ソーシャルビジネスという企業理念について
ワンズワードがサポートしているフィリピンの高校生4人が無事高校を卒業したという連絡が、提携しているフィリピンのNGOから来た。
そもそも最初にオンライン英会話スクールを運営しようと思って起業したわけではなく、ソーシャルビジネスという考え方に共鳴したからこそ始めた会社なので少しでも人の役に立てて嬉しく思っている。
〜ワンズワードがサポートしている経済的に恵まれないフィリピンの高校生の感謝の言葉はこちらからダウンドードできます〜
ただこのように書くととても聞こえがいいが、自分がやっていることと言えば、生徒様から数百円寄付していただき、それを集めて、フィリピンのNGOに寄付しているだけのことだ。別に人に誇れることでもなんでもなく、感謝されると逆にくすぐったい気持ちになる。
日本とフィリピンの経済格差に注目して、日本人にとってわずかなお金でも、フィリピン人にとってみれば、大きな支援になる。その可能性に気づき、仕組みを作った。塵も積もれば山となるではないが、すでに10名近く支援してきたことになり、今後ももっと増えていくだろう。
ただこのようなことだけではなく、もっと直接的な支援の形を形作っていきたいと思っている。そのためには会社としてもっと成長する必要があるし、体制ももっと改善していかないといけない。
フィリピン人の先生方を日本に呼ぶということも、直接的な関わりを増やし、彼らの人間的な成長を促すという意味でも続けていきたい活動だし、今後もっと多くの先生たちに日本を経験してもらいたいと思っている。
また英語を本当に必要な人たちに最高質のレッスンを提供し、彼らの英語力向上にも貢献していきたい。ただ方向性としては、間接的に影響を及ぼすよりは、もっと積極的に人の人生に介入して、なるべく彼らの人生がより良くなるようにしていきたい。(偉そうですいません)
おせっかいを焼くのが好きなのだろう。でも、自分という存在抜きでもきちんと回る仕組みを作ることがとても重要だと思っている。
伝わる人には伝わるし、伝わらない人には伝わらない、でも伝える努力は今後も最大限していきたい。「ただの英語のレッスン」を提供するオンライン英会話スクールを経営していくことになんの興味も湧かない。自分が行なっていきたいことは、あくまでソーシャルビジネスという考え方に則って、「人の人生をより良くしていく」ことだ。
これからもそのような考え方でサービスを展開出来たらと願っている。
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