メッシの生まれ故郷・ロザリオへと行ってみるの巻:初めてのアルゼンチン国内旅行
季節が日本と真逆なここアルゼンチンでは、すっかり秋が深くなってきた。
そうしてアルゼンチンに住み着いて、もう1年以上経っているけど、じつはブエノスアイレス以外の街を知らない。それはビザ更新のために三ヶ月ごとに国外に行くため、旅行と言えばどうしてもチリやウルグアイに行ってしまうし、それに広大なアルゼンチンを旅しようと思うと、どうしても日数をかけざるを得ないので今まで少し億劫になっていたこともある。
また最大の理由はスペイン語が出来ないと何をするにも不便なので、まずはスペイン語の勉強を最優先させてきたからだ。(去年の今頃なんて、八百屋でモノを買うことにもストレスを感じていたぐらいスペイン語がダメダメだったので、旅行なんて行く気分ではなかった)
そんな状況のなかでもひとつ気になっていた街がある。それがブエノスアイレスからバスで4時間ほどのところに位置するロザリオという街だ。あのサッカーのメッシが生まれたところとしても有名な街である。ブエノスアイレスで会う外国人やアルゼンチン人が口を揃えたかのように「ロザリオはめちゃくちゃいい街だ。ブエノスアイレスよりも暮らしやすい!」と絶賛する。
半信半疑だったけど、とりあえずスペイン語もぼちぼち話せるようになってきたので、週末を利用して行ってみた。
(ホテルの近くにあった美術館です。そのまま通り過ぎましたけど、立派な建物でした)
たしかにブエノスアイレスよりもよりヨーロッパの影響が色濃く残っており、街並みも中世から抜け出たかのような建物が数多くある。治安もブエノスアイレスのような殺気だった雰囲気は感じず、どこか牧歌的な雰囲気がある、とても過ごしやすい街だった。
(ちなみに今回はAIRBNBで見てもいい宿がロザリオにはなかったので、ホテルズドットコムというサイトで予約した。アジアではいつもアゴダというサイトで予約し、それ以外の地域ではこちらのサイトでよくホテルを予約している。今回泊まったのはこちらのホテルだが、ドルで予約しようとすると一部屋(2人利用)で2泊で240ドル(2万弱)くらいだったのが、日本円で予約したら15000円くらいだった。一泊だと二人で7500円くらいしかしない計算になる。日本のビジネスホテル並のお値段で100年も歴史のある立派なホテルに泊まれるとはかなりお得だ。きっと換算レートがおかしいだけのような気がするけど・・・・・)
ブエノスアイレスから引っ越してロザリオに住みたいかと訊かれると微妙な感じだけど、たまに来るにはいい街だと思う。街全体がとても綺麗だし、小ぢんまりとしていて観光するには適した街だ。
(街のど真ん中でオープンエアーなタンゴが繰り広げられていました・・・・ちょっと年齢層高かったけど、めちゃくちゃタンゴうまかったです。あんなふうに自分が踊れる日が来るのか・・・・)
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