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2011年4月23日 (土)

綺麗とは・・・・・・ブエノスアイレスにて

日本とブエノスアイレスでは時差が12時間もあるので、深夜12時に仕事の電話などをしている今日この頃です。みなさん、お元気でしょうか?

Park

われわれのスペイン語の家庭教師であるメルセデス先生は、「イースターホリデー期間中はお店が全部閉まるから、食べ物とか買っておいたほうがいいわよ!」と言っていたが、うちの近所のスーパーは本日も営業していたので、それほどの影響がなかった。なんだか拍子抜けだ。

イースターホリデーの間はスペイン語のレッスンはお休みなので、朝から諸々と作業をしていた。そして、ふと気づいたことがある。

http://www.onesword-online.com/tutors/search
(今日はKAYE先生から新しく採用したMAE先生とKRISELL先生の写真が送られてきましたので、ぜひご確認を!)

なんか美人多くない?

先生採用は非常に厳しくしているが容姿は一切考慮していない。べつにそんなことは問題にならないからだ。それでも結果的には写真写りが非常にいい人が残った。(もしかしたら、写真写りがいいだけかもしれませんが・・・・・・それは内緒です)

昔、僕は元ベルリッツにいた先生に短期間のあいだ英語を習っていたことがあるが、その先生はたまたま後藤久美子の元担当の先生だった。まだ10代だった僕は「後藤久美子って、どんな人なんですか?」と興味本位で聞いたら、「彼女は外見も綺麗だけど、心も綺麗!」と言っていた。

なんとなく心に響き、今でもよく憶えている。

Beef
(昨日、行ったレストランの写真です。アルゼンチンでは肉=米と言われているぐらいアルゼンチン人は肉をよく喰らいます。アルゼンチンの肉は日本の十倍はおいしいです・・・・・どうでもいいことかもしれませんが)

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2011年4月17日 (日)

ワンズワード流のグローバル化への対応

ブエノスアイレスでは、スペイン語しか通じない。しかし、当然英語を話せる人はいるにはいるので、彼らを通じてアパートメントを見つけ、そしてスペイン語の個人教師を見つけた。

オンライン英会話スクールを経営しておいてなんだが、語学学校というのはあまり信用していない。語学学校そのものというよりは、グループレッスンでの学習効果を疑っている。グループによるレッスンは友だちを作ったり、刺激を受けたりするには素晴らしい場だが、こと学習効果についてはやはりマンツーマンレッスンより劣る。
(ワンズワードではほぼ毎日、グループレッスンを提供しているが、これを無料で提供しているのは、上記のような理由によることが多い。刺激を受けたり、同じ志を持った学習仲間を見つけるのにお金をかけるのは馬鹿馬鹿しい)

スコットランドで留学してときは何も分からず、とりあえず現地の語学学校に入学したが、最初の頃は下手な英語でもなんでも大声で質問するラテン系の人たちに圧倒されて、ほとんど一言も発せずにレッスンを終えるのが常だった。

God

自分で言うのもあれだけど、けっこうシャイなほうなので、一人でひっそりとプライベートレッスンを受けているほうが性に合っている。全くのゼロからのスタートなので、まともに話せるようになるには1年以上はかかるだろうが、気長に取り組んでいこうと思っている。

今のところブエノスアイレスで通用するスキルは、英語しかないので、多くの物事は英語を通じてなんとか押し通している。現地の人には済まない気持ちで一杯だけど、仕方がない。

それでも英語だけは話せるようになっておいて良かったと思う。そもそも英語が話せなければ、「ブエノスアイレスに住む」なんて大胆な考えは浮かばなかったに違いない。ヨーロッパの言語の評価基準にCEFR(CommonEuropean Framework of Reference for Languages)というものがあるが、その指針として1+2というものがある。これは何かと言うと母国語+2つのヨーロッパ言語を習得せよというものだ。

英語で四苦八苦している多くの日本人にとっては、夢みたいな話しだけど、世界はもうそのような方向で動いている。ワンズワードでも英語だけではなく、スペイン語のマンツーマンレッスンを提供することも検討している。そして、今のサイトを完全に英語化し、世界のスピードに合わせて成長していければと思っている。(きっと日本のほかのオンライン英会話スクールは、多言語を手がけるときはまずは中国語が基本だと思うけど、スペイン語というのがいかにもうちらしくいいのではと内心思っています)

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2010年9月10日 (金)

独断と偏見によるアジア諸国への評価:日本の生き残りの道

今年の夏は、インドネシア、シンガポール、マレーシア、フィリピンとアジア諸国を回ってきた。21世紀は「アジアの時代」と言われているので、これからは急激にアジア諸国が力をつけていくだろう。その意味ではシンガポールにはとても注目していた。

実際に行ってみた感想は「すでに出来上がった国」というものだ。これ以上発展する可能性をそれほど感じない。特に文化的な面で、それほど独自性を打ち出せておらず、国自体も文化の育成をそれほど大切に思っていないようだ。

シンガポールではアーネストというシンガポール人の友人と行動を共にしたのだが、彼は写真家だけにそのことにとても不満を感じているようだった。

経済政策に関しては、徹底した「金持ち優遇政策」でアジア諸国から多くの富裕層がシンガポールへと移住している。それが、逆に文化的な停滞を生んでいるのかもしれない。あまりにお金儲け重視だと、ペンや筆を取って芸術にうつつを抜かよりは株投資でもしたほうが効率のいい生き方だと人々は思ってしまう。

金持ちが芸術家のパトロンになるような古きよき時代は終り、金持ちはひたすら金儲けに邁進するようになっているのだろう。(ヨーロッパでは国がある程度芸術を保護しているので、まだロマンを抱えて生きていけるが、アジアだとそうはいかない)

逆にマレーシアなどは、まだまだ未開発でこれからどのような発展を遂げるのか期待が出来る。今まで行ったその他のアジア諸国(中国、香港、マカオ、タイ、インド、スリランカ、カンボジア、ベトナム、韓国)なども含めて考えると、一番面白いのは香港かもしれない。もう国ではなく中国の一地区なのだが、それでも未だに独自性を保っているのは驚異的と言える。

ただそれでもやはり中国に違いはないので、ちょっとしたことで財産没収・土地没収の憂き目に遭うかもしれない。多くの香港の金持ちは財産のほとんどを国外に送金し、そのようなことにならないように気を配っている。乱暴な話だが、香港があのままイギリスの領土であったならば、21世紀のアジアの中心になっていたかもしれない。

そのようなことを翻って考えてみると、日本もまだまだ捨てたものではないと思う。徹底したディテールへのこだわりは他の国の追随を許さない。日本式のサービスを諸外国に広めていくなど、まだまだ生き残っていく道はある。21世紀は個人の時代になることは間違いないので、日本式の集団主義から脱却し、世界のスピードに乗り遅れないよう個人の意見を積極的に採用する風通しのいい社会に変えていくことが、生き残っていく際の必須条件だ。

2010年9月10日
何も言わなくてもエンドレスに緑茶とお水が出てくる、古きよき日本式サービスを提供する喫茶室ルノアールにて

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