自分を騙す勇気:これからのこと。
ノマドワーキング(オフィスからではなく、遊牧民のように自由に仕事場を選んで仕事すること)とは聞こえはいいが、会社あるいは学校などの「出会いの場」がないと、人に会う努力をしなければ「仕事」しかない味気ない生活になってしまう。
ブエノスアイレスに来て、2ヶ月以上経ったが、それが一番の悩みだった。
今までの社交生活と言えば、毎日のスペイン語のレッスンでメルセデス先生に会うことと、週一回のテニスレッスンに通うことくらいだ。これではまずいと思い、色々と出会いの場に出かけていき、たまたまアメリカ人たちが集まるパーティーに参加した。
そこで自分と同じようにすべてオンラインで完結させて仕事をしている人たちと出会い、非常に大きな刺激を受けた。また彼らは自分と同世代であり、その人達が国は違えど同じような生き方をしているのに、ある種の驚きを感じた。
ブエノスアイレス、あるいは海外で仕事をしたいから起業したわけではない。たまたま状況が許すようになったから、海外に出てみたのだが、結果は自分自身の人生に大きなインパクトを残すことになった。
たぶん、僕は日本の自分の人生に倦み疲れていた。人間関係も仕事もある程度は予測可能な状態だったので、そのままだと本当にまずいと感じていた。べつに同じような毎日を送ることを非難はしないし、それが悪いことだとも思っていない。
ただ、自分には合わない。
僕は諦めの悪い人間だと思う。死ぬ直前まで自分の夢を諦めたくはない。それよりも何よりも自分の可能性を諦めたくはない。状況を変えれば、「新しい自分」を発見することはままある。
ウソでもいいから夢を見続けたいと思う。
自分を騙してもいいから、なるべく長く「漠然とした希望」を抱きつつ、新しいことにチャレンジしていきたい。もちろん、別にすべてが報われるとは思ってはいない。むしろ、報われないことのほうが多いだろう。だが、自分個人の人生に落とし込めば、それはただ単に「やること」に意義があるだけで、それ以上の意味は何も求めていない。
何かを成し遂げることよりは、今この瞬間どう生きるかにエネルギーを費やしたい。未来は無担保でやってこない。失敗をした数だけ、次の成功の確率は高まる。
環境は整えたので、あとは自分がどうするかだと思っている。これからの自分がとても楽しみだ。
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