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2012年5月

2012年5月31日 (木)

神降臨!マテアス・メソッドについて:語学上達の必殺技

週5回(1回90分)のレッスンを取っているマテアス先生のレッスンでは、先週までに今まで使っていたテキストが終了した。よって今週のレッスンは何をするのかなと思っていたのだが、月曜日に「medicamentos truchos(日本語で言うところのニセ薬ですね。もっと詳しく言うとアルゼンチン国内に出回っているニセ薬の記事です)」を議題に今週は勉強すると言って、200単語くらいのごく短い新聞記事を出してきた。

流れ的にはこうだ。

1. 記事を音読させる。

2. 内容把握(分からない言葉があったらマテアスに訊いたら教えてくる。もちろん、スペイン語でだけど。時々、言い換える言葉がさらに難解過ぎて聞き返すときがある)

3. マテアスが質問を三問ほど考えて、答えさせる。

4. 宿題として、記事について、あるいはそれに絡めた話題(日本での保険制度など、レッスンで話した内容)でライティングの宿題を出す。

火曜日は、まずはその書いたエッセイを音読させ、間違いを段落ごとに丁寧に直していく。文法的には問題なくてもスペイン語として不自然な表現があった場合はそれも逐一直す。

また同程度の長さ200単語程度の新聞記事、同じニセ薬のトピックだけど違う内容の記事を使って音読させる。宿題としては、月曜日のライティングの出来が悪かったので、再度清書させてもっと内容を掘り下げて書くように指示される。(ちなみにライティングの場合は、最大4回ぐらい同じ内容で書き直しされてます・・・・要求されているレベル高し!)

そして、今日も自分が書いたエッセイを音読して同じように修正をし、3つ目の記事をまた音読して内容把握していった。そして、最後の宿題に「こ、これか!やつはこれがやりたかったのか!」と符に落ちた。

それは今週読んだ3つの記事をまとめたエッセイを書かせるというものだった。だから、彼は似たような内容の記事を3つ事前に用意していたのだ。毎回トピックを変えると、結局は何も記憶に残らないが、3日続けて同じトピックだとボキャブラリーも重なってくるものもあるので、全体が把握しやすくなる。

一番のポイントは3つの違う記事を自分の言葉で要約するということだ。それをすることによって3つの記事を再度よく読んで、それこそ精読し、またそれらを自分なりに解釈して自分のボキャブラリーで今度は書くことになる。

今日は医薬品の記事、明日は中国の政治についてなど毎日違う内容の記事を読んでも意味がない。天才でもない限り、絶対に記憶出来ないから。しかし、同じような内容の記事を3つ用意して、それらについて書かせて、最後に要約の記事を書かせると記憶が定着し、アウトプットも容易になる。

マテアス、すげえよ、あんた。なんか感動した!

ということでワンズワードでも早速真似するように全先生に告知しましたので、希望者は「Matías Method(マテアス・メソッド)」と名づけましたので、先生にそのように希望を出してください。実際にこのレッスン方法を実施した会員様は特典チケット1枚・・・・ここはひとつもうちょっと張り切って特典チケット2枚差し上げますので、ぜひお試しください。(お一人様ご応募は一回きり、申し込み期限は2012年6月30日までとします。もちろん、3日連続で受講する必要はありません。お時間見つけて、きちんと質の高いエッセイを書いて先生にレッスン時にスカイプを通じてお送りください。できる限り、同じ先生でご受講いただけるとより効果があると思います。)

そして三回終了した時点で感想とともにメールをサポートアドレス宛にお送りください。

※ちなみに先生たちには例文として下記3つの記事を送っておきました。

http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/newsenglish/witn/031224_witn.shtml
http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/newsenglish/witn/2004/12/041210_climate.shtml
http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/tenyear/witn_2006.shtml

どれも「World climate change(世界の気候変動)」についての記事です。本当はもっと互いに関連性がある記事が望ましいですけど。

ご応募お待ちしております!

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2012年5月28日 (月)

ラテン流の財政破綻への処方箋:ブエノスアイレスより

夜のブエノスアイレスの街を歩いてみて、いつも「すごい活気」があると思う。
年間インフレ率は25%に到達し、生活をしていていても、日々日常品が値上がりしていくのを実感しているし、また「財政破綻」はいつ来るのかと人々は密やかに囁きあっているのが現状な国だ。

アルゼンチン、石油大手を再国有化へ

上記記事にあるように最近、アルゼンチンはスペインの石油会社が持っていた株を接収して、元国営だった石油会社を自分の元に取り戻した。

現大統領のクリスティナいわく「アルゼンチンはラテンアメリカで唯一、いや世界で唯一、自国の天然資源を管理していない国だ」とのことだ。

事情を知っている人ならば、「こいつ、あほか」と思うのだろう。そもそも経済破綻の危機にあった20年ほど前にほとんどの株を売っぱらって民営化したのは当のアルゼンチン政府だからだ。

また今年に入ってドル規制がすさまじく、外国人は家賃をドルで支払う必要にあるにもかかわらず、まともに買うのが非常に難しくなった。

アルゼンチンの食料自給率は200%を超えているので、何があっても食うには困らないし、天然資源も豊富なので、自給自足の生活が出来ることをいいことにどんどんと鎖国化が進んでいるように思える。

しかし!

である。ここの国の人たちはそんなこと関係ないとばかりに人生を謳歌している。「明日のことは明日決めればいいさ」とばかりに、銀行口座に1000円しかないというアルゼンチン女性37歳(ロレーナ先生)がいたり、アメリカ人とデートに行くのに100円しか持たないアルゼンチン男性27歳がいたりする。

日本でも財政破綻の危機が叫ばれ、「やれ、ギリシャのようになる」とか「いやいや、アルゼンチンのようになる」と言われているが、どちらの国もラテンであり陽気な人たちであることを忘れてはならない。自国が経済破綻しようが、鼻が利く人たちはとっとと自分の金は外国に持ち出すだろうし、破綻しようが槍が降ろうが、何食わぬ顔で生きていくだけの図太さが身に付いている。

ここの人たちを見ていると、「会社をクビになろうが、国が破綻しようが、個人単位できちんと責任を取って生活していればなんとかなる」のではと思う。もちろん、彼らの最大のせーフィーティネットの家族の存在を忘れてはならない。(最低でも週一回は家族と集まり、アサドと言われるバーベキューをするのがアルゼンチン人の常である。いざとなったら彼らを頼りにしようと思っている人たちは非常に多い。ちなみにスペイン語のレッスン中にママからの電話が何度もかかってくるのが当たり前です)

会社、国などと声高に叫ぶよりは、所詮は自分次第と割り切って考えていれば、人生それなりに身軽になり、より楽しくなるのではないだろうか。


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2012年5月25日 (金)

英語学習にかかる「コスト」という概念について

例えば、自分がパソコンやカメラを購入するときは、徹底的にインターネットで調べて、「とにかく一番安い店」で購入する。それは品質も同じ、よって手にするものも同じであるから、当然の所作だと思う。もちろん、仮に自分がパソコンの知識やカメラの知識がなく、歩いていける範囲で電気屋さんがあり、何かあったときに色々と聞けるという状況ならば、話しは違うかもしれない。

しかし、ものはもので、品質はどの店から買おうが一応担保されている。

英語学習、ひいてはオンライン英会話は違う。売っているものは「モノ」ではなく、「サービス」であるからだ。

昨日、先生方からうちのトライアルレッスンを受講している方々が一番求めているものを聞いて、ふと思った。皆様方は「コスト」が一番大事だと言う。でも、この際に言うコストとは一体なんだろう?

自分は今、ここブエノスアイレスでスペイン語を習っているが、仮に先生を選ぶ際に「一番重要視しているものは?」と訊かれたら、相性や価格などよりは「成果が見えるかどうか?」と答えるだろう。現によく取っていたメルセデス先生ロレーナ先生のレッスンをもう取っていない。なぜなら、ずっと習ったところでこれ以上の成果は期待出来ないからだ。

英語学習、ひいては外国語学習におけるコストとは、結局は「成果が上がるかどうか?」ということに尽きると思う。特に間違いも訂正されず、レッスンプランも持ち合わせていない先生に習っても時間の無駄だ。そんな先生に習うのであれば、お金を使う必要もなく、適当に「英語、あるいはスペイン語を話す友人」を作れば、それで足りる。

ただずっと今のレベルでスペイン語を話し続けても、一向に自分が目指すレベルであるスペイン語には到達出来ないだろう。外国語を話すのは簡単だ、問題は自分と相手にストレスをかけずにいかにコミュニケーションが取れるかどうかだ。

今のスペイン語だと自分がものすごくストレス感じる。なんというか自分で言うのもなんだけど、「ちょっとあほっぽいスペイン語だな」と思う。もっと違う言い回しがあるのに、単刀直入な子供が使うような言い回ししか出来ないからだ。

そんな外国語のレベルで満足というのであれば、それでいい。でも、自分は嫌だし、そういう志を抱いた人たちが日本にも少なからずいるだろうと思い、ワンズワードオンラインというオンライン英会話スクールを立ち上げた。

ターゲット層はすなわち、自分のような人たちだ。

いつの日かもっと日の目を見るのではないかと、ブエノスアイレスでぼんやり考えています。

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2012年5月21日 (月)

アゴラ:国際社会から取り残されないために:英語学習の現状について

ちょっと気になったので、またアゴラに投稿しました。

国際社会から取り残されないために:英語学習の現状について

こんなことはもう百も承知かと思いますし、わざわざ言う必要もないことかもしれないませんが、一応書いておこうと。

「TOEIC900点取っても、英語は話せるようにはなれない」という残酷な事実について、多少なりとも指摘したほうがいいのではと思い、書いてみました。

それにしても日本でのケンブリッジ検定試験は金がかかり過ぎるので、絶対に普及しないでしょうが。

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2012年5月19日 (土)

アゴラ:正しい目標設定のために:TOEICをdisってみる

英語のテストと言えば、日本ではTOEICがまず真っ先に思い浮かぶが、ヨーロッパでは当たり前のようにケンブリッジ検定試験だ。

ケンブリッジ大学一般英語検定試験

自分もイギリスに留学するまで全く知らなかったけど、イギリスの語学学校では試験対策コースが設置され、1年ほど留学している生徒のほとんどがFirst Certificate in English (FCE)という試験を受ける。

レベル的には中上級だが、日本人でも一年留学してしっかりと勉強すれば、まず問題なく取れるレベルのテストだ。試験自体はスピーキング、ライティング、文法と語彙力テスト、それにリスニングと全分野を網羅しており、試験対策のために勉強するだけでも総合的に英語の能力を高めることが出来る。

実際に試験官が直接面接してスピーキングのテストを担当する関係で日本での普及度は非常に低いが、ヨーロッパではTOEICなんて誰も知らないだろうが、ケンブリッジ検定試験のことはみんな知っている。

語学を上達するための必須の要素として、「目標設定」があるが日本人が今だ中々コミュケーションを成立させることが出来る英語力を身に付けられないのは、間違った目標設定をしていることも一因ではないだろうか。

TOEICは「英語を出来ない人を足切り」するには適したテストだと思うが、「英語が出来る人」をきちんと評価するテストとしては問題が多い。特にコミュケーションを成立するうえで欠かせないスピーキングとライティングのスキルを計らないのは問題だ。(もちろん、TOEIC SWとして称して、それに取り組む姿勢を見せているが、正規のテストにそれを組み込まない限り、永遠に言われ続ける批判だろう)

今の英語学習者の多くはTOEICで高得点を取ることを主眼としており、そのための対策を取ることに余念がない。だが、それははっきりと言って時間の無駄だ。本来ならば、「コミュケーションを成立させるために十分な英語力」を身に付けることを目的とするべきで、そのための習熟度を計るためにテストが存在する。

だが、実際はTOEICで高得点を取るために英語を勉強している学習者がほとんどだと思う。自分自身、イギリスに留学中にケンブリッジ検定試験(FCEよりも一個上のレベルのCAE)を受けて合格し、日本に帰国してから何の対策もせずにTOEICを受けたが問題なく900点は取れた。(ちなみにCAE対策コース取って、クラスで一番の劣等生ながらも何とか合格しました。そのときの顛末は「語学学習に役立つ自己否定について」に詳しいです)

TOEICはテストとしては非常に完成度は高く、初心者から中級者までを選別するのには適したテストだ。しかし、英語を仕事で使うレベルである中上級者から上級者までの英語力を計るテストしては全く適していない。そのことを念頭に置いて、TOEIC試験対策はほどほどに、きちんとした使える英語の勉強をしたほうがよほど今後の人生に役に立つ。

TOEICで高得点を取った人たちは腕試しに、ケンブリッジ検定試験を受けてみるといいかもしれない。小手先のテクニックは全く通用せず、きちんと英語力を身に付けないと太刀打ちできないことがお分かりいただけると思う。

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2012年5月18日 (金)

どうしてブエノスアイレスに住んでいるのか:今一度考えてみる

また最近、新しい住処を探して、ブエノスアイレスの街をうろうろしている。
せっかくブエノスアイレスに住んでいるので、ブエノスアイレスらしい物件がいいなと思っているけど、それがなかなか難しい。

そして、不動産さんが浴びせてくる質問で一番多いのが「どうしておまえはブエノスアイレスにいるのか?」という質問だ。

まったくだ。

自分でも時々、「どうしてこんなに一生懸命スペイン語を勉強しているのだろう?」とか、「なんでわざわざ地球の裏側まで来て、生活しているのだろうか?」という根本的な質問が浮かぶ。

もう答えるのが面倒くさいので、「おれは、ブエノスアイレスに惚れているのさ、ふっ」という感じで適当にごまかすのだが、ブエノスアイレスの人たちが仮に東京に10年も住んだら、きっと今のこの気持を理解してくれるだろう。(まあ、そんなことはあり得ないけど・・・・)

世界一人口密度の高い東京で、ちょっと外出して気がついたら5000円くらいはあっという間になくなり、満員電車に毎日揺られ10年経ったら・・・・地球の裏側まで来て住んでみたいと思うのが人情ってもんだ・・・・。(ちなみに、東横線がみなとみらい線に変わった途端になぜ運賃が急に上がるのかという形而上学的な問題について、深く考察して欲しい。まあ、運営会社が変われば運賃が跳ね上げるのは頭では理解できますが)

ブエノスアイレスの地下鉄の値段は最近、二倍になってみんなが大騒ぎしたけど、今のところわずか50円ほどだ。25円が50円に上がったから、二倍って言えば二倍だけど経済大国の日本から来た平たい顔族にとってみれば、雀の涙の金額だ。

タクシーも最近値段が上がったけど、初乗り運賃は150円ほどだ。「今日は遠くまで行ったなー」と思っても800円もあれば足りる。うっかり終電を逃して、6,7000円もの大金を費やしていた頃が懐かしい。

「ブエノスアイレスは高いのか、安いのか?」と言われたら、「高い」と答えるけど、こと交通機関に関しては死ぬほど安い。そして、東京と違い、だだっ広い空間がそこには広がっているので、居心地いい。そんなブエノスアイレスを一言で言い表すと、「先進諸国のような豊かな文化を持つ、発展途上国都市」と言ったところか。

外食も服や電化製品も総合的には日本のほうが安いけど、それでも「居るだけで楽しい」と思えるのは今は自分にとって東京ではなくブエノスアイレスだ。

だけど、究極的には頭で考えるよりは体で感じて、行動するのみだろう・・・・だからと言って、地球の反対側までわざわざ来る必要もないのだろうけど。

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2012年5月14日 (月)

つれづれなるままに語学学習について語ってみました

日本からブエノスアイレスから戻ってきて、一ヶ月弱が経過した。
日本滞在中にすっかり錆び付いてしまったスペイン語も、毎日のレッスンでかなり向上し、一年前の自分を振り返り、「よくぞ、ここまで来た」というレベルにまではなったのを実感している。(ちなみに今はマテアス1号を週二回、マテアス二号を週五回の一週間7レッスン体制で、合計レッスン時間は一週間で10時間半です。それに毎日宿題があるので、プラスで一日一時間か、一時間半ほど勉強している程度かなと)

一年前はなにせ「HOLA!(オラ:こんにちは」しか文字通り知らなかったのに、今では初対面の人でも色々と会話が繋げるようになってきた。ただ一対一の会話だとあまりストレスは感じないけど、アルゼンチン人同士の会話についていくのはまだきつい。

このハードルはなかなか高いので、「あと一年くらいかな〜」と気長に考えている。ただ言いたいことはきちんと言えるようにはなったので、それだけでもかなり嬉しい。思えば、去年の今頃はひたすら動詞の活用に悩まされ、「こんなアホみたいに活用する言語、果たして使いこなせるようになるのか!」と半信半疑でしたが、ようやく光が見えてきた感じです。

きっと、この調子であと一年ほど打ち込めば、ある程度満足できるレベルには到達できるのでは、自分で自分に期待しています・・・・・でも、それから数年はこっちの人と交わりながら生活しないと、自信を持って「スペイン語が話せる」と言えるレベルには到達出来ないのだろうなと、おぼろげながらも実感しています。

こと語学学習に関しては、明日の自分に期待してもしょうがない。一年後、あるいは数年後の自分を想像して、今よりも圧倒的に語学力が向上している自分をイメージして、そのためにはどうすればいいかと物事をブレイクダウンして考えて、行動するしかない。一日、二日勉強して語学力が向上するのであれば、苦労しない。

去年の今頃も、「これ、いじめか?」と思えるくらい動詞の活用の暗記をやらされたが、それが糧となって今がある。そのことを肝に命じて、今確実に増えつつ宿題に対面し、「こんなに出すなよ!」と心のなかでは愚痴りながら、スペイン語学習に励んでいる。

時々、なんのためにこんなにスペイン語を勉強しているのか分からないときもあるが、あまり深く考えないようにして、とにかくこの目の前の難敵をやっつける所存で、毎日取り組んでいます。

だけど「今一番楽しいと思えることは?」と訊かれたら、「スペイン語を勉強しているとき」と答えることは絶対ないけど、「スペイン語を話しているとき」と答えるかもしれない。

英語やスペイン語を話す自分を持つのは、それだけでも何かわくわくすることだし、人生をより深く楽しめる。物事に対する対価や目先の利益よりは、そういうことを少しでも自分の人生に増やすことにこれからも取り組みたい。

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2012年5月 9日 (水)

メッシの生まれ故郷・ロザリオへと行ってみるの巻:初めてのアルゼンチン国内旅行

Rosario_tree

季節が日本と真逆なここアルゼンチンでは、すっかり秋が深くなってきた。

そうしてアルゼンチンに住み着いて、もう1年以上経っているけど、じつはブエノスアイレス以外の街を知らない。それはビザ更新のために三ヶ月ごとに国外に行くため、旅行と言えばどうしてもチリやウルグアイに行ってしまうし、それに広大なアルゼンチンを旅しようと思うと、どうしても日数をかけざるを得ないので今まで少し億劫になっていたこともある。

また最大の理由はスペイン語が出来ないと何をするにも不便なので、まずはスペイン語の勉強を最優先させてきたからだ。(去年の今頃なんて、八百屋でモノを買うことにもストレスを感じていたぐらいスペイン語がダメダメだったので、旅行なんて行く気分ではなかった)

そんな状況のなかでもひとつ気になっていた街がある。それがブエノスアイレスからバスで4時間ほどのところに位置するロザリオという街だ。あのサッカーのメッシが生まれたところとしても有名な街である。ブエノスアイレスで会う外国人やアルゼンチン人が口を揃えたかのように「ロザリオはめちゃくちゃいい街だ。ブエノスアイレスよりも暮らしやすい!」と絶賛する。

Rosario_central


半信半疑だったけど、とりあえずスペイン語もぼちぼち話せるようになってきたので、週末を利用して行ってみた。

Rosario_museo(ホテルの近くにあった美術館です。そのまま通り過ぎましたけど、立派な建物でした)

たしかにブエノスアイレスよりもよりヨーロッパの影響が色濃く残っており、街並みも中世から抜け出たかのような建物が数多くある。治安もブエノスアイレスのような殺気だった雰囲気は感じず、どこか牧歌的な雰囲気がある、とても過ごしやすい街だった。

Rosario_park_osan

(ちなみに今回はAIRBNBで見てもいい宿がロザリオにはなかったので、ホテルズドットコムというサイトで予約した。アジアではいつもアゴダというサイトで予約し、それ以外の地域ではこちらのサイトでよくホテルを予約している。今回泊まったのはこちらのホテルだが、ドルで予約しようとすると一部屋(2人利用)で2泊で240ドル(2万弱)くらいだったのが、日本円で予約したら15000円くらいだった。一泊だと二人で7500円くらいしかしない計算になる。日本のビジネスホテル並のお値段で100年も歴史のある立派なホテルに泊まれるとはかなりお得だ。きっと換算レートがおかしいだけのような気がするけど・・・・・)

Rosario_park01

ブエノスアイレスから引っ越してロザリオに住みたいかと訊かれると微妙な感じだけど、たまに来るにはいい街だと思う。街全体がとても綺麗だし、小ぢんまりとしていて観光するには適した街だ。

Rosario_tango(街のど真ん中でオープンエアーなタンゴが繰り広げられていました・・・・ちょっと年齢層高かったけど、めちゃくちゃタンゴうまかったです。あんなふうに自分が踊れる日が来るのか・・・・)

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2012年5月 5日 (土)

謙虚さは大事だけど・・・・:これからの日本人に期待すること

今日、スペイン語の授業で「アルゼンチン人は、世界で日本のことが一番好きらしいね」ということを聞いた。

ESPAÑA-ARGENTINA: REPUTACIONES

元はスペイン人とアルゼンチン人が互いにどのような感情を抱いているかを調べたリサーチ記事なのだが、その結果として、スペイン人はアルゼンチン人のことは好きだけど、アルゼンチン人はそれほどスペイン人のことは想っていない、いわば片思いの状態だという内容だ。

そのなかでアルゼンチン人が一番想いを寄せている国として日本の名前が挙がっている。この調査をしている会社はCountry Reptrak™という会社なのだが、ググって調べたら面白いデータが見つかった。

20120505_64118_2
Gap Between Country Self-Image and External Perception(PDFのデータですが、ほかにも色々と面白いデータが載っています)

これはようは「自分の国に対する自己評価とほかの国の人がその国をどう思っているかの差」を照らしあわせてグラフ化したものだが、一番自信過剰なのがインド人、トルコ人、それに中国人と続き、一番自分たちを過小評価しているのは、ギリシャ人、イタリア人、ベルギー人、それに日本人となっている。

経済危機が叫ばれているギリシャやイタリアを除くと、日本とベルギー人はなぜか突出して自己評価が低い国となる。このデータは自分が世界を旅した経験で出会った人たちの印象とも合致している。(唯一、イタリア人とギリシャ人は納得がいかないが、今は経済がダメダメなので自暴自棄となっているのだろう)

日本人はよく「いやー、そんなことないですよ」「ほんと、たいしたことないです」「運が良かっただけですって」と言うが、このようなセリフはほかの国の人から聞いたことがない。外国人に「英語話せる?」と訊くと、「バッチリ」と言う割にはダメダメな人が多いし、スポーツなどに関してもやたら自信満々な人が多い。

物事は「出来る」と言えばチャンスは広がるが、「出来ない」と言えばそれっきりだ。もちろん、全く出来る可能性がないことに対して「出来る」と言うのは犯罪だけど、出来るかどうか分からないけど努力すれば出来る可能性があることに「イエス」というのは、「チャレンジする」と言う。

今のところ、グラフ的にはマイナスなのだから、「これ出来ないかも知れないけど、俺なら出来るはず!」と思えるくらい、なんでもチャレンジしても、国全体のバランスを見ればまだ余裕はあるはずだ。(あんまり増えすぎても、「日本人には困ったやつが多い」という評判になるけど、今ならまだいけるはず!」)

謙虚であるということは尊い美徳だし、それはけっして失うべきではない。しかし、それが勝ちすぎて、チャレンジすることがなければ、これからの世界で繰り広げられる厳しい競争社会は生き残れないのも事実だ。(謙虚さを表現する文法は日本社会では有効な処世術ではあるが、世界ではそんな文法は通用しない)

ちなみになぜベルギー人がそんなに自己評価が低いのか謎です・・・・ビールと料理はおいしいけど、フランスには叶わないという劣等感から来るコンプレックスかもしれませんね。

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2012年5月 3日 (木)

アゴラ:ノマドのガラパゴス化について

久しぶりにアゴラに投稿しました。

ノマドのガラパゴス化について

なんか最近、ここブエノスアイレスでは「あの人見かけないなー」と思ったら、ザンビアやタイに行ってたりするので・・・・・

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