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2011年2月 7日 (月)

誰かではなく、あなたと向きあうということ。

現在、弊社の先生採用プロセスは下記のようになっている。

1.書類選考(ここで100人中90人が不合格になる)
2.一次面接(書類選考を突破した10人中6人は不採用になる)
3.二次面接と英語テスト(ここで一次面接を突破した4人中3人は不合格になる)
4.研修(こちらの要求の多さにイヤになっちゃった人がここで稀に辞める)
5.10人の生徒様によるモニターレッスン
6.正式採用

な、なげえよ。

当初はモニターレッスンは設けていなかったが、生徒様も先生採用のプロセスに関わってももらうことで、色々とメリットが考えられ、また10名もの生徒様からのレポートには先生たちの評価が如実に現れ、今後の先生採用の参考になるので、継続してモニターレッスンというプロセスを経て採用している。

仕事は効率化すべきだし、色々な方法で楽をするやり方を考えたほうが何事もうまくいくものだが、先生採用に関してはそれとは反対なポリシーを掲げている。

「徹底的に先生の質にこだわり、そのためには労力を惜しまない」ということだ。そして、そのようなプロセスを経て採用した先生たちはとても大事にしている。

先日もリッチー先生から妻が出産間近なので、出産が始まったらそのあとの3日間から5日間は休ませて欲しいという願い出があった。もちろん、快諾した。彼はワンズワードではとても人気がある先生で、ほとんどの予約は埋まっている。だから、急に休まれると生徒様もうちも困るが、仕方がない。メルマガと会員ニュースでリッチー先生の状況を説明し、生徒様にはこのような状況を理解していただくようお願いした。

人生には仕事より重要なことがある。それは出産だったり、身内の不幸だったりする。そのようなことを犠牲にしてまで、仕事をする必要はない。当たり前のことだ。だが、当たり前のことでも雇用している側は、自分たちの都合を押し付けがちだ。当たり前のことを当たり前のようにやる、それもまた大事なことだ。

そのようなことを続けるためには、いかに先生たちと一個人として付き合っていくかだと思う。「フィリピン人」「アメリカ人」「イギリス人」「先生」とつい一般名詞として彼らをくくりがちだが、JOY、RICH、RYAN、KAYE、BEEJAY、SHAWIE、JENNY、JOE、それにMARIEと一般名詞ではなく、彼らには固有の名前が付いている。

そのことを自覚して、きちんと彼らとの関係を築いていこうと思っている。

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