ノマドワーキングのすすめ
僕はずっと旅をしたいからという理由で、写真家になることを志したが、今ではわざわざ写真家になることなく、旅をして生活を営むことができる。それがノマドワーキングという働き方だ。
ノマド(=遊牧民)的な生き方が可能となったのは、ひとえにインターネットのおかげである。人と人のコミュニケーションはわざわざ「その場」にいることなく、インターネットを通して可能になり、フィリピンのような海外に居住している人たちを直接雇用しても、メールやSkypeを通してコミュニケーションはなんらストレスなく行えるようになった。
そして、最先端の技術を使うことにより、人を介することなくいつでもどこでも確実にサービスを提供することが可能となった。一昔前は、人を介したサービスが主だったが、今はインターネットを通してほとんどのサービスが可能となり、不確実性というものがほとんどゼロに近づいた。
企業に所属することの価値はどんどん弱まり、あとは個人個人がいかに有用なネットワークを築き、それを活用していくかになっていくのだろう。いくらノマド的な生き方が一般的になっても、一人では出来ることが限られている。むしろ、これからは誰と繋がっているかでその人の価値そのものが大きく左右される世の中になってくるのかもしれない。
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コメント
私は田舎で働きつつ、夜は都内にあるNPOの仕事を一部手伝うなどしてましたが、どれもメールやクラウドサービスを利用してのことでした。
会社とNPOでの活動の両立、田舎暮らしと都市での生活の両立が、可能になったと感じてます。
生き方の手段が多様化してよいですよね。
投稿: mimofuu | 2010年5月21日 (金) 07時40分
私は田舎で働きつつ、夜は都内にあるNPOの仕事を一部手伝うなどしてましたが、どれもメールやクラウドサービスを利用してのことでした。
会社とNPOでの活動の両立、田舎暮らしと都市での生活の両立が、可能になったと感じてます。
生き方の手段が多様化してよいですよね。
投稿: mimofuu | 2010年5月21日 (金) 07時42分
mimofuuさん、それは理想的な生活です。
これからどんどん生活が多様化してくるので、なんだか楽しみです。
僕はいずれはまた海外に住もうかなと思っています。これからはアジアだと思うので、シンガポールあたりはどうかとリサーチしています。
投稿: ユウキ | 2010年5月21日 (金) 14時16分
僕の友人の一人も、先日からシンガポールで働き口を見つけて生活を始めました。
もし興味あれば何か参考になること聞くことできるかもしれませんので、言って下さい。
僕も一度行ったことがありますが、住みやすい街ですよね。
多国籍を代表するような雰囲気で、食事も美味しいし、快適でした。
投稿: mimofuu | 2010年5月21日 (金) 21時21分
mimofuuさん、お気遣いありがとうございます。今年の夏、インドネシア、それにシンガポール、マレーシアあたりを回る予定です。
まだまだ具体的な話になっていないので、なんとも言えませんがそのようになったらご連絡いたします。
諸々ありがとうございます。
投稿: ユウキ | 2010年5月22日 (土) 17時05分