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2014年1月

2014年1月29日 (水)

ブエノスアイレスのとある雨が降る一日より

ブエノスアイレスは昨晩から雨が降っている。
たいてい夜だけ降って朝には上がっているのだが、今日はいまだに雨が降っている。

雨が降ると予定が変わる。
多くの人は雨の日の外出は億劫となるので、予定はキャンセルされ、またキャンセルされなくても、大幅な遅れとなる。

急いで行こうと思っても雨の日はタクシーは捕まらず、電話しても40分待ちなどざらにある。

日本では雨が降ろうが、槍が降ろうが、予定は予定できちんと消化されるが、この国ではそんなことはない。元々、雨が降らなくても予定は変更されたり、忘れられたり、直前になってキャンセルされたりする国だ、

このあいだも「お掃除の人」に来てもらおうと、2回ほど呼んだが、2回ともなんの通達もなくキャンセルされた。
(ここアルゼンチンでは、掃除の人を雇っても、1回1000円くらいにしかならないので外国人は基本的にみんな誰かしら雇っている)

来なければ、仕方がないので、結局自分で掃除しているのだが、男3人もいるので、なかなか男臭は取れない。

そして、ここブエノスアイレスの滞在も残すところ、あと一週間。
本当にあっという間だった。

この国は生活するだけで、時間が経過するので、いつも色々と「何かやるべきこと」を抱えることになり、忙しく立ちまわることになる。それでも、それはそれで楽しい。

このあいだも、今家に居候しているマイクが買ってきたコンセプトのアダプターを挿したら、火花が上がった。火花というかかなり盛大な火があがった。

Internationalactraveladaptor2
(こんな感じのアダプターが街中のいたるところで売っている)

ちょうどテレビの裏にあるコンセントに挿したので、そこにはテレビ、インターネットのモデム、それにオーディオなど重要な電子機器が置いてある。

Dpt2013_2
(このテレビの裏にあるコンセントが火花があがった現場です・・・・あれはすごかった)

特にインターネットのモデムが死ぬと、当然インターネットが使えなくなるので、慌ててマイクと二人で違うコンセントに挿したが、モデムは死んでいた。

そして、なぜか家中の電気が死んでいた。
さらに言うと、あたり一帯の電気が死んでいた。

あろうことかマイクが火花を飛ばした瞬間に、あたり一帯が停電したらしい。
マイクの仕業なのかもしれない・・・・・

まあ、さすがにそれはないだろうが、全くナイスタイミングな停電だ。
熱帯夜だったので、そのまま家にいてもしょうがないので出かけたが、あとからマイクから連絡があり、電気が戻った一瞬の隙に落ちていた家のブレーカーをあげたら、すべての電気が正常に作動したらしい。

もちろん、モデムも問題がなかった。
あれだけの火花が散ったので、てっきりコンセント全部がおかしくなったと思ったが、ブレーカーが落ちていただけらしい。

本当に助かった。
それにマイクもあやうく感電するところだったし・・・・・

ブエノスアイレスの生活は一歩間違えれば、死と隣り合わせだ。
もし、本当にコンセントが死んでいたら、当然電気屋を呼ばなくてはならなかった。

呼んでも来ない電気屋だ。
彼らを呼ぶために一体何度電話しなくてはいけないかを考えると、気が遠くなる。お金の問題よりも、そっちの問題のほうが大きい。

彼らはたいてい電話すると、「明日行くから!」と景気のいい返事はするが、当然来ない。
「いつの明日だ!」といつも思う。

そうして、来てくれた頃には、「来てくれただけでありがたい」という感じになり、その仕事に対してのクオリティーに関しては、ジャッジが甘くならざるを得ない。

幸せな国だ。
仕事に対してのストレスが全く違う。

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そうして、なんだかんだいって、テリー先生の写真が撮れた。
今までワンズワードのなかで唯一、写真すらなかった先生だ。

少なくても、ブエノスアイレスに来た甲斐はあったと言える。
そして、こうやって自分の人生への期待はどんどん縮小し、こんな小さな成功で喜ぶことになるのだろう。

時々、僕は一体この国でなにをしているのだろうと思う。
一生懸命にタンゴのレッスンを取っているが、別にそれが何かの足しなるとは思わない。

ただの趣味だ。
生活にこれほどの時間と労力をかけて、何が楽しいのだろうかとは思う。

それでも、また懲りずにこの国で生活をして、「ああだ、こうだ」と文句を言いながらも、結局のところそんな生活が気に入っているということを自覚している。

そんなこんなでブエノスアイレスの雨はやみ、太陽が雲から覗き、こうしてまた一日が過ぎ去っていく。別にそんな毎日も嫌いではない。

全く嫌いではない。
明日はまた真っ青な青空をこの街は見せてくれるだろう。

それが待ち遠しい。

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2014年1月27日 (月)

噂のアルゼンチンから・・・・・:未来に向けて

日本でもニュースになっているが、アルゼンチンペソが大暴落して、世界中で騒ぎになっている。

ここブエノスアイレスでは、「まあ、またか」程度の反応だが、明日から今までドルの購入が制限されていたのが解禁となるらしく、その詳細が明日の朝発表になるので、それに関しては皆注目している。

思えば、2ヶ月ほど前の11月末に来た時は、1ドルは9.5ペソだったのが、先週は最高で13ペソまで上がったから驚きだ。ちなみに2年前にブエノスアイレスに来た時は、1ドル6ペソを切っていたので、ドルの価値は約2倍となっている。

面白いことに、先週の金曜日に椅子を2脚買いに行ったら、店の人が「ドルが昨日からまた急に値上がりしたから、この椅子の値段も上がる」とのたまったことだ。

「関係ないだろ」と思う。
すでに作られて、そこにあるものが、なぜドルの価値が上がったから変わるのか、意味が分からない。

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(左からティム、マイク、アーチャー。テニスをしたあとのビールタイム)

そんなことはさておき、今自分のマンションにはマイクとその友人ティムが泊まっており、男3人という非常に男臭いマンションとなっている。彼らは今週からパタゴニアに行くらしいが、まだなんの予定も立てていないので、一体本当に行くのかどうか疑問だ。

ブエノスアイレスの滞在も残り10日ほどとなったので、少しさびしい気がするが、今年中にまたもう一回戻ってきたいとは思っている。その頃には今のペソ暴落騒ぎも落ち着いているだろうが、違う問題も山積みとなっているだろう。

ブエノスアイレスに住むということは、まあそんなものなので、別にもう何があってもたいして驚かない。

今日は日曜日だったので、掃除して、洗濯して、またテニスをした。
ペソが暴落しようが、ドルの購入が解禁となろうが、別に関係ない。

毎日仕事をして、タンゴを踊り、テニスをして、肉を食べて、ワインを飲む。
それが自分のブエノスアイレスの日常だ。

たぶん、明日はブエノスアイレス、ひいてはアルゼンチン全体が大騒ぎになるだろう。

なにせ、今まで全くドルが買えなかったのが、正式に買えるようになるからだ。そうなると、闇レートと公式レートの差はまたなくなり、一旦は正常化されるのだろう。ただ問題はそのあと、急激なインフレにならないようにうまくコントロール出来るかどうかだろう。
(アルゼンチンでは、ドルが広く流通しており、ペソよりも当然信用があるので、皆ドルに替えて、お金を貯めたがる。だからこそ、ドル購入がまた解禁になることは彼らにとって一大事だ)

住む国としてはアルゼンチンはどうかと思うが、観る国としてはアルゼンチンは本当に飽きない。
毎日がジェットコースターのようだ。

これからもこの国の行末を見ていきたい。


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2014年1月23日 (木)

人は人をどのように判断するのか:ブエノスアイレスにて

このところ先生の採用活動を積極的に行っており、現在もフィリピン人1名、スコットランド人1名、アメリカ人1名を研修している。
(スコットランド訛りの英語が日本でどれだけ需要があるのか疑問ですが、めちゃくちゃ良い人なので仮採用しました)

フィリピン人の場合は、現地スタッフが書類選考をして、自分が最終面接をしているのだが、その最終面接を5分ぐらいで切り上げたら、ビビられた。

「まだ話して5分くらいしか経っていないじゃない!」と言われてしまったが、今まで採用した人たちも不採用した人たちもたいていその程度の時間しかかけていない。

ぶっちゃけ、話して二言三言で、採用か不採用か決定している。
自分が書類選考をする場合は、カバーレターも目を通すので、その時点で合否が決定している場合も多い。(それでもスカイプ面接するのはその確認作業だ)

ニューヨーカーのコラムニストだったマルコム・グラッドウェルが書いた本に詳しく述べられているが、人は人を2秒で判断する。そして、そのあと多少の時間をかけて、理由付けする。

そして、自分の場合、その理由付けする必要がたいしてないので、面接はほぼ5分で終わる。

それにスカイプ面接の場合、回線チェックのために、すべて自宅からスカイプをしてもらい、面接を行う。そのような隙ができやすい状況だと、よくその人の個性が出る。

思っきりラフな服装で挑む人や、ソファで寛ぎながら緊張感のかけらもなくこちらに話しかける人、逆光のために顔が真っ黒で全く見えない人、そんな人はすべて不合格だ。

2秒どころか1秒で不合格だ
(ちなみにフィリピン側から最終面接が回ってくる場合は、フィリピン側できちんとオリエンテーションをして、服装やバックグラウンドに映るものまでもチェックしているので、そんなことは起きない)

これはある意味、世界各国歩きまわったことによる副産物なのかもしれない。
旅をしていると、一瞬でその人がいい人か、悪い人か判断しないといけない。基本、ほとんどが悪い人なのだが、それでも中にはきらりと光る人もいるので、その判断はとても重要だ。

とくにインドやタイ、フィリピンなどのアジア、それに南米など、時には生命の危険も伴う判断がある。(南米は特に危険・・・・・タクシーの選択を誤るだけで命に関わるので)

それに比べたら、スカイプで面接して、彼らの履歴書を見ながら、彼らの素性を判断することなどは易しいものだ。個人的には、ブエノスアイレス在住のネイティブスピーカーは面白いバックグラウンドの人が多いので、面接するのもそれなりに楽しいということもある。

英語の先生としての優れたティーチングスキルというのも大事だが、結局のところ本人に魅力がないと話す気にもなれない。その点、フィリピン人も含めて、オモローな人が多いのがうちのいいところだと思う。

これからも5分面接で、優れた人たちを発掘していきたい。

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2014年1月20日 (月)

川の流れのように:ブエノスアイレス

今日はブエノスアイレス在住の先生たちを自宅に集めて、話す予定だった。
しかし、何人かの先生は都合が合わず、またテリー先生はせっかくうちまで来たので呼び鈴が壊れていたせいで、会えずじまいだった。 
(ちなみに携帯を持っていないらしい・・・なぜだ)

よって、結局スティーブ先生とガブリエル先生のみの参加となってしまった。
(それにしてもテリー先生の写真は撮りたかった・・・・メキシコシティに行くまでには撮らねば)

ガブリエル先生とは写真を撮る約束をしていたので、サイト用の写真を撮った。

BEFORE

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AFTER

Gabrielle01blog

別人か・・・・

前の写真は本人が送ってきた写真だが、自分のルックスに自覚があるのだろうか。せっかくの美人が台無しだ。実際会った時も、写真とあまりに違ったので、本人と分からなかったぐらいだ。

そして、せっかくなのでスティーブ先生の写真も撮った。

BEFORE

Photo

AFTER

Steve0001blog

3割増しほど男前に撮れている。

ほかの先生の写真も撮らないとは思っているが、果たしてそのような機会がまた訪れるか心配だ。

日曜日の午後に会ったので、みんなでビールを飲みながら、唐揚げをつまみつつ、ブエノスアイレスや仕事のことに話に花が咲いた。

とくにこのアルゼンチンという国の特殊性に関しては、みんな疑問に思うことが多いので、色々と共有出来た。それでも、なんだかんだいってみんなこの国が好きだから、滞在しているわけだが、共通した認識としては「一生、ここにはいたくない」ということだろう。

世界一の経済大国アメリカと世界一暮らしやすい国オーストラリアから来た人たちだから、ある意味当然の意見だと思う。

よくよく考えてみれば、思いつきでブエノスアイレスに来て、さらにまた思いつきでブエノスアイレス在住の先生を雇用するようにならなければ、縁がなかった人たちだ。

それを考えると、とても不思議だ。
人生、意外となるように成っていると思う。

ブエノスアイレスに来なければ、ワンズワードもこれほど多彩な先生たちを雇用することもなかったはずだし、今後の展開もまた全く違ったものになっていただろう。

ブエノスアイレスとの出会いはある意味、運命的な出会いだったのかもしれない。
と勝手にこじつけて、自分の行動を正当化しているだけなのだが・・・・・

だから人生は面白い。
これからも自分の思いつくまま行動して、その結果を楽しんでいきたい。

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2014年1月19日 (日)

タンゴの国からサルサの国に思いを馳せる

近頃は真夏にも関わらず、すっかり気温が低くなって過ごしやすいと思っていたが、また酷暑に戻り、今日は気温35度の灼熱のブエノスアイレスだ。

各所で停電も続いているようだが、今のところ自分の住んでいるエリアは大丈夫だ。ただ来週からは雨が続くらしく、また気温も下がるだろう。

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翻って、メキシコシティの気候を考えてみる。

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一年間、見事に代わり映えしないの気候だ。7月から9月までは本当に毎日雨が降るので、それだけが悩みの種だ。基本、常に長袖で一年中過ごせる。

ブエノスアイレスに夏はよく似合う。
冬も真っ青な空が広がっているので、気持ちがいいが、夏の青い空は格別だ。南半球の空は、北半球の空よりは雲が少ないような気がする。気のせいだろうか。

タンゴ馬鹿の外国人だけではなく、普通の外国人もなんとなく惹きつける魅力が確かにこの街にはある。街自体の魅力だけならば、メキシコシティよりもある。

ただビジネスチャンスや友達とのいい出会いを考えると、メキシコシティのほうが断然いいとは思う。メキシコシティでは黙っていても、ひっきりなしにメキシコ人から色々な催し物に誘われるが、ブエノスアイレスではそんなことはない。

ただ2、3ヶ月住むだけならばなんのストレスもなく快適に過ごせる街だ。
それを2年も3年も続けると、色々と限界が見えてくるのも事実だが。

メキシコシティで苦労して、メキシコ訛りのスペイン語を話すようになったのに、ブエノスアイレスに戻って2ヶ月、もうすっかりアルゼンチン訛りのスペイン語に戻ってしまった。さすがに2年も親しんだ訛りのなので、こちらのほうが話しやすいということもある。

そのせいか、よく「ブエノスアイレスに住んでいるのか?」と訊かれる。
答えるのは難しい。

厳密には住んでいないし、また厳密に言うと、どこにも住んではいないことになる。メキシコシティに住んでいるとも言えないし、ブエノスアイレスに住んでいるとも言えない。ましては日本には全く住んでいない。

この1年はこのライフスタイルでいこうかと思っている。

去年、世界一周してみて思ったが、やはり自分は全く観光に興味はないし、その土地にしばらく居て、現地の人々と交流することが一番楽しい。その意味ではメキシコシティの滞在は大成功だったし、2年に及んだブエノスアイレスの生活にもある程度満足している。

去年までは、メキシコなんて「マスクを被ったプロレスラーがいる国」程度の認識だった。それがいまやメキシコと聞くだけで少し懐かしくなる。そこで会った人々の顔や思い出が次々と頭に浮かんでくる。

このあいだブエノスアイレスでタクシーに乗ったら、ひょんなことから運転手がメキシコシティに5年住んでいたことが判明して、話が盛り上がった。

「あの国はほんといつでもサルサ踊っているよな」
「アルゼンチンではシーフードは高いけど、メキシコはほんと安くてうまいシーフードが多い」

などとメキシコ話に話が咲いた。

タンゴの国にいて、サルサの国に思いを馳せるのはなんだか不思議な感じだ。
いずれにせよ、ラテンの国では人々はいつも踊っている。

あと2週間もすればまたサルサの国に逆戻りだが、それまでは目一杯タンゴを満喫しておこうと思っている。

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2014年1月14日 (火)

世界の車窓から:変わりゆく世界について

ワンズワード創業時には6人しかいなかった先生が、いまでは19人となった。
ずいぶん遠くへ来たものだ。

フィリピン人11人
カナダ人 1人
アメリカ人 6人
オーストラリア人 1人

当初フィリピン人だけだったのだが、ブエノスアイレスに移住したのを活かしてこっちに住んでいるネイティブスピーカーを積極的に雇用して、かなり多様な陣容となった。

今いるフィリピン人のうち、書類審査から採用まで直接行ったのは、Sheila先生とArlene先生だけだが、ブエノスアイレスで採用したすべてのネイティブスピーカーはまずは自分が書類審査をし、面接をしている。

ネイティブスピーカーの採用率は書類審査から入れると、10人に1人くらいの確率だが、これがフィリピン人だと150人から200人に1人くらいの確率になる。書類からして、舐めているフィリピン人が多いので、本当に困る。

これはおそらく発展途上国と先進諸国の違いだとは思う。

たまにアルゼンチン人も応募してくるが、フィリピン人と大差ない。
(これをアルゼンチン人に言うと、誇りの高い彼らは全否定するかもしれないが、本当に大差ない。っていうかもっとたちが悪い場合が多い)

自分にとってみれば、フィリピン人だろうがアメリカ人だろうが、優秀な人であれば、それでいい。人種や性差など、どうでもいいことだと思っている。

ただ例えば、アルゼンチン、フィリピン、メキシコと3カ国を較べて見た場合、一番先進諸国のメンタリティーに近いと感じるのはメキシコだ。彼らはよく働くし、自分の生活の質を向上しようと常に努力している。だから、メキシコの可能性に賭けてみたいと思っている。

フィリピンはワンズワードで働いている先生たちのような人材がこれからもっと出てこないと、正直厳しいと思う。アルゼンチンにいたっては・・・・・ほかの国の人たちに国の運営を任したほうがいいレベルだ。

だたどの国にもものすごく優秀な人たちはいる。あとは彼らがどれだけ自分の国に貢献できるかで、発展途上国の未来は変わってくる。

個人の時代と言われて久しいが、これからは1人の個人が国を左右するような画期的なアイディアやサービスをどんどん提供できる世界になってくるはずだ。

オンライン大学というひとつの革命について

上記で紹介したカーン・アカデミーやオンライン大学などもそのひとつだ。もう国単位で物事を考えること自体がナンセンスなのかもしれない。でも、巷に言われているように巨大なグローバル企業が世界を牛耳るとも思わない。

もっと緩い個人の繋がりで、世界はネットワーク化し、その多くのネットワークによって、世界はめまぐるしく今後、変化していくのではないだろうか。

「ペイパル・マフィア」が世界を変える!?

たとえば、ペイパル出身者がYouTube、Linkedin、テスラ・モーターズ、Yelp!など次々と発明して、世界を変えていっているように。この流れはどんどん進み、今後はいい大学に入ることよりは、このような繋がりをいかに作るかがより重要になる。

そういう意味で、英語習得はマストだし、そのための道具になる。
別にそこまで考えてなくても、自分の世界の地平を変えるには英語習得は必須だとは思う。

そのための手助けをこれからもしていきたい。

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2014年1月12日 (日)

世界の仕事のあり方についてブエノスアイレスで想う

最近、毎日セルゲイさんとやりとりをしている。

セルゲイさんはアメリカの開発会社の人なのだが、ブエノスアイレス時間の朝でも夜中でも常にメールやスカイプチャットを送ってくる。

ついでに土曜日でも日曜日でも連絡は来る。
いつこの人は寝ているのだろうか?

エンジニアという業種の人たちは万国共通、一日20時間働くものなのだろうかと、ふとブエノスアイレスの夜空を見ながら思う。

セルゲイさんの会社はもしかしたら、全員セルゲイと名乗って、交替制で働いているのかもしれない。

このあいだ、時間を決めてスカイプしようとなったので、いよいよ「生セルゲイ」を拝めるかと思ったら、チャットだった・・・・・たしかに、話すよりも無駄な時間が少ないし、すべて履歴に残るのでうまいやり方だとは思う。

日本人はすぐにミーティングをしたがるし、スカイプといえば「対面で話す」ことが基本だ。だが、効率を考えると、チャットで話したほうが要件はあっという間に片付く。

毎週、フィリピンとスカイプで話すが、とりあえずは天気の話題から入ったりするけど、チャットにはそんなものは必要ない。要件のみだ。

ただ個人的にはこういうビジネスライクな感じは好きだ。
日本の会社相手だとまずは、会って話して、その担当の人に気に入られないと先には進まない。まったく可視化されていない世界だ。

すべてはブラックボックス化されている。
大事はなことはすべてゴルフ場で決まられていると言われる魑魅魍魎が跋扈する世界だ。

きっと世界では、大事なことはすべてスカイプチャットで決められているのかもしれない。
あとでどんなに言い訳しても履歴は残るし、証拠になる。ビジネスの世界ではそれは重要だ。

そもそもセルゲイさんは何人なのだろうか?
勝手にアメリカの開発会社に勤めるロシア系アメリカ人というイメージを抱いているが、「なにじん?」という基本的な質問すらしない、ビジネスに特化している関係だ。

Sergei_vassilievich_rakhmaninov
(ロシア人、セルゲイで検索したらこんなイメージにぶち当たった。音楽家らしい・・・・)

メキシコにいようが、ブエノスアイレスにいようがアメリカの開発会社のセルゲイさんと仕事が出来るなんて、便利な世の中になったと思う。(もちろん、一度も会ったことないし、会うこともないだろう)

セルゲイさん、日曜日くらい休めばいいのにと気怠いブエノスアイレスの午後の日差しを浴びながら、そう想う。

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2014年1月 8日 (水)

偉人への道:タンゴマスターになるために

年が変わろうとも、いまだ停電を繰り返すブエノスアイレス・・・そして、雷雨、酷暑と目まぐるしく天気が変わっている。

そこでふと思ったのだが、何事も極めた人というのは、いつまでも謙虚だなということだ。

半年ほど前にマイアミにいたときに、タンゴを踊りに行ったのだが、そのときにたまたま踊った女性が「この人、なかなかうまいな」と思い、けっこう仲良くなり、それから彼女に色々なミロンガ(タンゴを踊る場所)に連れていってもらった。

Erin
(右側の女性が、その人エリンさんです。左側は妹さんです。ちなみに違う日にお父さん参加で食事をしたのですが、全員ビガン(ストイックなベジタリアン)でした。食うのに困るだろうな・・・・)

で、あとから知ったのだが、彼女は2009年のタンゴステージ部門の全米チャンピオンだったのです。

チャ、チャンピオンってと思いエリンさんに訊いたら、「そうそう、たまたまね」みたいな軽い感じだった。子供の頃からクラシックバレエを習い、プロを目指していたので、それに比べればタンゴなんてたいしたことないという感覚なのかもしれない。
(言ってしまえば80歳のおじいちゃんやおばあちゃんでも踊れる踊りなので・・・もちろん、クラシックバレエとは違う意味で難易度は高いですが)

チャンピオンは謙虚だなと思った。

これはどの世界にも言えると思う。
その道のエキスパートの人たちはたいてい感じがよく、中途半端な人ほど感じが悪い。

きっと、何かを極める過程でそれがどんなに大変なことか理解しているので、他の人に少しでも努力の痕跡が見えると許容できるのだろう。それに自分基準で相手を判断すると、すべての人が劣ってしまうことになるので、それはそれでつまらないということもある。

何事に大しても極める必要はないが、ただその感覚は大事にしたいと思う。
英語でもスペイン語でも、それにタンゴでもテニスでも、上には常に上がいるし、そして彼らはみな謙虚だ。むしろ、自分自身に対して謙虚にならないと、何事も極められない。

特に語学なんて、毎日こつこつと勉強しないと上達しないし、またやってもやってもキリがないことも確かだ。だが、謙虚に何事も取り組めば、いつかは日の目を見ることが出来る。

自分のケースで言えば、タンゴを始めた頃はリズム感などほとんどなく、ステップどころかずっとリズム感を養う練習をしていたのに、今では全米チャンピオンと踊っても仲良くなれるくらいにはなった。
(これはもしかしたら、自分の人生のなかで最も大きい下克上だったかもしれない・・・・・)

これからも謙虚に仕事に、趣味に取り組み、さらなる上達を目指し、ちょっとづつ極めていきたいと思っている。

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2014年1月 4日 (土)

戦争、起業、これから、そして仕事について

今日、朝起きたら、ふと戦争のことについて思いを馳せた。
なぜかは分からない。

人は物事の規模を大きくなると、本当の原因を見失いがちだ。
だが、同じ現象や物事を規模を小さいものにすれば、物事はシンプルになる。

たとえば、戦争は喧嘩に例えられる。

なぜ、人が喧嘩をするのかというと、根本的な原因は「喧嘩をしたい人間が喧嘩をする」ということに突き当たる。両者が本当に喧嘩をしたくなければ、いくらでも解決策は考えられるし、喧嘩を回避することはいくらでも可能だ。

だが、人は喧嘩をするし、争い事は絶えない。
世の中の大義や美談なんて、所詮は後付で、たいていそこには多くの人の欲望や支配欲が渦巻き、最終的に権力を握った側の美談に仕立てあげられる。

戦争も原因を突き詰めて考えると、「戦争をしたい人間が戦争をする」という実にシンプルな原因にぶち当たる。

大量殺戮兵器が中東の国にあるとでっち上げては、爆弾を落とし、そして結果的に軍需産業は潤い、それらの企業に支援を受けた政治家は利得を得る。ほかにも適当に領土問題を持ちだしては、国内の問題をそらして国民からの支持を得ようとするアジアの国もある。

物事の裏側には必ず、その物事を支配したい人たちの思惑が隠されており、「同時発生的に、あるいは自然発生的に物事が起こる」なんてことは存在しない。べつに陰謀説でもなんでもなく、世の中の出来事はそのように起こる。

たぶん、これから世の中の出来事は加速度的に早く起こり、当事者の我々は一体何が起こっているのか分からなくなるかもしれない。そのときは、物事をシンプルに、もっと小さいことに移し替えて考え、本当はどういうことか考えた方がいい。

例えば、アベノミクスに代表される円安で一体だれが得するのか?
インフレなどになって、本当に国民は得するのか?

本当にインフレになったところで給料は上がらず、息抜きに海外行こうにも円安のせいで高くていけず、閉塞感がある世の中になるのが関の山だろう。

アベノミクスで本当に得するのは、今期に過去最高益を記録するのではと言われているトヨタなどの大企業と株価が高騰したおかげで儲かった大株主たちだ。それを一般の人々が喜ぶべきことか、きちんと考えたほうがいいと思う。

現代の戦争は見えないところで始まっており、気が付いた時には身ぐるみ剥がされている。

個人で国を相手に戦争をしても勝ち目はないので、逃げるというのもひとつの手だ。あるいはもっと効率よく戦うことも考えられるし、相手の裏をかくことも視野に入れるしかない。資本で勝てない場合は、ほかの戦い方を考えるしかない。

今、自分が20代だったら間違いなく英語を習得して海外を目指すだろうし、30代でも40代でもいつでも独立出来るように準備をする。
(別に起業を無理に薦めないが、自分の持つスキルを金銭的な価値に置き換えて、それらを組み合わせて副業することを考える)

世の中の仕事は加速度的に減ってきており、これからもそれはもっと進むだろう。
そうなったときに自分がどうするか、きちんと準備をしていきたい。

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2014年1月 1日 (水)

ブエノスアイレスより愛をこめて:2014年に向けて

今年は本当に色々な出会いがあった年だった。
仕事と関係なく会った人たちがおそらく100人以上はいたと思う。

その多くはメキシコシティで出会った人たちだったけど、仲良くななったと思える人たちも10人以上はいた。別に数などどうでもいいし、最終的には人生で数人程度、本当に仲の良い友達が出来ればそれでいいとは思っている。

でも、世界中のいくつかの都市に、心から信頼の出来る友人がいることはとても心強い。

イギリス、フランス、スペイン、さらにシンガポール、それにアメリカやオーストラリアにもそういう友達がいる。そして、もちろんブエノスアイレスやメキシコシティ、それに東京にもいる。

今年はそういう意味で世界がぐっとまた身近になった年だった。
そして、彼らとは仕事の繋がりなどは全くなく、純粋にお互いに気が合って仲良くなった人たちだ。

彼らとの絆がこれからもずっと続いていけばと願っているし、そのための努力もしていきたい。

2014年がどういう年になるかは分からないが、もっと広い世界を見たいし、自分の人生のステージをもっと広げたいと思っている。

人間、今の現状に満足したら、成長は止まる。
かといって、必死こいて上を目指すのも疲れる話だ。

そういう狭い範囲で考えるのではなく、もっと自分の人生を横や縦、それに斜めに広げていきたい。自分の人生がほかの人にもいい影響を与えることが出来るように、力強く生きたい。

ブエノスアイレスで迎える三度目の大晦日。
この街であといくつ大晦日を迎えるか分からないし、来年の今頃、どこにいるかも分からない。メキシコかもしれないし、ブエノスアイレスかもしれないし、東京かもしれない。もしくはまだ見ぬ知らない街にいるかもしれない。

世界は自分がまだ会ったことないけど素晴らしい人たちに溢れているし、まだ想像も出来ないような素晴らしい景色や驚きに満ち溢れている。そのことを今後も身を持って体験していきたいし、他の人にもポジティブな影響を与えるように心がけたい。

2013年、ありがとうございまました。
2014年、よろしくお願いいたします。

あと10分で年が変わるブエノスアイレスにて。

松岡 祐紀

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