので、それの名残だと思う。
(ついでに英語で言う時も、ふと「se」は付かないのかという一抹の不安がよぎるときがある・・・深刻だ)

あと英語が完全にスペイン語に書き換わってしまったこともある。

ずっとスペイン語でテニスをしているので、たまたま外国人と一緒に英語でプレイして、スコアを言う時になんていうのか出てこなくて、そのゲームの最中ずっと考えていたことがあった。

日本語でも普通に「15−40(フィフィティーン・フォーティー)」と言うところをずっと「キンセ・クワレンタ」の言っていたので、もうテニスのスコアは完全にスペイン語化してしまったのだろう。

四ヶ国語、五ヶ国語を操る人たちはどのように頭のなかを整理しているのか疑問だ。均等に使っているのであれば問題ないけど、何カ国語も話せても、やはりメインとなる言語に語彙が侵食されてくるのではないだろうか・・・・・言語学者の人はこういうことも研究しているのだろうか。

言語間の切り替えはけっこううまく出来ているのだが、それでも三ヶ国語を切り替えながら話すのはけっこうきつい。英語とスペイン語の切り替えは出来ても、さらにそこに日本語が加わると、変な日本語になってしまうことがある。
(たぶん、英語とスペイン語の脳の収納場所はお互いに近接している感じだけど、日本語だけはどこか遠い感じがある。もちろん、気のせいかもしれないが)

人間の脳は未知の部分がまだまだ多いというが、このあたりのことを研究すると、効率のいい言語習得の仕方が判明するのかもしれない。

バイリンガルやマルチリンガルはボケになりにくいという研究データはあるが、言語切替のときに脳のどの部分に負荷がかかっているか調べれば、そこを集中的に鍛えることによって、スムーズに外国語が話せるようになるのかもしれない。
(たぶん、きっとすでに研究している人はいるのだろうけど・・・・)

以前行った学会で、「3D(映像)と2D(写真)で前置詞を暗記しようとしたときに、どっちがより効率的に暗記できるか」という研究テーマで発表している研究者がいた。

うんこな研究テーマだ。
どっちでもいいし、ぶっちゃけ前置詞すらどうでもいいと思う。
(もちろん、英語マスターとなるためには大事な要素だけど、前置詞を間違えてもたいてい英語は通じる)

今度はイタリア語あたりを習得して、スペイン語にどのような影響を及ぼすのか個人的に実験してみるのも面白いかもしれない。
(タンゴの先生のエルナンとフロールが来年からジェノバに住むらしいし、メキシコで知り合ったノエミもミラノに行くらしい・・・周りがイタリアづいているのでちょうどいいかもしれない)

言語習得は飽きることはない。

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2014年1月14日 (火)

世界の車窓から:変わりゆく世界について

ワンズワード創業時には6人しかいなかった先生が、いまでは19人となった。
ずいぶん遠くへ来たものだ。

フィリピン人11人
カナダ人 1人
アメリカ人 6人
オーストラリア人 1人

当初フィリピン人だけだったのだが、ブエノスアイレスに移住したのを活かしてこっちに住んでいるネイティブスピーカーを積極的に雇用して、かなり多様な陣容となった。

今いるフィリピン人のうち、書類審査から採用まで直接行ったのは、Sheila先生とArlene先生だけだが、ブエノスアイレスで採用したすべてのネイティブスピーカーはまずは自分が書類審査をし、面接をしている。

ネイティブスピーカーの採用率は書類審査から入れると、10人に1人くらいの確率だが、これがフィリピン人だと150人から200人に1人くらいの確率になる。書類からして、舐めているフィリピン人が多いので、本当に困る。

これはおそらく発展途上国と先進諸国の違いだとは思う。

たまにアルゼンチン人も応募してくるが、フィリピン人と大差ない。
(これをアルゼンチン人に言うと、誇りの高い彼らは全否定するかもしれないが、本当に大差ない。っていうかもっとたちが悪い場合が多い)

自分にとってみれば、フィリピン人だろうがアメリカ人だろうが、優秀な人であれば、それでいい。人種や性差など、どうでもいいことだと思っている。

ただ例えば、アルゼンチン、フィリピン、メキシコと3カ国を較べて見た場合、一番先進諸国のメンタリティーに近いと感じるのはメキシコだ。彼らはよく働くし、自分の生活の質を向上しようと常に努力している。だから、メキシコの可能性に賭けてみたいと思っている。

フィリピンはワンズワードで働いている先生たちのような人材がこれからもっと出てこないと、正直厳しいと思う。アルゼンチンにいたっては・・・・・ほかの国の人たちに国の運営を任したほうがいいレベルだ。

だたどの国にもものすごく優秀な人たちはいる。あとは彼らがどれだけ自分の国に貢献できるかで、発展途上国の未来は変わってくる。

個人の時代と言われて久しいが、これからは1人の個人が国を左右するような画期的なアイディアやサービスをどんどん提供できる世界になってくるはずだ。

オンライン大学というひとつの革命について

上記で紹介したカーン・アカデミーやオンライン大学などもそのひとつだ。もう国単位で物事を考えること自体がナンセンスなのかもしれない。でも、巷に言われているように巨大なグローバル企業が世界を牛耳るとも思わない。

もっと緩い個人の繋がりで、世界はネットワーク化し、その多くのネットワークによって、世界はめまぐるしく今後、変化していくのではないだろうか。

「ペイパル・マフィア」が世界を変える!?

たとえば、ペイパル出身者がYouTube、Linkedin、テスラ・モーターズ、Yelp!など次々と発明して、世界を変えていっているように。この流れはどんどん進み、今後はいい大学に入ることよりは、このような繋がりをいかに作るかがより重要になる。

そういう意味で、英語習得はマストだし、そのための道具になる。
別にそこまで考えてなくても、自分の世界の地平を変えるには英語習得は必須だとは思う。

そのための手助けをこれからもしていきたい。

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2013年12月27日 (金)

ビジネス英語とは:ブエノスアイレスで考える

ビジネス英語を学びたいと時々、聞く。
でも、最近果たしてそんなものが存在するのか疑問に思う。
(とはいいつつ、うちもちゃっかりビジネス英会話やりますなどと謳っているけど)

毎日、英語を使って仕事をしているが、最近はメールのやり取りがほとんどだし、その場合ほとんど挨拶抜きだ。

せいぜい「Would you send me the file?(あのファイル送ってくれない?)」と若干丁寧な言い方をしているくらいだろう。

バルセロナにて:フランソワのこと

そういえば、EUで27カ国相手にプロジェクトマネージャーをしていたフランソワが面白いことを言っていた。ドイツ人とかフランス人とか色々な国相手に交渉してけど、日本人だけは絶対に挨拶や近況報告など軽い話題からメールが始まる。ほかの国は要件だけのメールなのに、日本人だけは違う・・・・と言っていた。

たしかに「お世話になっております」とたいしてお世話になっていない人たちに向かって始まるのが日本の流儀だ。それが英語にも流用されているのだろう。

そういう考えから、英語でもビジネスで使う英語は違うという発想なのかもしれない。たしかに以前は正式のビジネス文書に流儀があり、それに則っていたが、Eメールがすべてを破壊した。挨拶どころか相手の名前も書かず、要件だけのそっけないメールがぼんぼん飛び交う世界だ。
(時々、もう少し気を使えよと思ったりもする・・・・こっちがクライアントの場合がほとんどだから)

アメリカ人やイギリス人の英語ネイティブよりも、むしろフィリピン人のほうが「ボスは絶対君主」という感じなので、丁寧なメールを送ってくる場合が多い。面接をするのにメールのやりとりをする場合、フィリピン人のほうがやはり丁寧だ。
(なかにはどうしようもない人もいるけど・・・・っていうか結構多いけど。英語ネイティブは最初から「友達か!」という距離感のメールが多い)

海外だとクライアントだからと上下関係がそれほど発生はしない。こっちがお金を払う側でも、向こうもお金を払って、その報酬として労働力を提供しているだけという割り切りがある。日本のように湿っぽい関係ではない。ドライな関係そのものだ。(そして、ついで言うと顔を見ない相手にネットを通じて仕事を発注している場合が最近は多いので、なおさらだ)

謙譲語や敬語など存在しない世界だ。

そのような世界で「ビジネスで通用する英語とは」と考えると、むしろ相手に合わすことが出来るコミュニケーション能力のほうが重要だ。

もちろん、会議などを頻繁に行い、そこでついていくだけの英語力を必要としているニーズはあると思う。ただそれは「ビジネス英語」というくくりではなく、単純に英語力の問題だ。

結論から言うと、最終的には個人のニーズに合わせて、先生たちが教材を準備して、実地で使えるようにシュミレーションするのが一番なのだろう。そんなことが可能なのは、超優秀な先生しかいないワンズワードオンラインだけだろう・・・・酷暑のブエノスアイレスで暑さに悩まされながら、本当にそう思う。(自分のブログでそう書いてもステマと後ろ指さされたりするのだろうか・・・どうでもいいけど)

ビジネス英語という曖昧な分野の英語を磨くよりも、人を笑わせることが出来るコミュニケーション能力を磨いたほうが出世には役に立つ。それだけは確実だ。

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(ここブエノスアイレスは暑すぎて、みなさんエアコン使いまくり、そして停電しまくりです。うちも絶賛停電中・・・もうこれで何度目か)


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2013年12月12日 (木)

みんなフィリピン人じゃない!多様な英語を理解するために

自分は自他共に認める仕事人間だ。
四六時中、仕事のことばかり考えている。

だから、これからのラテン経済の伸びしろを考慮し、その可能性に惹かれて、2年半ほど前にブエノスアイレスに移り住み、スペイン語をマスターして、現在に至る・・・・・と、東洋経済にインタビューされたら、 こう答えるつもりだ。(される予定も、特にされたいとも思っていないけど)

前置きが長くなったが現在、今後の展開を考えて、随時、ネイティブスピーカーの面接を行っている。実際にメキシコ在住の先生を仮採用し、会員さまにモニターレッスンを受講してもらっている最中だ。ほかにもニュージランド人やオーストラリア人、それにNY出身の俳優志望の先生を研修している。

ワンズワードオンラインは国際色豊かなスクールなのだ。(結果論という噂もあるが・・・・)

ただ毎日のようにネイティブスピーカーの人たちを面接していると、楽だなと思うことがある。その関係性がフラットで、友人感覚で話せる感じがするからだろう。

フィリピン人の先生面接だと、文化的に「ボスは絶対君主」という感じなので、なんでも「イエス、サー」みたいなやりとりになってしまう。
(もちろん、例外もある。うちの先生などは全然違うが、それでもそこまでフラットとはいえない)

基本的にブエノスアイレス在住の先生なので、色々と話しが合うし、住んでいる場所も近いので親近感が湧く。またネイティブスピーカー信仰が日本では強いが、その英語もそれぞれ特色があるし、イギリス人のイギリス訛りの英語などは実際にイギリスに住んだことがないと、うまく聞き取れないと思う。

そして、各文化の違いもあり、話す内容も使う語彙も違ってくる。
ワンズワードに所属しているフィリピン人の先生は本当に優秀だが、それでもフィリピン文化というバックグラウンドで育った先生たちなので、多様性に欠ける部分はある。

そのあたりを今後補っていければと思う。
(すでにブエノスアイレス在住の先生を3人採用していますが、今後もっと増やす予定です)

また特に同じ先生ばかりだと飽きてくるので、多少の入れ替えも必要だ。その際に違ったバックグラウンドを持った先生と話すと、違った視点で自分の英語力を見直す機会になると思う。

最終的には「外国人と英語でコミュニケーションが成立する能力」を身に着けてもらうことが目標なので、そのためにも各国のネイティブスピーカーの英語に慣れることは重要だ。

世界からもっと偏見がなくなれば、インド人先生やシンガポール人先生なども採用しないといけないだろう。そうなる日が早く来ればいいと思っている。

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(これは旅なのか、なんなのか・・・・メキシコシティに帰る2月までにブエノスアイレス在住の先生たちだけでパーティーでもしようかと企画中です)

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2013年12月10日 (火)

JOE先生から日本人英語学習者へのメーセージ

2010年11月より弊社に勤務していたJOE先生が、日本時間の12月8日11時52分に亡くなった。

お世辞抜きで素晴らしい先生だった。
そのレッスンは、ワンズワードに入ってくる先生に「素晴らしいレッスンの見本」として、研修で使うくらいだった。プロの仕事とは、ああいうことを言うのだろう。

ワンズワードに参加した当初は、ベルリッツ、それにECCと合計20年間も日本の大手語学学校に勤務していたので、「日本の会社組織」というものに懐疑的だった。

「!(エクスクラメーション・マーク )」満載のメールがいつも直接届き、そのたびに丁寧に彼の疑問や要望を訊いているうちに、「ようやく素晴らしい会社が見つかったよ」と言ってくれるようになった。
(初期の頃に交わした彼とのメールを再度読み返したが、こちらが驚くような細かいことまでたくさん訊いてきていて、体格に似合わず細かい性格だったのだと改めて思う)

「先生ありき」のスクールのあり方を粋に感じてくれたのだろう。

去年の7月に自分がちょうどコロンビアにいるときに、「余命数週間」という診断を訊かされて、本当にショックを受けた。それでもなんとか持ちこたえていたので、奇跡的に全快するのではと淡い期待を持っていた。

ホスピスに入りながらも常にワンズワードのことを気にかけて、「気分がいい日があれば、また教えたい」と本人の強い希望によって、弊社の会員様だけ予約できる「直前予約」のみの予約をずっと受け付けていた。(ただ実際にレッスンが出来た日は限られた日数だった)

ワンズワードでは先生同士の集まりを3ヶ月ごとに開いているが、彼はその会合には必ず奥さんを伴って出席して、いつも楽しそうだった。一度、自分がフィリピンに行った時に集まる日を月曜日に設定したことがあった。

そしたら、JOE先生から連絡が来て、「19th of march is a Monday! That is a normal working day. Do you expect me to block the evening lessons for this day?(3月19日は月曜日じゃないか!普通に働く日だろ。その日の夜のスケジュールを空けないといけないのか?)」と訊いてきた。

単純に先生たちのスケジュールを確認したらその日の夜は予約がまだ入っていなかったので、その日に設定しただけだと説明して、結局彼も奥さんを伴って参加して、みんなで焼き肉を食べた。(結局、それが彼と会った最後となってしまったけど・・・・・)

最後に彼自身の言葉で、日本人の英語学習者へエールを送りたい。

クラッシェンと考える「質の高いレッスン」とは

それは先生全員に上記記事に使ったクラッシェンのビデオを送った時に、彼と交わしたメールからの引用だ。

Hi Yuki San,

I just thought I'd like to say something about Japanese people and their attitude towards learning languages;
(日本人が外国語を学ぶときのアプローチについて、ちょっと言っておきたいことがあるんだ)

I think that the Japanese are not particularly good or bad at learning languages. It's just that they are conditioned or brainwashed into thinking that they are not good at it.
(日本人は特に外国語を学ぶことを得意にしているわけでもないし、不得意にしているわけでもない。ただ、彼らは自分自身が外国語を学ぶことを苦手にしていると洗脳されているだけなんだ)

For example: the media (in Japan), constantly looks at other Asian nations and compares their English ability to Their own. In a lot of cases the other Asian people are better at speaking English!
(たとえば、日本のメディアは常にほかのアジア諸国の英語力と自分たちの英語力を比べるだろ。そうすると、たしかにほかのアジアの人たちのほうが英語が出来るよ)

Often, the Japanese think "Yappari, other Asian countries are better at English than we are!". This is natural to think this way, but very negative and not the right attitude to start with.
(で、多くの日本人は「やっぱり、ほかのアジア諸国の人たちのほうが英語が出来るんだ!」となってしまう。これは本当にネガティブだし、正しいアプローチの仕方とは言えない)

The main reason the other Asian peoples are better at speaking English is because of the education systems. They study it earlier and in a different way from the Japanese. I think Mombusho has got it very wrong!
(ほかのアジア諸国の人たちの英語が日本人より優れているのは、教育のシステムのおかげだ。彼らは英語の勉強をもっと早く始めるし、やり方も日本人とは違う。文部省のやり方は全く間違っている!)

I know plenty of Japanese people who speak English, and other languages, excellently (yourself included!). If they (the Japanese) are conditioned to thinking that they 'CAN' do it, then they WILL soon learn it.
(英語を話せる日本人をたくさん知っているし、ほかの言語も流暢に話せる日本人も知っている(君を含めてね)。日本人は「自分たちには出来る」と思えるようになれば、出来るようになるし、すぐに英語を習得出来るようになると思うよ。)

Regards,

Joe.

彼の期待に応えて、これからも多くの成功した日本人の英語学習者を輩出していきたい。


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2013年11月17日 (日)

21世紀の英会話:世紀を経ても変わることがない語学上達の秘訣

高城剛氏のメルマガも読み始めて、もう1年半ぐらいになるだろうか。
毎週、彼のメルマガが届くと、「ああ、もう金曜日か」と思うようになり、一週間という時間はあっという間に過ぎるなとつくづく思う。

そんな彼が英語について書いたというわけなので、買わずにはいられない。
でも、英語、それに語学という分野においては、自分のほうがよほど造詣が深い。

当然のように自分はオンライン英会話スクールについてはもちろん、フィリピン留学、それに韓国の英語事情に関しても精通している。この本のターゲットはおそらく、オンライン英会話スクールなども訊いたこともない人々たちなのかもしれない。
(あるいはオンライン英会話スクール、フィリピン留学は訊いたことがあるけど、なんとなく不安に思っている層か・・・・でも、そんな人たちは多分、高城剛のことなんて「沢尻エリカの元夫」という最悪のイメージしかないので、この本は買わないのかもしれない)

じゃあ、誰が買うのだろうとは思う。

もしかしたら、うちの姉のような人かもしれない。

うちの姉は「パリの首都って、ロンドンだよね?」という後世に残る名言を残した偉大な人物だ。

一言で言えば、大ざっぱな人なのだ。だから、英語についての情報がある程度、体系化しているこの本に興味を示すかもしれない。
(それでも著者の名前はひた隠しにするか、黒く塗りつぶして本を渡す必要がある。高城剛氏の名前には悪いイメージを抱く人が多すぎるから)

高城剛のハイパーなシングルライフ【1】
(これを読むと、かなりやばい人というのが分かる・・・・逆に引くかもだけど)

時々、メルマガを読んでいると、「ワタシ、女高城剛になりたいんです!」とか言っている人がいて、すげえ引く。ロールモデルとしての高城剛氏は、「夢はみうらじゅんやリリー・フランキーさんのようになることです!」と言っている高校生のようにダメ過ぎる。

あの人たち、たまたまだから。
もちろん、才能もあるし努力もしているけど、ほんとたまたまだと思う。
(でも、個人的には素敵な人たちだと思っている)

ついでにいうと、「〇〇のようになりたい!」とか言っているようでは、人生初心者レベルだ。自分の道を自分で切り開くことに人生の意義がある。当たり前だけど。

で、21世紀の英会話だ。
結論からいうと、フィリピン留学する暇がない人は、オンライン英会話スクールで勉強すればいいのではないかと思う。(何度も言っているけど)

そして、当然、先生選びが一番重要だ。
すべての問題は、効率の問題だからだ。

ダメな先生に10時間英語を習うよりは、優秀な先生に1時間マンツーマンレッスンを受けるほうが、英語の上達は早い。適度な負荷と、やる気を引き起こす先生は何ものにも代えがたい。

だから、みんな、ワンズワードオンラインで英語を勉強すればいい。
つまりそういうことだ。

なんで、うちはもっと生徒が増えないのだろうかとメキシコシティの夜空を見上げながら、時々思う。

みんな、情弱なのだろうか・・・・そんなことはないだろう。原因を他者に求めるのは簡単なことだ。

ああ、21世紀の英会話の話だった。

スコットランドの首都エディンバラに毎日英語を勉強すること2年、さらにブエノスアイレスで毎日スペイン語を勉強すること2年、ひとつ言えることは世紀が変わろうがテクノロジーが発展しようが、語学をマスターする秘訣は、覚悟だ。

雨の日も風の日も毎日こつこつと、徹底的に語学を勉強する覚悟が必要だ。それがなければ、フィリピンに行こうが、オンライン英会話をやろうがいつまでたっても英語を話せることはないだろう。

それが古今東西、変わることがない語学をマスターする秘訣ではないだろうか。

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2013年10月25日 (金)

英語を話せることよりも重要なこと:コミュニケーションとはなにか

昨日はいつものサルサ教室のあと、ちょっと一杯ということでみんなと飲みに行った。もちろん、世界一周中の宮崎県人二人も連れて。

そして、メキシコ人のアビマエルなどと「メキシコ人男性は意外とシャイ」という話になり、確かにアビマエルもほんとシャイだし、ほかのメキシコ人男性もシャイな人が多いと思う。

と言っているそばから、一人の宮崎県人が「日本人もシャイだし、自分もシャイだ!」と宣言して、メキシコ人女性と踊り始めた。

Salsa01

おそらく、宮崎県では異国では「ノリノリで現地女性と踊ること」が推奨されているのだろう。そして、それが当たり前過ぎて、本人たちは「けっこうシャイ」と勘違いしているのかもしれない・・・・

ただちょっと面白いなと思ったことがある。

アビマエルは普段自分たちといるときは一切英語を話さず、以前「自分の英語にあまり自信がないから、英語を話すのはあまり好きじゃない」ということを言っていた。
(スペイン語を話したい自分としてはありがたい話だけど)

だが、彼はメキシコで一番と言われるモンテレイ工科大学の特待生として入学し、現在オラクルに勤務しているスーパーエリートだ。彼の英語は文法的に完璧だし、特に強い訛りもないので、聞き取りやすい。
(ちなみにメキシコの現大統領もこの大学出身です)

きっとTOEICなんてものを彼が受ければ、満点かそれに近いスコアを叩きだすだろう。

それが宮崎県人二人のブロークンイングリッシュに刺激を受けたか、あるいはそれを聞いて単にリラックスしたか、ずっと昨日は英語を話していた。むしろ、それが楽しかったらしく、いつもよりもアビマエルは饒舌で長居をした。
(「What are you going to do NOVEMBER ツー?」って訊かれて、一同キョトンとなり、「on 2nd of November」と理解するのに少し時間がかかりました・・・・日本の英語教育って)

ブロークンイングリッシュであっても、ノリノリで現地女性と踊れる度胸があれば、外国人とコミュニケーションは可能だ。そして、逆にアビマエルのように文法的に完璧な英語を話せても、そのプライドが邪魔をして、うまく話せないこともある。(きっと彼は完璧さを期するあまり、英語を話すときはそれがストレスとなるのだろう)

どっちがどうということもないし、当然最低限の語学力は身につけなければ、世界何周したところで得られることは微々たるものだと正直思う。だが、所詮は語学だ。言葉が出来ても、それでコミュニケーションが完璧に取れるということではない。プラスアルファが重要だ。

それはその人の個性であったり、技術であったり、愛嬌だったりする。
あるいはお金かもしれない。

言葉はただの言葉であって、それ以上でもそれ以下でもない。
それに付加価値を付けるのは、自分自身だ。

そういうことも今後、ワンズワードの先生たち、それに自分のブログや言葉を通じて、広く世界に伝えていきたい。

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2013年9月 4日 (水)

TOEIC950点を確実に取る方法!

敬愛する水野先生が、英語学習の成功の法則について書いてらしたので、ここで紹介したい。

成功の秘訣は「バッシーン!」

最後まできちんと読まないと、ただのエロのおっさんの話になりますが、上記に書かれていることで重要なのは下記2点です。

「成功した自分の姿をきちんとイメージ出来ている」

「またそのためには、どんな努力も厭わない覚悟が出来ている」

これは英語学習に留まらず、どのようなことにも当てはまる成功の法則です。たいていの人は「成功した自分のイメージ」すらきちんと描けていないのではないかと思います。それに紐付け出来るような強烈な体験もしていないので、その姿を思い描くのが難しいのではと思っています。

「バシーン」はどうかと思いますが、それぐらい強烈なモチベーションがあれば、確かに「成功した英語学習者」にはなれると思います。これが例えば、「大統領になりたい」「大女優になりたい」「ホリエモンよりも成功して有名になりたい」のような大きなものになると、「バチーン」×300回くらいの体験が必要かもしれません。

しかし、「成功した英語学習者」はバチーン3回でOKかと思います。
(それでも毎日2,3時間勉強して、それを2年くらい続ける必要があるかと思いますが)

100万部のベストセラーを目標として、実際に「夢をかなえるゾウ」でその倍である200万部を突破した著者にしてみれば、「英語学習」という目標は比較的に易しい課題かもしれないなと思います。

ひとつの成功体験は、また次の成功体験を生むことが出来る。

そして、それを生みだすきっかけは、街に出て、あるいは日本を飛び出し、非日常な体験をすることによって作られる可能性が高い。(もちろん、日本にいても、そのような経験は十分可能かと)


オシャる技術も必見です!ファッションと英語学習と分野は全く違いますが、ここまで自分をさらけ出すことを厭わない人が、成功した英語学習者になれないわけがないかと。

水野先生と英語だけではなく、ついでにスペイン語もマスターしていただいて、3ヶ国語でぜひ一緒にお話できればとここメキシコシティで願っています。

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2013年8月17日 (土)

オンライン英会話か留学:どっちが英語習得への近道か?

結論から言うと、留学する時間があれば、留学すればいいし、時間がないのであればオンライン英会話で英語習得を目指せばいい。

ただ、それだけの話しだし、それ以上の話でもない。

ただいずれにせよ、「英語を使う機会」を日常生活の上で創出する必要はある。そのためにオンライン英会話を使うのもいいアイディアだと思うし、また外国人の友人などが作れる機会があるのであれば、それを活用したほうがいい。(ただ友人はあなたの文法の間違いなどいちいち指摘しないので、相当な上級者にしか通用しない方法です)

留学したら英語を習得出来るというのも大きな間違いで、たいていは習得出来ない。本当にきちんと勉強しないと習得出来ないし、多くの留学者は日本人同士でつるむので、ますます英語を話せなくなる。

上記本は、留学もせず、またオンライン英会話なんて心底便利なシロモノもなかった時代に、「英語の達人」となられた方々の奮闘を分析し、彼らに共通する学習方法を提示している本です。(弊社にも推薦文を寄せて下っている関西大学の竹内先生のご著書です。日本の英語教育界の大ボスです)

この本を読めばよくわかるし、また周りにいる「英語の達人」に訊けば分かると思うが、たいてい「えっ、マジ?こんなに勉強するの?」というくらい勉強している。

自分自身、いまとなっては周りのメキシコ人から「どこでどうやってスペイン語を学んだのか?」と訊かれるぐらいになったが、スペイン語を習い始めた当初は下記状態だった。(時々、どうしてアルゼンチン訛りなのかと訊かれることもありますが・・・・)

身振りーノ、手振りーノから「キエイロ フン!」へ:単語暗記の重要性について

とにかく最初は大量の情報量をインプットする必要がある。特に英語のように学校で習った言語ではなく、全く一から始めるスペイン語の場合は、尚更だ。

アウトプットとインプットの狭間で・・・・・・

また話せるようになるためには、その基礎となる文法を徹底的に勉強し、数学で言うところの「公式」を覚える必要がある。(英語の場合も学校で習った英語なんてほとんど役に立たないので、また一から「話せる英語文法」を勉強する必要がある)

そこから一度覚えた文法や動詞活用を反復し、ライティングなどを通じて、自分のなかに蓄積させる。それがだいたい自分の場合、一日3時間から4時間勉強して丸一年かかった。それから一年は「レッスンの質」にフォーカスして、マテアス先生を通じて、「よりスペイン語らしい表現」を磨いていった。

後悔がない人生のために:スペイン語を話すということ。(なんだかこうして、過去のスペイン語関連のブログを読み返すと、泣けてきます・・・・努力は裏切らない)

だから英語でもスペイン語でもどうやって勉強したかと訊かれたら、「ふつうにたくさん勉強した」と答えることしか出来ない。特に近道した記憶もないし、自分のレベルが上がるに連れて、きちんとその負荷を上げていった結果だ。

おそらく今後、留学もオンライン英会話も使わず、「英語の達人」となるような人たちは出てくるだろう。インターネットの世界で探せば無料の英語学習コンテンツなんて溢れているし、これらはこれからどんどん精度も質も良くなってくる。

だから、英語の学習方法自体を語るのは馬鹿げている。
重要なのは、あくまで自分にあった方法を見つけ、そして適度にその負荷をあげて、「より高みを目指す」ことが一番重要なのだ。

自分みたいに追い込まないと努力しないタイプは、実際に現地に行って、右も左も分からない状態に自分を追い込み、強制的に自分自身を勉強させて語学を習得する必要がある。またもっと自律心が富んだ人は自宅でこもっても、語学を習得することが可能だろう。

努力は人を裏切らないが、自己満足のための無駄な努力は辞めた方がいい。最終的に結果を決めるのは、「学習の質」だ。その学習の質を高めないことには、いつまでたっても満足に外国語を話すことは出来ない。それだけは断言出来る。

ただ、今言えることは新しい言語を獲得することには、「メリット」しか存在しないことだ。「英語を話せて損した!」とか「スペイン語あんなに勉強して損した!」と思ったことは一度もない。特にスペイン語に関しては、本当に自分を追い込んで勉強した甲斐があったと思っている。

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(メキシコシティに着いて、2,3週間ですっかりスペイン語の輪に溶け込んでいます。ブエノスアイレス時代の苦労が報われました。でも隣のフレデリック君(イタリア人)がどうしてこうもデレッとしているのか疑問です)

自分にとってみれば、「外国語を習得する」のはコミュニケーションのツールを増やすことに他ならないので、これからもまた違う言語を話す国に住む機会があれば、積極的に語学を習得していきたいと思っている。


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2013年8月13日 (火)

日本のオンライン英会話業界について:明るい未来はあるのか?

ふとツイッターを見ていると、下記謳い文句の新しいオンライン英会話スクールを見つけた。

「業界初コインパーキング型 勉強しない インスタント英会話 3分100円/オンライン英会話 月会費無し!!」

そして、極めつけは下記です。

「インスタント英会話ですので、ご利用は3分から(3分単位)、従来のオンライン英会話では、単価にすると一回当たりの受講料が100円と言うところもありますが、当サービスは100円だけの利用もOKです!」

ようは「おまえらども、どうせ毎日25分5000円のオンライン英会話スクールに金払っても、毎日受講しないだろ?だったら、最初から3分100円で始めて、それ以外課金されないサービスのほうが得だろ!」っていうことです。

ある意味、図星です。

毎日25分を1ヶ月欠かさず続けられたら、たいていのオンライン英会話スクールは潰れます。でも、ほとんどの人が毎日勉強しないから、というかせいぜい週2回か3回やる程度だろうから、儲かっているビジネスモデルです。

別に他社のことをとやかく言う筋合いでもないですし、オンライン英会話スクールというサービスを利用して、少しでも英語力が向上すれば、個人的には喜ばしいことだと思っています。

しかし、「勉強しない・インスタント英会話」とか言われると、普通に腹が立つ。どんだけ、舐めているのかと。

じゃあ、あなたは本当に勉強しないで英語をきちんと話せるようになったのか?毎日でも3分だけやって話せるようになったのか?25分でも足りないくらいなのに、3分のレッスンではどんなことが可能なのか?スキマ時間だけ有効活用しても、本当に英語を習得出来るのか?それも3分で?

普段からワンズワードの先生たちから、「いかに今以上にレッスンの質を上げていくか」そんなことをよく耳にするが、彼らは本当に知っているのだろうか?自分たちが働いている業界の大半はこんなものだと。

多くの人は、「楽して英語が話せるようになりたい」とまでは考えるが、「ではどうやったら効率的に少ない時間で英語を習得出来るか」ということを心底考えない。人間だから当たり前のように誰だって楽はしたい。しかし、その先を考えないと、それを見透かした人たちが「勉強しない英会話」「インスタント英会話」なんて謳い文句で新しいサービスを打ち出してくる。

日本の格安オンライン英会話スクールなんて、外見が違うだけで中身はほとんど同じだ。
それぐらいのことに、そろそろ気がついてもいい頃だろう。フィリピン人の学生が小遣い稼ぎにバイトしているだけだ。別にそれはそれでいいと思う。だが、外見上のことに惑わされて、同じ業態のスクールを行ったり来たりしていることは理解できない。

同じ時間を費やすならば、効率よく時間を使うべきだ。同じレベルの講師しかいないところを行き来しても、意味はない。量をこなす必要があれば、それでもいいが、同じ負荷をかけ続けても語学は上達しない。

クラッシェンと考える「質の高いレッスン」とは

上記でも書いたし、過去何度も書いているが、やはり自分よりも少し上のレベルの教材、レッスン内容を提示しないと、語学は上達しない。

もちろん、これまでもこれからも日本のオンライン英会話スクールの主流は、格安オンライン英会話スクールと呼ばれる毎日25分5000円のスクールだ。それはそれでいいと思う。しかし、本当に同レベルの先生たちから教わって英語力が向上するのか、疑問だし、「楽して英語を習得したい」という考えから一歩進めないと、ずっと業者の食い物にされて英語なんて一向に上達しないだろう。

ときどき、どれだけ多くの人が真剣に英語を習得したいのか疑問に思うこともある。

ただ、もし本当にそういう人たちにうちのサービスを受講してもらえるのならば、真摯に対応してきたと自負しているし、これからも安易な消費者に迎合はせずに、「いかに効率よく英語を習得出来るか」を考えてサービスを提供していきたい。

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