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2013年8月

2013年8月30日 (金)

メキシコシティで誕生日を祝う

先週の土曜日にメキシコ人の友人アビマエルに「来週の火曜日は何するの?」と訊かれて、「はて、火曜日何かあったか・・・」と考えて訊いたら、「いや、ユウキの誕生日だよ」と言われた。

正直、自分の誕生日に対してはその程度の感慨しかなかった。
なにしろ39回目の誕生日になるのだから。

ただ、さすがに一人で過ごすのもどうかと思い、お世話になったアビマエルにご飯でもご馳走しようと思い、夕食に誘った。そしてそのあと、バーでも行こうかと思い、何人かの友人に声をかけた。

Birthday03_2
(右からアビマエルのルームメイトのアレックス、背の高い日本人、アビマエルです。そして、奢るつもりが、この二人に奢られてしまいました。いい人たちだ)

そのあと、ほかの友人たちと待ち合わせしたバーに移動した。

Birthday01
(奥にいるのがメキシコ人アレックス、自分、イタリア人フレドリック。そして手前にいて顔がでかく写ってしまったのがアビマエル。基本、いつもこの4人のうち誰かと出かけることが多いです)

当日、声をかけただけなのに、10人以上の友人が集まってしまった。
メキシコ人のノリの良さに驚くとともに、彼らと出会えた幸運に感謝した。
(ちなみに写真で見切れてしまったドイツ人の女の子に「メキシコに来たのが一ヶ月前なのに、どうしてこんなに友達多いの?」と訊かれた・・・・)

ブエノスアイレスで当日声をかけて集まってくれるのは、アルゼンチン人のマウロとアメリカ人のマイクぐらいかもしれない。さらに日本だと、「当日誘う」という行為があまり認められていない気がするので、果たして何人の友人が集まってくれるか分からない。

メキシコでは「誕生日を祝う」ということにかなりの情熱をかけているのが伝わってくるが、それにしても気のいい人たちだ。

もしかしたら、ここ10年で一番思い出深い誕生日だったかもしれない。
わずか一ヶ月前に来たばかりのメキシコでこんな盛大に誕生日に祝ってもらえるとは思ってもいなかった。

来年は世界のどこにいるかもわからないが、新しい友人たちとの思い出はいつまでも大事にしたい。

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2013年8月24日 (土)

うんこである自分を自覚するということ

この記事を読んで、ずっとこう何かひっかかっていた。

マネーの虎が倒産する理由について

ここで定義されている「成功」の定義や、コンプレックス、それに成功したとされるあとの周りの対応に関して、どうも納得出来なかった。

それが、下記記事を読んで見事に解消した。

今の日本の経営者は、しょうもなさすぎる

ほんと、しょうもない。
マネーの虎の社長も、マネーの虎の出演者もしょうもない。

成功の定義のレベルが低すぎだから。

テラモーターズ徳重社長にとっての成功は、「世界を変える」ことであり、小金持ちになった挙句にテレビ出演して、うんこみたいな議論や説教を若い起業家にすることではない。

彼が大事にしているキーワードは「グローバル」と「イノベーション」とのことだ。確かにこの2つを持たないと、今どきの「成功」はおぼつかない。(ちなみにマネーの虎さんたちには一切無関係なキーワードだ)

これらと関係ない成功者と言われる人たちは、きちんと自覚して、あまり周りに吹かない嗜みを持つことが重要なのだろう。何よりも重要なのは、「世界には自分よりも、もっと偉大な人たちが腐るほどいる」ということを常に自覚するということだ。

かくいう自分も時々人から褒められたり、羨ましがられてたりするときがある。そういうときはいつも自分に「自分はうんこ。世界にはもっと素晴らしく偉大な人たちがいる」ということを言い聞かして調子に乗らないようにしている。

人は自分の矮小さや未熟さを自覚している限り、成長できる。

特に経営者にとってみれば、一寸先は闇だ。そのことを自覚していれば、テレビに出て偉そうに語っていることがいかに馬鹿げているか分かる。

「世界」という単位で考えれば、そんな時間はない。あらゆることがものすごい勢いで変動しているのが現代社会だ。人に語る暇があれば、競合に先を越さないように色々と策を練ったほうが得策だ。

ただ「世界には偉大な人々がいる」と自覚することはひいては、世界全体に対してとてもポジティブな見解を与えてくる。世界のどこかで彼らは世界をもっと良くしようとして常に戦っているだろうから。

自分も微力ながらも力を合わせて、せめて自分の周りの世界にはもっと明るい光を与えていきたいと思っている。

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2013年8月20日 (火)

人間というマクロ経済について:メキシコシティにて

世界一周航空券の一番いいところは、一度決めた日程を自由に変更出来ることだ。

世界一周運賃

行く先の変更は色々と制限があり、また1回につき125ドルかかるが、日程変更だけならば、電話一本で簡単に変更できる。よって、当初は7月21日にマイアミからメキシコシティに着いたら陸路でグアテマラまで南下して、8月20日にはグアテマラシティからペルーのリマに行く予定だったが、メキシコシティの滞在を大幅に増やし、10月末まではいることにした。

すでに世界一周なのかどうなのか、よくわからない旅になってしまったが、そもそも特にほかの国を旅することに興味はなく、違う土地で生活し色々な人たちと知り合うことに意義を感じていたので、メキシコシティの滞在を延ばすことにためらいはない。

もしかしたら年末ぐらいまではメキシコシティにいるかもしれないし、いないかもしれない。
状況を見極めながら、この土地で暮らしいこうと思っている。

STUDENT'S @ WALKING SPAN 2 CONDESA
Screen_shot_20130820_at_50026_am

懸念だった滞在先も結局はAirbnbで上記場所を一ヶ月抑えた。家賃は一ヶ月843ドルとメキシコシティの相場を考えれば正直高めだが、ほかの人たちとシェアすることはないので、ある意味妥当かもしれない。ワンルームマンションが腐るほどあるブエノスアイレスだったら、同じ値段でもっと広いところが借りられるが、ここメキシコシティにはワンルームマンションが極端に少ないので、致し方がない。

コンデサ地区から3ブロック程度なので、場所も悪くない。オーナーのホルヘというおっさんはなかなかやり手で、マンションを合計6個くらい抱えており、すべてAirbnbで貸し出している。自分はカンクーンに住んでいるおり、本業はイベントオーガナイザーとのことだが、家賃収入だけで十分食べていけるだろう。

「おれはインターネットで学校経営をすることに興味あるから、話を訊かせてくれ!」とのことで、明日の夕方6時にお茶する約束をしている。やり手ビジネスマンのメキシコ人の話を聞くのも一興なので、快諾した。(「3ヶ月部屋借りたら、一ヶ月につき100ドルくらいまけてやるからどうか?」などと持ちかけてくるなど、商売熱心な人です)

メキシコシティにいると、なかなか景気のいい話しを聞くことが多い。
これはやはり国が伸びている証拠だと思う。

アルゼンチンに暮らしている頃は、景気のいい話などおろか、景気のいいアルゼンチン人などほとんど見たことがなかった。それだけでも、この国にいることの意義があるかもしれない。上り調子の国にいると気分も明るくなるし、なんだかこっちも楽しくなるものだ。

ブエノスアイレスにいたころは、外国人/アルゼンチン人としっかりと棲み分けがされていたが、メキシコシティではもう少し境界が曖昧だ。そのあたりが、この国の魅力かもしれない。スペイン語さえできれば、メキシコ人の友人を作ることはそれほど難しいことではないし、彼らも気兼ねなく接してくれる。

明日のことは考えないというラテン人気質はアルゼンチン人と同じだが、メキシコ人は今日をもっと精一杯生きている感じはする。(アルゼンチン人は今日さえ楽しければいいというある意味刹那的な感じがする)

経済というのは結局のところ、「人間」というミクロの積み重ねなので、メキシコ人ひとりひとりときちんと接していると、この国全体のことが見えてくる。

そのためにももう少しこの土地に長くいようと思っている。

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2013年8月17日 (土)

オンライン英会話か留学:どっちが英語習得への近道か?

結論から言うと、留学する時間があれば、留学すればいいし、時間がないのであればオンライン英会話で英語習得を目指せばいい。

ただ、それだけの話しだし、それ以上の話でもない。

ただいずれにせよ、「英語を使う機会」を日常生活の上で創出する必要はある。そのためにオンライン英会話を使うのもいいアイディアだと思うし、また外国人の友人などが作れる機会があるのであれば、それを活用したほうがいい。(ただ友人はあなたの文法の間違いなどいちいち指摘しないので、相当な上級者にしか通用しない方法です)

留学したら英語を習得出来るというのも大きな間違いで、たいていは習得出来ない。本当にきちんと勉強しないと習得出来ないし、多くの留学者は日本人同士でつるむので、ますます英語を話せなくなる。

上記本は、留学もせず、またオンライン英会話なんて心底便利なシロモノもなかった時代に、「英語の達人」となられた方々の奮闘を分析し、彼らに共通する学習方法を提示している本です。(弊社にも推薦文を寄せて下っている関西大学の竹内先生のご著書です。日本の英語教育界の大ボスです)

この本を読めばよくわかるし、また周りにいる「英語の達人」に訊けば分かると思うが、たいてい「えっ、マジ?こんなに勉強するの?」というくらい勉強している。

自分自身、いまとなっては周りのメキシコ人から「どこでどうやってスペイン語を学んだのか?」と訊かれるぐらいになったが、スペイン語を習い始めた当初は下記状態だった。(時々、どうしてアルゼンチン訛りなのかと訊かれることもありますが・・・・)

身振りーノ、手振りーノから「キエイロ フン!」へ:単語暗記の重要性について

とにかく最初は大量の情報量をインプットする必要がある。特に英語のように学校で習った言語ではなく、全く一から始めるスペイン語の場合は、尚更だ。

アウトプットとインプットの狭間で・・・・・・

また話せるようになるためには、その基礎となる文法を徹底的に勉強し、数学で言うところの「公式」を覚える必要がある。(英語の場合も学校で習った英語なんてほとんど役に立たないので、また一から「話せる英語文法」を勉強する必要がある)

そこから一度覚えた文法や動詞活用を反復し、ライティングなどを通じて、自分のなかに蓄積させる。それがだいたい自分の場合、一日3時間から4時間勉強して丸一年かかった。それから一年は「レッスンの質」にフォーカスして、マテアス先生を通じて、「よりスペイン語らしい表現」を磨いていった。

後悔がない人生のために:スペイン語を話すということ。(なんだかこうして、過去のスペイン語関連のブログを読み返すと、泣けてきます・・・・努力は裏切らない)

だから英語でもスペイン語でもどうやって勉強したかと訊かれたら、「ふつうにたくさん勉強した」と答えることしか出来ない。特に近道した記憶もないし、自分のレベルが上がるに連れて、きちんとその負荷を上げていった結果だ。

おそらく今後、留学もオンライン英会話も使わず、「英語の達人」となるような人たちは出てくるだろう。インターネットの世界で探せば無料の英語学習コンテンツなんて溢れているし、これらはこれからどんどん精度も質も良くなってくる。

だから、英語の学習方法自体を語るのは馬鹿げている。
重要なのは、あくまで自分にあった方法を見つけ、そして適度にその負荷をあげて、「より高みを目指す」ことが一番重要なのだ。

自分みたいに追い込まないと努力しないタイプは、実際に現地に行って、右も左も分からない状態に自分を追い込み、強制的に自分自身を勉強させて語学を習得する必要がある。またもっと自律心が富んだ人は自宅でこもっても、語学を習得することが可能だろう。

努力は人を裏切らないが、自己満足のための無駄な努力は辞めた方がいい。最終的に結果を決めるのは、「学習の質」だ。その学習の質を高めないことには、いつまでたっても満足に外国語を話すことは出来ない。それだけは断言出来る。

ただ、今言えることは新しい言語を獲得することには、「メリット」しか存在しないことだ。「英語を話せて損した!」とか「スペイン語あんなに勉強して損した!」と思ったことは一度もない。特にスペイン語に関しては、本当に自分を追い込んで勉強した甲斐があったと思っている。

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(メキシコシティに着いて、2,3週間ですっかりスペイン語の輪に溶け込んでいます。ブエノスアイレス時代の苦労が報われました。でも隣のフレデリック君(イタリア人)がどうしてこうもデレッとしているのか疑問です)

自分にとってみれば、「外国語を習得する」のはコミュニケーションのツールを増やすことに他ならないので、これからもまた違う言語を話す国に住む機会があれば、積極的に語学を習得していきたいと思っている。


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2013年8月13日 (火)

日本のオンライン英会話業界について:明るい未来はあるのか?

ふとツイッターを見ていると、下記謳い文句の新しいオンライン英会話スクールを見つけた。

「業界初コインパーキング型 勉強しない インスタント英会話 3分100円/オンライン英会話 月会費無し!!」

そして、極めつけは下記です。

「インスタント英会話ですので、ご利用は3分から(3分単位)、従来のオンライン英会話では、単価にすると一回当たりの受講料が100円と言うところもありますが、当サービスは100円だけの利用もOKです!」

ようは「おまえらども、どうせ毎日25分5000円のオンライン英会話スクールに金払っても、毎日受講しないだろ?だったら、最初から3分100円で始めて、それ以外課金されないサービスのほうが得だろ!」っていうことです。

ある意味、図星です。

毎日25分を1ヶ月欠かさず続けられたら、たいていのオンライン英会話スクールは潰れます。でも、ほとんどの人が毎日勉強しないから、というかせいぜい週2回か3回やる程度だろうから、儲かっているビジネスモデルです。

別に他社のことをとやかく言う筋合いでもないですし、オンライン英会話スクールというサービスを利用して、少しでも英語力が向上すれば、個人的には喜ばしいことだと思っています。

しかし、「勉強しない・インスタント英会話」とか言われると、普通に腹が立つ。どんだけ、舐めているのかと。

じゃあ、あなたは本当に勉強しないで英語をきちんと話せるようになったのか?毎日でも3分だけやって話せるようになったのか?25分でも足りないくらいなのに、3分のレッスンではどんなことが可能なのか?スキマ時間だけ有効活用しても、本当に英語を習得出来るのか?それも3分で?

普段からワンズワードの先生たちから、「いかに今以上にレッスンの質を上げていくか」そんなことをよく耳にするが、彼らは本当に知っているのだろうか?自分たちが働いている業界の大半はこんなものだと。

多くの人は、「楽して英語が話せるようになりたい」とまでは考えるが、「ではどうやったら効率的に少ない時間で英語を習得出来るか」ということを心底考えない。人間だから当たり前のように誰だって楽はしたい。しかし、その先を考えないと、それを見透かした人たちが「勉強しない英会話」「インスタント英会話」なんて謳い文句で新しいサービスを打ち出してくる。

日本の格安オンライン英会話スクールなんて、外見が違うだけで中身はほとんど同じだ。
それぐらいのことに、そろそろ気がついてもいい頃だろう。フィリピン人の学生が小遣い稼ぎにバイトしているだけだ。別にそれはそれでいいと思う。だが、外見上のことに惑わされて、同じ業態のスクールを行ったり来たりしていることは理解できない。

同じ時間を費やすならば、効率よく時間を使うべきだ。同じレベルの講師しかいないところを行き来しても、意味はない。量をこなす必要があれば、それでもいいが、同じ負荷をかけ続けても語学は上達しない。

クラッシェンと考える「質の高いレッスン」とは

上記でも書いたし、過去何度も書いているが、やはり自分よりも少し上のレベルの教材、レッスン内容を提示しないと、語学は上達しない。

もちろん、これまでもこれからも日本のオンライン英会話スクールの主流は、格安オンライン英会話スクールと呼ばれる毎日25分5000円のスクールだ。それはそれでいいと思う。しかし、本当に同レベルの先生たちから教わって英語力が向上するのか、疑問だし、「楽して英語を習得したい」という考えから一歩進めないと、ずっと業者の食い物にされて英語なんて一向に上達しないだろう。

ときどき、どれだけ多くの人が真剣に英語を習得したいのか疑問に思うこともある。

ただ、もし本当にそういう人たちにうちのサービスを受講してもらえるのならば、真摯に対応してきたと自負しているし、これからも安易な消費者に迎合はせずに、「いかに効率よく英語を習得出来るか」を考えてサービスを提供していきたい。

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2013年8月12日 (月)

決断を待つということ:メキシコシティにて

メキシコシティに着いて、二週間経ったが、特に観光もせずに過ごしたので、イタリア人のフレデリックとともにメキシコシティ近郊にある巨大遺跡テオティワカンに行ってきた。

Teo01

メキシコシティに長年住んでいるフレデリックの姉からの「テオティワカンに行くなら、なるべく朝早くに行ったほうがいい」というアドバイスのもと、「Autobuses del Norte」というバスターミナルのある地下鉄の駅に朝8時半に待ち合わせた。(コンデサ地区からだと、地下鉄を乗り継いで、30分くらいのところです)

そして、片道40ペソ(300円くらい)のバスチケットを買って、1時間かけてテオティワカンへとやってきた。

正直、そんなに気合を入れて朝早めに行ったところでどうってことはない遺跡である。

Frederic002(一人、楽しそうなフレデリックです)

ただメキシコの国力を示すものとして、非常によくメンテナンスが行き届いており、観光しやすい遺跡ではある。カンボジアのアンコールワットなんて、いまにも崩れ落ちそうなところが何箇所もあるが、テオティワカンはもちろん、そんなことはない。

しかし、当然のことながら、エレベーターなどはなく、階段で登り降りをすることになる。たかが遺跡のためにだ。昔、中国の万里の長城を登ったが、たまたま知り合ったアメリカ人が歩いていけるところは、端から端まで行くという人だったので、辟易した記憶がある。

人はなぜ遺跡を登り降りしたいのだろうか?
見るだけでいいのではといつも思ってしまう。

Frederic001(すべての遺跡を登り尽くしたあとの記念撮影です)

朝早く着いたこともあり、12時くらいにはすべての遺跡を見尽くしてしまい、近くのレストランで食事をして、帰路についた。

メキシコシティにも、そしてブエノスアイレスにも言えることだが、観光する街ではなく、住む街だなということだ。ただぱっと通り過ぎるよりも、なるべく長くいて、深く潜ると、色々と知ることが出来る。

ブエノスアイレスに着いた頃も、すべてが目新しく、わくわくしたが、2年も住むと、正直嫌なことがたくさん目に付く。おそらく、同じことがメキシコシティにも起こるかもしれないし、また起こらないかもしれない。

ただひとつ言えることは、この街に出来る限り長く居て、自分なりの結論が出るまで待ってみようと思っている。いつも思うが、「決断」はするのではなく、待つものだからだ。

そうして、決断が訪れれば、次の行動を移そう。それくらいの余裕を持って、この街に接していきたい。


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2013年8月 8日 (木)

必見!メキシコシティの住宅事情(誰の役に立つのか・・・)

メキシコシティに来て、二週間以上が過ぎた。
そして、Airbnbで宿を転々とすること、合計4回にもなる。

今日、引っ越したばかりだが、久々に一人でマンション一室を借りている。

Clean, comfy, convenient, walkable!
Screen_shot_20130808_at_73256_am

一週間で300ドルになり、一泊だと4000円ちょいという破格の値段でマンション一部屋丸ごと借りている。なぜなら、貸し手はいわゆるSublet(又貸し)をしていて、自分がアメリカに戻っているあいだの一ヶ月間だけ貸したいので、とびきり安い値段でAirbnbで出したらしい。

メキシコシティの住宅事情はすこぶる悪い。
とくに1部屋タイプのマンションが圧倒的に不足しており、最も多いタイプが二部屋、あるいは三部屋のマンションだ。(ちなみに今、借りているところも実は二部屋だが、もう一部屋の住人はたまにしかメキシコに来ないから、そこは鍵を閉めて、マンション一部屋全体を貸し出しているらしい)

外国人が集中して住んでいるメキシコシティで最もおしゃれでクールだと言われているコンデサ地区だと、二部屋タイプのマンションで日本円で10万から13、4万くらいはする。だから、多くのメキシコ人はコンデサ地区より少し外れたところでマンションをシェアして借りており、2000ペソから4000ペソ(1.5万から3万円)程度の家賃を払っている。(ちなみにメキシコのオラクルに勤める最近仲良くなったメキシコ人は、コンデサのど真ん中で5000ペソ(4万くらい)払って、合計3人でシェアしている)

Compartodepa(メキシコ人がよく利用するマンションのシェア募集サイト)

コンデサ地区近くに住む複数の外国人によると、一番オトクな家探しの方法は、気に入った地区を歩きながら、「賃貸」の看板を見たらそこに電話をかけて、交渉するという気が遠くなるほど効率の悪い方法だ。実際、昨日今日で試したが、値段も分からず、間取りも分からない状態で外観のみ見て判断して電話するのは骨が折れる作業だ。

世の中、オンラインでなんでもシェアして、ものを買ったり、売ったり、そして借りたりできるのは日本のような先進諸国だけなのだろう。

コンデサ地区は日本でいうところの青山や表参道みたいなところで、その隣に接しているのが、ローマ・スール、ローマ・ノルテという地区だ。この3地区が外国人に大人気のエリアになり、正直これらの地域以外に住んでいる外国人にいまだ会ったことはない。

待ち合わせも、食事も飲みもすべてこれらの地区で行われるので、結局のところ、ここに住むしか選択肢がないわけだ。(ちなみにメキシコ北部、ベネズエラ、そしてアルゼンチンから多くの人がこれらの地区に流入してきており、家賃は高騰している。ヘタすると、去年とくらべて3割増しのところもあるらしい)

Frederic01
(上記は最近、仲良くなったイタリア人のフレデリック君です。身長193cmもあり前職はモデルらしいですが、イタリア語、ドイツ語、英語、スペイン語、ポルトガル語の五ヶ国語を話すことが出来るので、今は観光業に鞍替えしたとのことです。)

最終的には、このまま友達を何人か作り、彼らとシェアするのも悪くないアイディアだと思っているが、すぐに宿を見つける必要があるので、頭が痛い。

しかし、明日は写真で紹介したフレデリック君と一緒に世界遺産の巨大都市遺跡テオティワカンというところに巨人男二人で行ってきます。(二人で、身長190cm以上のみ参加できるクラブを創設しました・・・・嘘です)

メキシコシティに着いて観光らしい観光は一切していないので、たまには遺跡まみれになるのもいいのかもしれないと思っている。

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2013年8月 3日 (土)

住所不定になりました:メキシコシティにて

メキシコシティは最高だ。
だが、しかしこれはもしかしたらブエノスアイレスに2年住んだ反動という可能性もある。

想像してほしい。

あなたが2年住んだところよりも、食事もバライティに富んでおいしく、ちゃんとした日本食屋もある。そして物価も安い。さらにインフレとも無縁だ。言葉もその2年住んだところと同じ言葉を話し、天候も非常に温暖で過ごしやすい。また治安も外国人が行き来するようなところは安全で、夜中で一人歩いてもそれほど危険はない。

片やあなたが住んだ街は、食事といえば肉しかなく、魚やましてやまともな日本食屋など皆無だ。インフレは年25%にもなり、スーパーに行くたびに気が滅入るくらい値上がりしている。車のマナーも著しく悪く、街で自転車を乗ることは命がけだ。そして、一番の問題は治安の悪さだ。窃盗や空き巣があとを絶たず、年々悪化している。

結果、ずるずると滞在を引き延ばし、今のところブエノスアイレスに帰るのは10月末あたりを予定している。こうなってくると、どこかの無職の人にも言われたが、「住所不定」となってしまった。

「どこに住んでいるの?」という質問に素直に答えられない。どちらかと言うと、メキシコシティに住みたい。しかし、荷物はブエノスアイレスだ。帰るところはブエノスアイレスだが、住むところはメキシコシティという気持ちになる。ブエノスアイレスも日本と同じように年に一回行けばいいか程度のポジションになる可能性もある。

ブエノスアイレスが圧倒的にどこよりも優れているところは、タンゴだ。あとは肉もうまいが、ブエノスアイレスに6年住んだ友人エリックいわく「いや、肉ですらメキシコシティに負けている。ここにはブエノスアイレスよりもうまいアサード(バーベキュー)を出すところがあるから」とのことだ。

ブエノスアイレス、ひいてはアルゼンチンを見ていると、「出来ないダメ息子」を持った心境になってしまう。完全に甘やかされて育ったから、文句ばかり言い、まるで生産性がない。一番の問題はその本人の自覚のなさだ。

でも、やはり愛情はあるので、あと10年くらいすればすくすく立派に育ってくれるのではないかと淡い期待をしてしまう。なぜなら、そのポテンシャルは備えているのだから。(アルゼンチンは天然資源も豊富で、土地も平坦な土地がほとんどで、広大な平野が広がっている。水も食料も事欠かず、食料自給率は200%だ)

また外国人もブエノスアイレスではあまり10年以上住んでいる外国人なんていなかったが、ここメキシコシティにはわんさかいる。(ちなみに今、Airbnbで借りているマンションのオーナーもイスラエル人でもう住んで11年とのことだ)

それだけ世界中から投資も人も集まってきているのだろう。

ビジネスなんて結局は人との出会いが一番大事なので、このままそんな魅力的な人々と交りながら、これからのことを考えていきたい。

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