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2011年5月

2011年5月30日 (月)

学習スタイルの違い:努力と惰性の狭間で

ノマドワーキング(働く場所を自由に選択する働き方)の特徴は、オフィスにも行かず、満員電車に乗って通勤する必要もないので、自分で使える時間が飛躍的に増える。それ自体はとても歓迎すべきことだが、時間を区切る要素が何もなくなるので、かなり気を付けないと、だらだらと時間を過ごしてしまう。

だから、ブエノスアイレスに来てから規則正しく時間を過ごそうと、ある程度自分で時間割を決めている。ただそれでも、日本にいるときと違い、打ち合わせや夜飲みに出かけることもないので、とても地味な生活を送っている。

何よりは今はスペイン語の勉強に時間と労力を取られており、それは今後も続くだろう。毎日90分レッスンを受けているが、それだけだとスピーキングを磨く時間が足りないので、週二回のレッスンは2時間にして、30分はフリートークの時間を今週から設けることにした。
(以前まではレッスンはすべて英語で受講していたが最近はすべてスペイン語になりつつあり、また英語で意思疎通を図ると「スペイン語で!」と怒られるので、レッスン時間増加についての申し出も、ちゃんと伝えるのすごく苦労した)

「人から言われなくても努力するような立派な人間」になりたいとは心がけているが、つい最低限の努力で済ませようと思うので、なるべく意図的に自分に負荷をかけるようにしている。これでもまだまだ足りないので、次は自分をどうやって追い込もうかと考えている。

人はそれぞれ自分に合った学習スタイルがある。

ガードナーの多元的知能とアメリカの公教育

ガードナーによると、「ほとんどの人が八つの知能のいくらかずつ持っているが、優れているのは二つか三つだけである」ということだ。

そして動機には二種類ある。

●外発的動機付け:課題の外側から与えられる場合。
●自発的動機付け:課題そのものが本質的に興味深く、楽しめるために課題から刺激を受け、最後までやり通したくなるような場合。

たとえば、ユニクロや楽天の社員にように英語を公用語すると言われて英語を勉強している人たちは、外発的動機付けにより英語を勉強していると言える。このタイプは私見だが、男性に多いように思える。一方、女性の場合は知的好奇心などから英語を始める人たちが圧倒的に多いので、自発的動機付けにより英語を学習している人たちが多いという印象を受ける。

これを自分に当てはめると、スペイン語も英語も完全に「自発的動機付け」による。ブエノスアイレスに住むだけなら、英語で事足りるが、ここに住んでいる人たちの中に溶け込もうとすると、スペイン語は必須だ。

ただ自発的動機にしろ、外発的動機にしろ、相互に補完しあう関係をいかに築くかがより重要だ。例えば、会社に言われて英語を勉強する羽目になってしまっても「嫌々英語を勉強する」のと、「よし、どうせなら好きな洋画を字幕なしでも見れるくらいになろうじゃないか!」などと前向きに取り組む場合ではその成果には著しい差が出ることは容易に想像出来る。

ようはいかに自分自身というものを自覚し、それにあった学習環境を構築し、「より楽しく学習できる環境」を築きあげるかだ。ただだらだらと自分にノルマを課して学習しても楽しくないし、長続きはしない。

努力と惰性の狭間でうまいバランスを見つけて、粛々とこれからも学習していきたい。


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2011年5月26日 (木)

ワンズワードとは:ドMの人たちのためのサービスです。

相変わらず新しいオンライン英会話スクールが次々と設立されて、受講者側にとってみても、「果たして、どのスクールが一番いいのか?」と非常に悩むことになる。

ワンズワードオンラインを設立したときに一番重要視したのは、「先生の質」だが、ではその「質とは?」と問われたときに用意している答えは「自分でも受講したいと思う先生」だ。もちろん、自分も完璧な人間ではないので、相性の問題もあり、信頼できる人たちの意見も聞くが、最終的な採用はすべて自分で決断している。

では、その質を担保するためにはどのようにすればいいのかと言うと、先生の待遇(特に賃金)をよくすることだ。他社よりも高額な賃金を払うことにより、その優秀な先生たちを惹きつけることが出来る。

しかし、「質」と「価格」はどちらが目に見えるというと、圧倒的に「価格」ではある。だからこそ、出来る限り価格を下げた格安オンライン英会話スクール(1レッスン100円前後だが、一日25分のレッスンを30回受講した場合)が乱立する。

一言語学習者として、すこし悲しい状況ではある。「語学を習得するために一番大切なのは、果たしてお金なのか」と冷めた目で見ている。別に自分を正当化しようとは思わないが、使うお金が減れば減るほど、英語が上達するわけでもなく、もちろん逆もまた然りだ。

一番重要なのは、自分に合った先生を見つけ、彼、彼女たちをモチベーターとして、「継続した学習が可能な環境」を構築することだ。乱立しているオンライン英会話スクールを片っぱしから試すよりは、単語のひとつやふたつ暗記でもしたほうが、身になることもある。

どんな素晴らしいオンライン英会話スクールでも、あなたの英語学習を救う「救世主」にはならない。当たり前の話だが、そのような語学習得に関しての知識が圧倒的に不足している人たちがあまりに多いので、ある種の危機感を抱いている。

優秀な先生は、優秀なガイドとなりモチベーターと成り得るが、なにも救世主にはならない。結局は人生、自分で自分を救う以外に、助かる道はない。

英語は世界中の人々と話すことができる最良のコミュケーションツールではあるが、それを得るための「英語の学習そのもの」はどこまでも孤独で茨の道である。だからこそ、そのような人たちの助けとなるような「学習環境」を構築したいと思い、ワンズワードでは学習フォーラムやツイッターなどを使って生徒様同士の交流をはかり、グループレッスンなどもほぼ毎日開講している。

日本においては、英語は必須ではない。別に英語を話せなくても、楽しく生きていける。しかし、何を思ったか自分の人生のうち1000時間、2000時間ほど喜んで英語学習に捧げるというドM根性の丸出しの人たちが中にはいる。

そのような人たちのためのサービスを今後も提供していきたいと思っている。

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2011年5月24日 (火)

急がば回れ・・・・・・言語習得への道。

スペイン語を勉強し始めてから、ようやく一ヶ月が経った。週五回90分のプライベートクラスを受講しているが、それでもまだまだ形になっていない。(まあ、一ヶ月なので当たり前ですが)

スペイン語は英語と違い、すべての動詞が時制と主語によって活用し、イレギュラーに活用するのもたくさんあるので、暗記の量が半端ない。そして、新しい動詞の活用を覚えては、以前覚えた動詞の活用を忘れるという醜態を繰り返している。

プライベートレッスンでは一日90分程度が限界なので、次のステップとして、語学学校に入校することを検討している。以前、レッスンの質としてはグループレッスンはプライベートレッスンより劣ると書いたが、その考えは今でも変わらない。では、なぜ入校するのかというと、「スペイン語を話す機会の創出」をするためだ。

毎日90分と言っても、90分間話してるわけではなく、だいたいが文法の説明(ここは英語)を聞いていたりしているわけだから、話す機会はそれほど多くはない。入校しようと思っている語学学校は一日4時間の集中講義なので、二、三ヶ月程度自分をスペイン語漬けにした日々を送るのも悪くないかなと思っている。

日本の学校での英語教育は中学校から大学まででだいたい1000時間程度だと言われている。
(参考資料:http://www.nullarbor.co.jp/guidance/toeic_g02.htmlほかにもTOEICについて考察が書かれており、非常に興味深い記事です。ぜひご一読あれ!)

そしてコミュニケーションが成立できるとされる程度の語学力を習得するためには3000時間が必要とされている。今までの総時間数は一日90分のレッスンと宿題をこなす時間などを換算しても、一日3時間程度と思われ、それを30日間で計算すると90時間しかしていない。

今のペースだと一年経っても1000時間がやっとなので、一年経った頃でもたいしたスペイン語が話せない計算になる・・・・・・夢も希望もない話しだ。

それでもいいかと思う。語学はスポーツと同じで、毎日こつこつと勉強するしか習得する道はない。ショートカットなど存在しない。

スポーツの世界だと毎日の鍛錬がものを言うことは多くの人は体感し、理解しているが、語学の世界ではなぜか人々はショートカットが存在すると夢想し、多くの人が「寝ているだけで英語をマスター」などという耳障りのいい教材に騙されている。

英語でもスペイン語でもアラビア語の習得でも、正しい学習スタイルはひとつしかない。「毎日ひたすらこつこつと勉強する」ということだ。

そのためには自分にあった目標設定をすることも重要だ。この記事によると、初期レベルでは語彙と文法が最も重要な学習要素なので、それを怠ってスピーキングの練習をいくらしても意味がない。日本人の英語学習者のほとんどはレベル2か3なので、圧倒的にインプットの量が足りていない。これは自分の経験と照らし合わせても納得がいく。自分が留学して一番最初に取り組んだのは、文法の勉強だ。日本で教わる英文法は、まるで実用的ではないので、一からやり直す必要を感じたからだ。(それと同時に本や新聞を読みまくり、あとはひたすら映画を見て実用的な言い回しなどを叩き込んだ・・・・・・同じことをスペイン語でやらなくてはいけないと思うと、気が引けるなあ)

ようするに、毎日のレッスン、あるいは週一回、二回のレッスンを充実したものにするには、レッスン外の時間をいかに過ごすかが重要だということだ。そういう点を考えると、自分にも大いに反省すべき点があるので、これから改善したい。


(英文法のバイブルです。これを叩き込めば、あなたもペラペラに!・・・・・になれるかなれないかは、あなた次第ですが)

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2011年5月18日 (水)

世界を股にかけたノマドワーキングの実践について

先週末は、ブエノスアイレスで知り合ったラウラとその彼氏マルカスを家に招いて、手巻き寿司パーティーをした。

Laura_marcus

もともとは、ラウラの友人がアパートを貸し出していて、それを見に行ったときに彼女が案内くれた関係で知り合ったのだけど、その物件ではなく違う物件を借りることになったときに、FACEBOOKのNEWSFEEDでつぶやいたら、「あら、私の家から一ブロックしか離れていない」とラウルから連絡がもらった。それから、テニスを一緒したりして、仲良くなったのだった。

彼女はIT企業に勤めており、またスウェーデン人のマルカスはフリーのWEBデベロッパーとのことだ。彼はすでにブエノスアイレスにアパートを購入していて、4年もブエノスアイレスに住んでいるとのことだ。(購入したアパートは人に貸して、自分はラウルと一緒にアパートを借りて、今は住んでいる。ブエノスアイレスでは投資目的にアパートを購入するのが流行っている)

ブエノスアイレスに来てスウェーデン人と知り合うことは予想外だったが、これも何かの縁だと思う。マルカスはアルゼンチンのことをしきりに「Developing country(発展途上国)」と言っていたが、まだブエノスアイレスに来て間もない自分にとってみれば、どうもしっくりこない。

マルカスいわく「アルゼンチンはいつ法律が変わるから分からないから、外国人が物件を購入することはそれなりのリスクが伴うよ」と言っていたが、日本での不動産購入はたとえ3000万円の物件を購入しても、購入した直後にはその価値は半分くらいに目減りすることを考えると、どっちもどっちだなと思う。

何かもかも整備されてテクノロジーが発達したスウェーデンから来た彼は、そろそろアルゼンチンに飽き飽きしているのだなと感じた。しきりに「おれ、日本に行きたいんだよ。出来れば住みたい」と言っていた。

しかし、ラウラは家族との繋がりが強く、ほとんど毎日のように両親に会っているらしく、自分にも「日本にいる家族とか友人は恋しくないの?」と訊いてきた。僕は「まあ、スカイプとかメールとかで連絡取っているし、別に」と答えると、「マルカスと同じ!私はラテンの血が流れているから、友だちや両親とハグしたりキスしたり出来ないなんて考えられない」と言っていた。

隣でマルカスは「親とはスウェーデンにいたときも一年に一回しか会わなかったからさ、あはは」と笑っていた。

マルカスはラウラと付き合っている限り、日本に住むことはまずないだろうなと思った瞬間だ。

いずれは起業したいと思っているビジネスマインドが強いラウラは僕達が作った手巻き寿司を見て、「これが本当の日本料理だわ。ブエノスアイレスでもきっと受け入れられるから、この手巻き寿司メインで日本食レストランをやれば流行るかも」と言っていた。ここブエノスアイレスでもSUSHIは大ブームで、何軒か日本食レストランにいったが、どれも正直まずかった。(特に酢飯がまずい。きっとどの店も他店を見よう見まねでSUSHIを作るから、おかしなことになってしまうのだろう)

ノマドワーキング(働く場所を選ばないワーキングスタイル)とは聞こえがいいが、毎日通う会社がないと極端に出会いの機会は減る。しかし海外に出ることによって、日本にいるときと全く違う行動パターンで行動するので、逆に人と出会う機会は増える。

もしかしたら、自分が本当に望んでいたのは、こういうことかもしれない。

常に新陳代謝をしながら、新しい環境に身を置き、新しいアイディアを産み出していきたい。せっかくブエノスアイレスに住んでいるのだから、ここを起点とした何かを発信出来ればと思っている。まだこちらに住み始めて一ヶ月ちょっとだが、知的で刺激的な「ご近所さん」が出来たのは大きな収穫だ。

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2011年5月16日 (月)

身振りーノ、手振りーノから「キエイロ フン!」へ:単語暗記の重要性について

先日、おもに「身振りーノ、手振りーノ」でここスペイン語世界のブエノスアイレスで意思疎通を図っていることをお伝えしたが、それが一段階進み、現在は「キエイロ フン!」という状態にまでなった。

「キエイロ フン」とはウキペディア(嘘)によると下記ようなことを指す。

Quieroとは「何々が欲しい(I want)」という意味だが、当然その次には目的格に該当する「何が?」が来なけれればいけない。

例1.ブエノスアイレスの某レストランにて

男性:(メニューを見ている)「すいません、注文お願いします」
ウェイター:「はい」(男性の席まで近寄る)
男性:「キエイロ・・・・・」と言って、メニューのなかにある自分の食べたいものを指差す。そして心のなかでこうつぶやく。「フン!」と。
ウェイター:「Si. (はい)」と言ってメニューを取って、席を離れる。

例2.ブエノスアイレスの某八百屋にて

男性:(数あるたくさんの野菜を見ている)
八百屋主人:(その男性に近寄り、注文を促す)
男性:(自分の欲しい野菜を指差し)「キエイロ・・・・・」と言う。そして、心のなかでこうつぶやく。「フン!」と。
八百屋主人「Si.(はい)」と言ってその野菜を取ってくれる。

ここで重要なのは、とりあえず意思疎通を図るということだ。そして、そのためにはまずは相手に先制攻撃を加えるということが欠かせない。相手に最初から「ペラペーラ」と先制攻撃を加えられると、もうそれだけでクリティカルヒットである。心のなかで「なになになに、なに言っているの?」とパニクり、意思疎通を図ることが難しくなる。

英語でもスペイン語でもプライベートレッスンなどで先生から習っていると、当然先生側はこちらの意図を理解しようと努力してくれる。しかし、現実はそんなに甘くはない。最初から意図を組みとってくれようとする親切な人間は現実社会にはそれほど多く存在しない。だからこそ、こちらの意図を察してくれるようにまずは自分から働きかける必要がある。

小さな一歩だが、着実に進歩はしている・・・・・している気がする。早く最初からこちらも「ペラペーラ」攻撃を加えられるようになるように、毎日真面目に単語を暗記するしかないなと思っている。

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2011年5月13日 (金)

秘密の英語学習方法!これであなたもペラペラに!

日本人が英語を上手に話すほかの日本人を見ると、下記のようなプロセスを経ることが多い。

1.「すげえ」

2.「あんな風に流暢に話せるようになりたい」

3・「英語の勉強を始めたけど、いつになったら、あんなに上手く話せるようになるのだろうか」

4.「英語・・・・・まじ、めんどくさえ。もっと楽したい」

5.「彼らはきっとあんなに上手く話せるようになったのだから、何か秘密があるはずだ。彼らだけが知っている秘密の学習法があり、それさえ使えば、自分でも話せるようになるはずだ!」

6.結果、その「秘密の学習法」を求めて三千里、お金と時間を湯水のように使い、英語は全く上達せず。

7.「チャンチャン」

とまあ、だいたいこのようになる。語学習得はスポーツと同じだ。イチローに「どうやって野球が上手くなったのですか?」と訊く馬鹿がいないように、英語の達人たちに「どうやって英語が上手くなったのですか?」と訊くのも愚問だ。

謙虚な彼らはきっと「勉強したから」とだけ答えるだろう。それが本当に意味するところは「人の何十倍も勉強し、必死に努力してなんとかここまで辿り着いたけど、まだ満足していないから、日々努力を欠かさない」ということだ。

本当にきちんと努力をしている人たちは、別にそれが「努力」という重々しいものだと思っていない。ただ自分が目指す頂きに向けて、毎日せっせと山を登っている感覚だろう。

何事も結果はすぐにはでないし、最初から結果ばかりを求めると、ろくなことにはならない。かりに一日24時間ずっと英語の勉強をしても、たいして上達はしない。毎日少しずつ、自分が出来る範囲で「学習を継続」することが何よりも重要なのだ。3ヶ月先、半年先、一年先を思い浮かべて、毎日ただ打ち込むしかない。


弊社サイトにも推薦文を頂いている関西大学の竹内先生のご著書です。巻末に掲載されているビジネスマンAさんの学習方法はある意味夢も希望もないですが、夢も希望を抱かず、せっせと日々精進するのが一番の近道ということですね)

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2011年5月10日 (火)

初心に帰りつつも前に進む・・・・・・

最近、スペイン語の勉強のことばかり考えている。と言っても、スペイン語の勉強をしているわけではない。「あー、やらなきゃ」という強迫観念に駆られながらも、仕事をしたり、調べ物をしたり、その他の雑多なことに時間が費やされていく。

物事を長続きさせるコツは、危機感だと思う。

例えば、ブログひとつにとってみてもそうだ。「あー、なんか書かなきゃな」と思いつつ、うつらうつら日々を過ごし、そしてある時、ある瞬間に「やむえん!」と覚悟を決めて、書くわけだ。

そんなこんなで、ブログはもう1年半以上、二日に一回のペースで書いている。人からは「よく書くことありますねえ」と言われるが、パソコンに向かってブログを書くときは真っ白な画面を見ながら、「はて、なにを書くか」と考えることも多々ある。

そもそもなぜブログを始めたかというと、オンライン英会話スクール「ワンズワードオンライン」を始めるに当たって、顔が見えるサービスを心がけようと思ったからだ。どこの馬の骨かも分からない人がやっているサービスを、わざわざ人が選ぶことはないのでは思った。

だいたいにおいて、人は他人の仕事についてそれほど興味はない。「ぱっと見」で決めてしまう。明らかに他社より高い価格を設定しているので、「なぜ?どうして?」というその理由を明確に説明する義務があると感じた。(見る人は見るので、そういう人達をターゲットにしようと最初から思っていたのです・・・・結果論ですが)

と熱い想いいっぱいで始めたブログが最近はスペイン語のことで埋め尽くされているのは正直、どうかと思う。しかし、人の熱い想いも結構それでそれは「うざい」だろうから、うまくバランスを取ろうと思っている。

ワンズワードは万人に受けいられる拡大路線には背を向けて、「分かる人には分かる、かゆいところに手が届くサービス」を今後も提供していければと思っている。


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2011年5月 7日 (土)

今、ベストを尽くすことと他人の人生について

ブエノスアイレスに滞在して、すでに一ヶ月が経過した。最初の一週間で定住先とスペイン語の先生を見つけて、いいスタートを切ったので、もうすっかりこの生活も慣れて「自分の街」という感覚になってきている。

もちろん、スペイン語はいまだほとんど話せないが、それはすでに織り込み済なので、あまり慌てていない。毎日スペイン語を教えてもらっているメルセデス先生は、徒歩5分のところに住んでいるので、すこぶる便もよく、彼女の教え方はとても自分にマッチしているので、大満足している。

昨日はたまたま彼女が体調を崩したので、スペイン語のレッスンは休講になり、束の間の自由を満喫したが、明日土曜日にその補講をするからと言われて、「昨日、一日ゆっくりしておいて良かった」と逆にほっとした。

まだ二週間ちょっとしか教わっていないが、もう自分にとっては「代えの効かない先生」となっているので、今日彼女の体調が良くなり、無事レッスンを受講出来て心底ほっとした。

願わくば、ワンズワードオンラインの先生たちも生徒様にとって、そのような先生になって欲しいと思っている。

ここのところ、先生側の事情で休職する先生が複数名いたので、とても残念に思う反面、仮にメルセデス先生が「彼氏のブラジル人と一緒に住みたいから明日からブラジルに住むことになった」と告げられ、突然いなくなっても、まあ仕方がないなと思う自分がいる。(実際、彼氏はブラジル人で彼が最近ブラジルに帰国してから体調が優れないらしいです・・・・・・恋する乙女な人です)

ワンズワードは人に投資し、先生たちに思いつく限りの最高の労働環境を提供している自負はある。しかし、それと先生個人の人生とはやはり別問題だと思う。家族であったり、ほかの事情であったり、休職したり退職したりする先生たちはこれからもまた出るとは思う。

だからと言って、僕は彼らを引き止めようとは思わない。

時給一万円払うからうちの学校で働いてくれとアラブの王族から誘いがあるかもしれないし、結婚、出産で仕事出来なくなることも考えられる。常々思うが、人生は予測不可能であり、永続的なことなど何ひとつない。

僕の仕事は、「先生たちに最高の労働環境を提供し、やりがいのある職場環境を作ること」だ。彼らの人生をコントロールしたり、自分の権力を行使して、彼らの人生に影響を及ぼすことではない。

それでもワンズワードを離れたいと去っていく人たちには、いつも「GOOD LUCK!」と言って送り出す。ワンズワードを経ることによって、「より良い人生」を得るきっかけになったのであれば、嬉しく思う。

そして、まだ見ぬ「素晴らしい先生」探しに厳かに戻っていく。

もちろん、願わくば今在籍している先生たちがずっといてくれればと思う。しかし、そのような自分の気持ちを彼らにぶつけることは、彼らの迷惑になっても、ためにはならない。

物事や人は、すべて一過性のものであり、その瞬間やその人をずっと同じ留めることは誰にも出来ない。自分に出来ることと言えば、今ひたすらベストを尽くすことではないだろうか?

どうか今いる先生がずっとワンズワードで働いてくれますように、それにメルセデス先生がブラジルに逃亡しませんようにと日夜祈り続けている・・・・・・・

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2011年5月 3日 (火)

アウトプットとインプットの狭間で・・・・・・

スペイン語の勉強を始めて二週間、ものすごいインプット量で正直、これ以上インプットしても使わないと覚えないなと思っていた矢先、プライベートレッスンの先生であるメルセデス先生から「今日の宿題は好きな写真2枚選んで、それを元にストーリーをスペイン語で書いてきて!」と言われた。

こいつ、出来るな!と思った瞬間だ。

また彼女の宿題の出し方が気が効いていて、レッスン中もエクササイズはやるが、それはただ話させておいて、宿題では同じエクササイズを今度は書いてくるように言ってくる。スピーキングをやったあとにライティングもさせて、うまくインプットとアウトプットのバランスを取っているのだ。

口頭だけでエクササイズをしてもスペイン語知識ゼロの自分にとってみれば、未知の単語が多すぎて覚えきれないが、自宅で宿題として書くと少しは定着する。

宿題の量も半端無く、よく使う不規則に変化する動詞を12個、「明日までに覚えてきてね♡」と言われ、さらにそのうえに宿題を大量に出された日は一日外出することなく、宿題漬けだった。

スペイン語では主語(I、You、He/She、We、They)に応じて、動詞がすべて変化し、さらに現在形、過去形、未来形、現在完了形とすべて変化する。

さらに車や牛乳といった、それらが英語であれば日本人であれば誰でも知っている単語をスペイン語だと見当も付かないので、このレベルの単語も暗記しないといけない。

英語でもそうだが、やはり初級者はひたすらインプットに務めるしかないのだなと身を持って実感している。ただ、アウトプットもしないと、記憶は定着しないので、そのあたりのバランスも重要だ。今の自分のレベルだとスペイン語でとっさに出てくる単語なんてほとんどないので、これから少しづつアウトプットもしていき、うまく記憶を定着させていければと思っている。

言語習得で一番重要なのは「諦め」だ。どんなに勉強しても、すぐには効果が出ない。毎日少しづつ勉強して、それが一気に花開く・・・・・花が開くときもあるというのがより正確な言い方かもれない。問題はいつ花開くかだが、こればっかりは個人差なので、なんとも言えない。

自分の場合は、英語でもそうだったが、「スペイン語がペラペラになった自分」を想像しながら、日々の宿題という責め苦に耐え忍んでいる。

だいたい物事の結果が見えてくるのは、3ヶ月、半年、一年、それに3年周期だと経験的に思っている。だから、3ヶ月経つまで「諦め」て、気長にこつこつ勉強していこうと思っている。結果ばかりを追い求めても、結局は遠回りになってしまう。

いずれは「ペラペラになる」と思いつつ、毎日を少しづつ諦めながら、勉強していきたい。

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2011年5月 1日 (日)

その国の言語と概念を学ぶということ。

すでにスペイン語の勉強を始めてから二週間が経った。二週間でありえないほどの知識量を詰め込んだけど、実際にそれらを駆使して実生活で使いこなせるようになるのは、当分先の話しだと自覚している。

言語を学ぶということは、その国の文化、それにその言語を使う人たちの精神構造までも学ぶことが出来るので、ある意味とても面白い。特にスペイン語は英語とは基本的な概念が全く違うので、戸惑うことも多い。ここ最近で一番面白いなと思ったのは、英語で言う「What」と「Which」の用法の違いだ。

英語で人の名前を訊くときは、「What is your name?」と言う。しかし、これを直訳してスペイン語で言うと通じない。スペイン語でもし「¿Qué es tu nombre?」(Queが英語のWhatにあたります)と訊くと、「The Word that I am known by.(その言葉で私は知られている)」という答えが返ってくる。

ようするに英語の「What is your name?」の直訳でスペイン語で訊くと、「あなたの名前の定義は?」と訊くことになるのだ。

同じように「What is your job? 」とそのまま訊いてしまうと、「あなたにとって仕事とは?」という質問になってしまい、答えが返ってこない。

よって、スペイン語では上記のような質問は英語では「Which(どっち、どの)」にあたる「Cuál 」を使う。これが意味するところは、「世界中には数限りなく名前があるけど、あなたはどの名前で呼ばれているの?」ということになる。

た、楽しい。

英語で個人的に最も感銘を受けたのは、現在完了形の考え方だが、スペイン語の場合は、そのような驚きがもっとこれからあるような気がする。

イタリック語派とゲルマン語派の違い

上記を読むと、なぜドイツ人や北欧の人々が英語を上手に話すのかよく分かる。もともと語源が同じなので、単語さえ覚えてしまえば彼らにとって英語の習得はそんなに難しくないのだろう。

イタリア人とコロンビア人(スペイン語圏)のカップルの知り合いがいたが、彼らは互いにイタリア語とスペイン語をずっと話して一緒に生活していて、なんの支障もなかったようだし、以前ブラジル(ポルトガル語圏)に行ったときに出会ったポルトガル人のカップルは自分たちがブラジル人にポルトガル語で話すと、スペイン語と勘違いされてスペイン語で返事が返ってくると言っていた。

スペイン語の根本的な概念を身につけるのには相当苦労すると思うが、それもまた人生のひとつの楽しみと思って割り切って、付き合っていこうと思っている。


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