イースターホリデー:異文化を体験するということ。
キリスト教徒にとっては最も大切な休日と言われるイースターホリデーがここブエノスアイレスでは明日から始まる。またワンズワードの先生方が住んでいるフィリピンでもイースターホリデーはとても重要らしい。この期間に働かせると末代まで祟られると噂されているが、うちの先生たちはそんなことはお構いなしにフルフルで働くようだが、大丈夫なのだろうか・・・・・・
ウィキペディアで確認すると、たいそうなことが書いてある。キリスト教徒でもなんでもない自分にとってはいまいちピンと来ないが、なにやら重要らしいことは伝わってくる。
ブエノスアイレスの街も午後になると急に交通渋滞が始まり、民族大移動が始まった。それはフィリピンでも同じだろうから、この期間にキリスト教国を旅をすると大変な目に遭うことは間違いない。
(ただでさえ交通渋滞がひどいフィリピンは、にっちもさっちもいかなくなるだろう)
当然、店やスーパーは閉まるので、今日中に食料などを確保しないと痛い目を見る。ただでさえ週末は営業していない店が多いので、それにイースターが加わると、目も当てられない。
そのようなことを考えると、日本はある意味恵まれていると思う。週末も店は通常営業をしているし、イースターもクリスマスホリデーもない。その分、季節感はないが、それでも生活をしていく分には便利だなと思う。
ヨーロッパなどを含めてキリスト教国の人たちと話すと、どうしても宗教的な話題に行き着くことが多いが、それも異文化体験としては面白い。イースター、サンクスギビング、ハロウィン、クリスマスについてもその由来を知っていると、けっこう会話が盛り上がる。
宗教とは直接的な関係はないが、イギリスにはガイ・フォークス・デイというものがある。イングランドの国会議事堂に爆弾を仕掛けて木っ端みじんにしようとした、現代で言うテロ(未遂に終わったけど)を記念する行事として街中で花火があがる。特に自分が住んでいたスコットランドのエディンバラではイングランドのことを快く思っていないので、盛大に花火があげていた。(なんだか花火をあげるスコットランド人はとても楽しいそうにしていたのが印象に残っています)
ブエノスアイレスにもきっと似たような他国からはよく理解できないおかしな行事がたくさんあるのだろうなと思う。
⇓ 参加者21人というミニミニコミュに参加してみました。よろしければ、ぽちっと押していただけると幸いです、はい。

にほんブログ村
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 経済発展の次に来るものは:ブエノスアイレスとボゴタの狭間で(2012.07.22)
- 麻薬の街から芸術の街へと:メデジンで考える街の作り方(2012.07.18)
- カリブ海の街カルタヘナにて:クオリティ・オブ・ライフを考える(2012.07.17)
- アゴラ:世界一周のすすめ:ブエノスアイレスなう(2012.07.12)
- お薦めの海外航空券の購入サイト:安いのが一番!(2012.04.29)
「ブエノスアイレス」カテゴリの記事
- ネタの宝庫:アルゼンチンについて(2014.02.11)
- タンゴとブエノスアイレス、それにシャンパンについて(2014.02.03)
- ブエノスアイレスのとある雨が降る一日より(2014.01.29)
- 噂のアルゼンチンから・・・・・:未来に向けて(2014.01.27)
- 人は人をどのように判断するのか:ブエノスアイレスにて(2014.01.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント