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2010年5月

2010年5月31日 (月)

音読学習のススメ: 音声合成エンジンの活用

英語教育界では1998年に発表された京都外国語大学の鈴木寿一先生が「音読指導再評価―音読指導の効果に関する実証的研究」という論文を発表され、ようやく音読が入試にも役に立ち、英語力が音読を通じて向上することが認められるようになった。(こちらから鈴木先生が音読について述べられている記事が参照できます)

漫画ドラゴン桜でも東大入試のために、音読学習を取り入れ、生徒たちがめきめきと英語力を伸ばしていく姿が描かれているが、これが実際に起こり得ることが上記論文やほかの研究でも実証されてきている。

それを日々の学習に取り入れるのは実は中々難しい。
特に好きなテキストや映画の中のセリフを音読しても、モデル音声がない場合は自分の発音が合っているかどうか判断ができない。

だが、下記のようなWEB上のサービスを使えば、好きな英文をコピー&ペーストで貼付け、音声を再生することができる。(音声合成エンジンのサイトです。Text to Speechと呼ばれる技術で略してTTSと呼ばれています)

1. Loquendo TTS
(バックグラウンドに音楽が流れるが、その精度の高さには驚かされる)

2. Neo Speech TTS
(画面左にある白いボックスに好きな英文をタイプあるいはペーストすれば音声が再生される。Macには対応していないのが玉にキズ)

3. AT&T TTS
(シンプルなWEBサイト。アメリカで有名なAT&TのTTSです)

上記のようなサイトと下記のようなサイトを組み合わせると、効率良く音読学習が行えるのではないだろうか?

1, Simply Scripts

2. Absolute Lyrics

ほかにも色々な便利なサービスがあるので、今後紹介していきたいと思っている。

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2010年5月30日 (日)

継続したレッスンの重要性

ワンズワードオンラインは担任制のスクールではないが、ほとんどの生徒様が同じ先生のレッスンを継続して受講しているのが現状だ。

レッスンを提供する上で最も重要な要素は、質の高いレッスンを提供することだが、それを実行するうえで欠かせないことが「レッスンの継続性」であることに違いない。

そのためにすべての先生は自身が担当する生徒様の過去のレッスン内容が一目で分かるように「Student's Details(生徒の詳細)」というタブが先生用サイトにあり、レッスン前に必ず確認してもらうように周知している。

レッスン後に各先生がそのレッスン内容およびアドバイスを記入するのだが、その内容が確認できるようになっている。

Lesson_details
(担当の先生が書いたレッスン内容およびアドバイスが一目瞭然だ)

ただこれだけだと、先生同士だけでシェアしたい情報は先生たちが個別に連絡を取り合う必要があった。その生徒様の嗜好(例:語彙力は十分だが文法が弱い、物静かだがとても聡明なので使用する英語はアカデミックなものに限るなど)の内容は今までは電話やメールで連絡し合っているのが現状だった。

そこで新たに「先生のみ閲覧可能の情報共有ノート」をリリースした。

Photo_4 (上記はサンプル画面です。今後はここに生徒様が好みのレッスンスタイルや受講の目的など様々な情報をシェアしていきます)

この機能のおかげで先生の負担はかなり軽減され、より精度の高いレッスンが可能になると思っている。

同じ先生ばかりだけではなく、ほかの先生のレッスンを受講してみたいと思うのが人情なので、そのような場合でもシステム的にそれが可能な下地が用意されていれば、「レッスンの継続性」は維持できると思っている。

質の高いレッスンと謳うのは簡単だが、それを可能とするシステムを構築するのはそれほど容易なことではない。個人の資質のみに頼ってしまうとレッスンの質にばらつきが出てしまうので、なるべくそれをミニマムに抑える仕組みを構築するのがとても重要だ。

もちろん、最終的には個人の才能と努力に頼ってしまう部分が大きいが、運営会社の責務としてなるべく先生方にかかる負担を軽減したいと思っている。

幸いにも今所属しているすべての先生たちは非常に熱心な先生方で、先生間のコミュケーションはスムーズに行っていただいている。それはこれからもどんどん促進していきたいと思っているが、先生方で連絡を取り合う必要がある場合でもすでに情報を持っている場合とそうでない場合では全くコミュケーションの円滑さは違ってくる。

ワンズワードオンラインの一番のプライオリティは顧客満足度なので、それをどのように高めていくことができるのかこれからも模索し、生徒様と先生たちからの要望も積極的に取り入れたいと思っている。そういった作業が個人的に一番楽しくやりがいを感じている。

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2010年5月28日 (金)

ジム・ロジャーズの予言

ジム・ロジャーズの「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見」を読了した。


3年かけて、特注車で世界116カ国を旅して回る冒険談だ。投資家として名を馳せた鋭い分析でその国の経済状況および将来を予測しており、非常に有用な情報が満載だ。そのなかでもタンザニアに関しての描写はとても心惹かれるものがあり、ぜひ今度行ってみたいと思う。

中国についてはずっと絶賛していたが、彼のウィキペディアを読むと、投資はすでに引き上げて現在はシンガポールに移住しているとのことだ。下記はウェキペディアからの引用だ。

「1807年にロンドンに移住することはbrilliant(素晴らしい、明晰なこと)だった、1907年に米国に移住することはbrilliantだった、そして2007年にアジアに移住することが次のbrilliantにだろう」

これには同意見だ。
特にシンガポールはこれからアジアの中心として注目されるだろう。今年の夏に行く予定だから、今から楽しみにしている。

ジム・ロジャーズによれば日本は出生率と債務超過のせいで永続的に投資したい国ではないとのことだ。特に出生率が低いと国力が下がるのは自明の理なので、有効な政策を施す必要があるが、今の状況を顧みるとあまり希望は持てない。

投資というとどこか浮ついた世界に思えるが、彼のように実際に自分の足で現地に行き、自分の頭で理解したものにしか投資をしないというスタンスには好感を覚える。特に自分の頭で考えて、適切な行動を取るということは重要だ。これがなかなか実際には難しいことなのだが、今後の激動する世界を生き抜く上ではとても重要な要素だろう。
(以前、書いたメタ認知に通ずるものがある)

著書でも述べられているように今後世界で話される言語は「英語、スペイン語、フランス語、中国語」ぐらいになり、ほかの言語は死滅していくだろう。日本がお金も時間もかけて一向に英語教育が改善出来ないのは、まさしくメタ認知が足りないということだ。今後10年で世界の勢力図は劇的に変化するだろうが、その中心に日本がいるとは思えない。

いつまでもアジアを我が物顔で見下しているようだと、将来は彼らに使われる立場になっているかもしれない。今でこそ、フィリピンの先生たちをこちらが雇用しているが、将来彼らに雇われて「雇われマネジャー」なんて立場になるかもしれないのだ。

個人的にはそれはそれで面白いと思うが、ワンズワードオンラインのポリシーである「働く人にとってベストな労働環境の提供」ということは守って欲しいものだ(笑)

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2010年5月27日 (木)

ダフニー先生、登場!

本日長かった研修期間も終り、ダフニー先生のレッスン予約受付を開始した。採用してから約3週間もかかったが、その間に研修を何度も行い、さらにスタジオで写真とビデオ撮影を行ったので、こんなに時間がかかってしまった。

ビデオを見ていただければお分かりいただけると思うが、非常にナチュラルな英語を話し、訛りも一切ない。これだけ綺麗な英語を話す人はネイティブでも少ないと思う。語彙や文法の使い方もナチュラルなので、話をしていても気持ちがいい。

彼女は以前韓国系のオンライン英会話スクールに勤務していたのだが、そのスクールとワンズワードオンラインとのあまりの違いにすっかり面食らってしまったらしい。韓国系のスクールは特に契約書もなく、研修なんてものもせずにレッスンを行っていたとのことだ。

片やこちらは雇用契約書、同意書、レッスン研修、技術研修、さらにはスタジオでの写真とビデオ撮影とこの段階でかなりの手間暇がかかっている。

我々は才能と実力がある人達には投資は惜しまない。こちらができることはすべて行うが、結局は本人の自覚と努力なしでは質の高いレッスンは行えない。ダフニー先生の場合は非常に素直でしかも向上心が豊かなので、研修中に多くのことを身に付けたと報告を受けた。

Daphne01
(趣味は水彩画を描くことというノーブルな趣味の持ち主です。しかも、倉本裕基というピアニストが好きとのことです。Yuki Kuramochi と書いてあったので、倉木麻衣の間違いだろうと一瞬思った自分が恥ずかしいです。レディ・ガガ聴きながら仕事している場合ではないな)

彼女が慣れてくればワンズワードオンラインでは恒例となりつつある生徒様を対象にした無料チケットキャンペーンを行い、ダフニー先生のレッスンを体験してもらおうと思っている。なるべく早くレギュラーとなってくださる生徒様を見つけてもらい、多くの英語マスターを育ててもらいたい。

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2010年5月26日 (水)

先生の採用基準と守るべきルールについて

昨夜は久しぶりにSkypeで面接を行った。
前回に引き続き男性教師だったのだが、今回は不採用にした。非常にいい人で英語の使い方もうまかったのだが、あまりに寡黙な人だったので、マンツーマンのオンライン英会話の教師としては不向きと判断した。

現在は現地の語学学校で講師をしているそうだが、そういう環境ならば非常に信頼できる教師として働いてくれるだろう。3ヶ月や半年くらいのコースならば、彼の人柄の良さも十分に伝わるだろうが、オンライン英会話は最初の1レッスンで判断されることが多いので、その良さを伝えきることは難しいと思った。

すでにワンズワードオンラインの先生の色というのは決まってきているので、それにそぐわないとどうしても不採用にせざる得ない。

日本人の場合、十分な英語力があっても間違いを怖れるあまり英語を必要以上に話したがらない傾向がある。これがスペイン人やイタリア人ならば「おいおい、おまえそんなひどい英語でよくそこまで自信持って喋れるな」となるのだが、我ら日本人はどこまでも慎み深く謙虚なのだ。

そんな日本人の場合、レッスン形態としてはやはりマンツーマンレッスンが向いていると思う。マンツーマンレッスンですら、なかなか話したがらない傾向があるので、それを把握したうえで先生たちにはレッスン内容を工夫してもらい、話しやすい環境を作ってもらっている。

寡黙なフィリピン人というのも得難いキャラクターだが、上記を考慮するともう少しイニシアティブを取ってくれる先生ではないと、採用する側としては不安だ。

そうして細心の注意を払って採用しても、こちらの信用をあっさり裏切る先生もいるにはいる。そういう先生は残念ながら、辞めてもらうわけだが、なんだかとても残念だ。「ベストな労働環境の提供」というのはワンズワードのミッションのひとつだが、彼らにとってはそれは「相手を利用しやすい環境」に映るのかもしれない。

残念ながらそれは大きな間違いだ。
我々は気前よく給料も払うし、先生たちの面倒も非常によく見ているが、ルール違反をしたものは厳格に処罰する。チャンスは二度、三度までは与えるが、それが限界だ。それがいつまでも続くと思っているのは甘い考え方だ。時々勘違いされるが、我々はビジネスとしてオンライン英会話スクールを運営しているのであって、慈善事業として行っているのではない。

自宅で勤務すると、プロフェッショナルな意識を保つことは難しいが、それができないとワンズワードオンラインの先生として雇用をし続けることは出来ない。今後はいかに彼らにとってもワンズワードオンラインが「自分ごと」かということを意識してもらうことが重要だと思っている。

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2010年5月25日 (火)

語学学習におけるメタ認知の重要性

以前、とある地方の学会で関西大学の竹内理先生が講演されたときに、「語学を学習する上で最も重要な要素は?」という質問を受けたとき、「一番は本人のモチベーションだが、それは研究のテーマとしてあまりに不明確なので、次に重要となるメタ認知を研究している」とお答えになったことが印象に残った。

メタ認知は一般的に聞き慣れない言葉だが、教育界では非常に注目された研究テーマである。

メタ認知とは、ウキペディアによると「Knowing about knowing.(知っているということを知っている)」ということだが、もっと分かりやすくいうといかに自分自身の能力を客観視して、プランを立てて対処する能力があるかということだ。

だからこそ、ワンズワードオンラインでは「今週の目標」と「学習履歴」機能、それに自分自身の英語力を自己評価できるマイポートフォリオという機能を付けている。

ただおそらく、これの使用率は著しく低いだろう。理由はおそらくメタ認知の重要性などそれほど認知されていないし、単純に記録を付けるのは面倒くさいということもある。

下記はウキペディアによるメタ認知能力を測る指標だが、これにすべて「はい」と答えられる人は成功した英語学習者になることは明白だ。

  1. 自分が用いる方法がどのような問題解決のときに、最も効果的なのかを知っている
  2. どのようなやり方が有効か、十分考えてから課題に取り組む
  3. 問題の中の重要な部分に意識的に注意を向けている
  4. 自分がどの程度よく理解できているかについてうまく判断できる
  5. 問題が解けたとき、自分がどういう方法を用いたかわかっている
  6. 問題に取り組んでいるときに、うまくいっているかどうか、定期的に自分でチェックしている
  7. 勉強するときは、その目的に合わせてやり方を変える
  8. 勉強したり課題を行うときには、計画を立てる
  9. 考えが混乱したときには、立ち止まり、もとに戻って考えてみる

勝間和代さんじゃあるまいし、上記にすべて当てはまる人などそうそういない。だからこそ、事前に用意されたマイポートフォリオのような仕組みを使って、計画的に学習に取り組むことが重要なのだ。

語学学習を通じて、メタ認知能力が高まれば、社会的にも成功する確率は著しく高まる。自己を向上するうえで重要なのは、「自分が間違っている可能性」を常に意識し、自己チェックを怠らないことだろう。努力というフィルターは間違いや失敗を覆い隠すことが多々ある。だが、ここはひとつ謙虚になって自分が間違っていることを認めれば、自分自身も楽になれるし向上する機会も得られる。

人生なんて所詮間違いだらけと割り切っていれば、意外と楽しく人生を送れるのではないだろうか。

(名著です。何度も読みました)

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2010年5月24日 (月)

英語を学ぶということ。

巷には色々な英語学習方法が溢れかえっているが、どれもなんだか節操がないなと思ってしまう。英語を習得するためには、多大な時間がかかり一週間でマスターできたり、英語を聞き流すだけで習得できるわけがないのだが、ついついうまい言葉に乗せられて購入してしまう。

誰だって人生楽をしたいし、簡単な方法があればそれに飛びつく。
僕も高校生の頃にオーソン・ウェルズが声優をしていることで有名だった「家出のドリッピー」という画期的な(?)教材を購入し勉強した。もちろん、あっさり挫折したけど・・・・・

スコットランドの首都エディンバラに留学して、本格的に英語を勉強してまず思ったことは「こんなに勉強しないと身に付かないのか」という身も蓋もないことだった。多くの楽観的な人間と同じように、ほんの2、3ヶ月現地に滞在すればペラペラになると思っていたのだ。

そんな幻想はあっさり打ち砕かれ、僕は結局2年も英語を勉強することになった。結果、ケンブリッジ上級英語試験(CAE)にも受かったし、日本に帰国してからはケンブリッジ試験なんて誰も知らなかったので、試しにTOEICを受けて900点取った。

たぶん、あれほどのテンションで何かを勉強したことはないと思う。そのあとフランス語や韓国語に果敢にもチャンレンジしたが、あっさり失敗した。

英語を習得するには海外で生活することが一番手っ取り早い方法だが、インターネットのおかげでオンライン英会話も普及し、今後はそれ以外でも英語をマスターする人が増えてくるだろうと思っている。

海外で英語を学ぶよりは、日本で英語を学ぶ方が難易度は高い。
僕は怠け者なので、そんなことは到底不可能だと思う。夏休みの宿題も8月31日になってから取り掛かる子供だったし、作成しないといけない資料や経理作業も、ぎりぎりにならないとやる気が起きない。

ワンズワードオンラインの生徒さんのブログなど読んでいると、本当に毎日のように英語学習をしていて、その意欲の高さに心底驚かされる。自分には到底できないことなので尊敬してしまう。僕も留学する前からそれぐらいの学習意欲で英語学習に取り掛かっていたら、2年も勉強する必要はなかっただろう。

人それぞれのエネルギーの所持量は千差万別だが、誰もが自分にとって正しい方向にそれを向ければ、世の中もっと良くなるのだろうなと思っている。僕も毎日英語学習に取り組んでいる熱量の高い人達を見習って、日本の英語教育界に旋風のひとつやふたつ起こせたらといいなと・・・・・・頑張ります!

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2010年5月22日 (土)

MacBookProとジョブズさん

今日、MacBookProが我が家にやってきた。
パッケージすら、美しい。

Windowsマシンのように、ブサイクで不要なマニュアルやソフトウェアなど付いておらず、説明書ひとつ取っても、無駄を省いたごくシンプルなものだ。MacBook以来、二台目のMacパソコンだが、やはりWindowsマシンに比べれると圧倒的に洗練されたそのパッケージにまずうっとりする。

そして、Firewireで普段使用しているMacBookに接続し、すべてのデータをMacBookProに移行する。このMacBookはEIZOのディスプレイに繋いでおり、ほとんどディスクトップパソコンとして使用しているので、今回購入したMacBookProは外出専用機として使用する予定だ。

手持ちのiPhoneに加えてMac2台というかなりのアップル信者の様相を呈している。

スティーブ・ジョブズはマーケティング部署で働く人間を軽視しており、自社でも所属がマーケティング部であれば、簡単にクビにするらしい。自身が天才的なマーケッターなので、わざわざお金を使って宣伝する必要性を感じていないのだろう。

彼がどこかで講演をすれば、ブログやツイッターなどで取り上げられ、ほっておいても他の人達が勝手に宣伝してくれるのを彼は知っているのだ。

MacやiPhoneなど他社の追随を許さない圧倒的な完成度と美しいフォルムを持った製品を作れば、人々は熱狂することを彼は理解しているし、何よりも彼自身が「美しい」ものに多大なこだわりを持っている。

ジョブスはMacの中の配線にすら口を出し、理路整然と配線を並ぶまで何度もやり直しをさせたことで有名だ。ジョブスとアップルはいつの間にかイコールの存在になり、アップルの製品を購入するときは、彼の顔をついつい思い浮かべてしまうほどの存在感を持つようになった。

僕の中では、スタンフォード大学で行った講演の印象が強烈で、時々その内容を思い返している。(下記は字幕付き動画で、テキストはこちらから)

日本でもこのレベルの企業家がいつか輩出されるのだろうか。今のところ、孫さんぐらいしか思い浮かばない。

ジョブスさんのことを書いた著書を何冊か読んだが、個人的には「一緒に働きたくない人間No.1」という印象を抱いた。コントロールフリークな彼の下で奴隷のように働かされ、挙句の果てにあっさりクビになった人間は枚挙にいとまがないだろう。

そのような屍があってこそ、我々は彼が作り出す圧倒的なクオリティを持った製品を安価に購入し、その恩恵に与ることができるのだ。合掌・・・・・・

 

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2010年5月21日 (金)

ワンピースに見る現代の神話

僕の叔父さんはクールGUYだ(死語?)
ニューヨークに10年以上住み、某一流デザイン事務所でクリエイティブ・ディレクターまで上り詰め、日本に帰国してデザイン会社を設立し、社員15名ほど抱えて一流企業の広告を手がけている。

そんな叔父さんにこのあいだ久しぶりに会った。息子のアレックスがスピルバーグなどを輩出しているカルフォニアのどっかの大学に合格したので、お祝いを兼ねて久しぶりに自宅に招待をされて夕食をご馳走になった。

その夕食のなかで、なぜかワンピースの話しになり、一冊も読んでいなかった僕はいまいち話についていけなかった。そこで意を決して全巻読破することにした。
(ちなみに18歳の頃、叔父さんにピーター・グリナウェイの「数に溺れて」と、ケン・ラッセルの「マーラー」を勧められて見た記憶がある・・・・・それがよもやワンピースになるとは時代は変わる)

ワンピースは神話的要素が満載だ。僕がリアルタイムに読んでいたドラゴンボールにもその要素が散見されるが、ワンピースにはそれが顕著である。

1. ワンピースという秘宝を求めて、小さな村から冒険に出る。

2. 道中に仲間を見つけていく。

3. 強敵がどんどん現れ、主人公たちもそれに伴って強くなる。

4. 冒険が進むつれて、その世界も広がりを見せて、困難も増える。

物語的には桃太郎とほとんど変りない。
ただ驚くべきことは、1巻から57巻まで現在刊行されているなか、1巻からほとんど話が進んでいないことだ。ワンピースという秘宝がそもそもなんなのかも未だわからず、一体いつになったらそれが手に入るのかすら分かっていない。

これがドラゴンボールだと話はもっと明瞭だ。

1. ドラゴンボールを求めて、冒険に出る。

2. 道中に仲間を見つけていく。

3. ドラゴンボールが1個づつ見つかっていく。

4. 強敵がどんどん現れる。

5. 修行をして強くなる。

6. 強敵に破れて死ぬこともあるが、生き返る。

7. 冒険が進むつれて、その世界も広がりを見せて、困難も増える。

物語のマイルストーン(この場合はドラゴンボールの数)が示され、強敵が現れたらそれに対抗するための方法(亀仙人や界王様による修行)が示され、話もちょっとづづ進んでいく。息子なども生まれて、時間の流れも明確に意識されている。

ふたつを比べて顕著な違いは死と努力の概念がワンピースには欠如している点だ。ワンピースでも端役は何人か死んでいくが、主人公たちは決して死なない。これがドラゴンボールだと次々と死んでいく。

ワンピースの主要キャラクターたちはたいした修行もせずに次々と新しい必殺技を編み出していき、強敵を打ち破っていく。ドラゴンボールでは、40kgもする重い甲羅を身につけて死ぬような修行をして、かめはめ波などの必殺技を身につけていく。

努力なし、というのが非常に現代的と言える。アナログ時代では、努力なしには何も打ち立てることはできなかったが、デジタル時代はいかに有用なツールを効果的に使用することかに物事の成功の是非がかかっている。
(ドラゴンボールのブルマ的な役どころであるナミが強力なツールを手に入れて、立派な戦闘員になっていることがそれを明確に示している)

昔はひとつの目標を掲げてみんな一丸となって、それに向かっていったが、現代ではそれは通用せず、個々の目的(世界地図を描くこと、立派な海の戦士になること、世界一の剣豪となること)が最も重要であり、それを成就するために一番効率的な方法(ルフィと旅すること)を示さないとチームとして機能しない。

次の神話となるような漫画はどのような要素があるのか、今からとても楽しみだが、その漫画にも「血のにじむよう修行」という要素は欠如していることに間違いない。

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2010年5月20日 (木)

ノマドワーキングのすすめ

僕はずっと旅をしたいからという理由で、写真家になることを志したが、今ではわざわざ写真家になることなく、旅をして生活を営むことができる。それがノマドワーキングという働き方だ。

ノマド(=遊牧民)的な生き方が可能となったのは、ひとえにインターネットのおかげである。人と人のコミュニケーションはわざわざ「その場」にいることなく、インターネットを通して可能になり、フィリピンのような海外に居住している人たちを直接雇用しても、メールやSkypeを通してコミュニケーションはなんらストレスなく行えるようになった。

そして、最先端の技術を使うことにより、人を介することなくいつでもどこでも確実にサービスを提供することが可能となった。一昔前は、人を介したサービスが主だったが、今はインターネットを通してほとんどのサービスが可能となり、不確実性というものがほとんどゼロに近づいた。



企業に所属することの価値はどんどん弱まり、あとは個人個人がいかに有用なネットワークを築き、それを活用していくかになっていくのだろう。いくらノマド的な生き方が一般的になっても、一人では出来ることが限られている。むしろ、これからは誰と繋がっているかでその人の価値そのものが大きく左右される世の中になってくるのかもしれない。

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2010年5月18日 (火)

KAYE先生

ワンズワードオンラインでの先生採用も体制を強化しており、現在その先頭に立って活動してくれているのがEgo Ugan三姉妹の三女のKAYE先生だ。

彼女は三姉妹のなかでは一番若いこともあり、FACEBOOKやTWITTERなどのソーシャルメディアに最も通じており、自身のブログも持っている。

KAYE先生は大の写真好きということもあり、話すたびにいつも写真の話題になり、その話をしだすと止まらなくなる。先月、彼女がお姉さんのBeejay先生、それに友人数人と一緒にキャンプに行ったときに写真をたくさん撮り、そのことについて色々と話した。

女の子だけでキャンプに行ったので、みんなメイク道具だけは持っていったが、肝心な懐中電灯などのキャンプ用品は持っていかず、相当苦労したらしい。

三人のなかでも一番、冒険好きでそれに一番おしゃれでもある。それにしても、Ego Ugan三姉妹は三者三様で同じ姉妹でも、性格が全く異なっており、とても面白い。ご両親にもお会いしたが、これだけ優秀な娘さんたちを育て上げただけあって、立派なご両親だった。特にお父さんとはお会いしたときにかなり深い話をして、今でも話した内容はよく覚えている。

お母さんは大の料理好きで、昼食をご馳走になり、お母さんが作る料理は本当に美味しかった。

Onesword01pola (右がKAY先生で、左がMarie先生です)

教育で最も重要なことは、「愛されて育つこと」なのだと心底思わせる素敵な家族だ。そこがスタートだった人は、きっと世の中になんらかの貢献する義務があるのかもしれない。彼女たちの溢れんばかりの生徒様に対する愛情と情熱を見ていて、そう思う。そんな彼女たちをしっかりと支えていけるように、僕も頑張りたいと思っている。

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2010年5月17日 (月)

Marie先生

今までは一部の先生に予約が集中していたが、最近はようやくほかの先生方の予約も埋まってきており、嬉しい限りだ。

なかでも週末のみワンズワードオンラインで勤務しているMarie先生の予約数が堅調な伸びを見せている。彼女は元々JOY先生がコールセンターのマネジャーをしているときにテレフォンオペレーターとして勤務しており、仕事ぶりが非常に優秀なので、アナリストとしてJOY先生が引き上げたという経歴の持ち主だ。

オンライン英会話の先生としての経験は皆無だったが、面接したときに尋常ではない頭の回転の速さを見せたので、うちで採用した。そして、その彼女も期待に応えて、現在ではとても評判のいい先生となっている。

最近ではTESOL(国際的な英語教授資格)のコースを受講しようと検討しているほど、英語の先生としての自覚も芽生えている。レベルの高い集団にいると、元々レベルの高い人たちはさらに高みがあることを知り、そこを目指すのでどんどんお互いに切磋琢磨してくれて、高みへと登っていく。

何十年も英会話教師として経験がある人でも、ダメな人は本当にダメだ。それはきっと現状の自分に満足してしまい、なんの努力もしてこなかったからだろう。教師としての仕事を惰性でこなすようになってしまい、そこで成長がストップしてしまっているのだ。

オンライン英会話はマンツーマンなので、生徒様ごとに色々なニーズがあり、そういう意味ではかなり変化に富んだ仕事だと言える。工夫しようと思えば、いくらでも工夫できる仕事だ。そうすることを楽しみながら出来る人しかうちでは雇用しないようにしている。

これだけ苦労して採用した先生たちがようやく受け入れ始めて、素直に嬉しい。ワンズワードオンラインは特定の先生によるオンライン英会話スクールではなく、あくまで「クオリティの高いレッスンを行うオンライン英会話スクール」なのだ。そのためにはすべての先生が優秀かつ向上心溢れる先生でなければいけない。

数で勝負することは最初から考えていないので、これからもずっと質にこだわる頑固一徹なオンライン英会話スクールであり続けようと思っている。

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2010年5月14日 (金)

異端の資本主義論への考察〜デジタル世代に向けて

ここ2、3日アゴラで読んだ異端の資本主義論というエントリーが頭にこびりついて離れない。残念なことにエントリーとしてかなり長く、分かりにくいところが多々あるので、作者自身の言葉と多少言葉を付け加えて、作者の主張を要約してみた。

歴史で紐解く資本主義論:

1. 「資本主義の構造的な問題点は金利である」

例)時給1,000円で年間3,000時間働くと年収は300万円ですが、西暦元年から2008年間のこの労働者の合計賃金は約60億円になります。

そのお金を5%で運用した「資本家」の預金額との差は、実に55,851,940,948,311,800,000,000,000,000,000,000倍であり、これは労働者と資本家の所得の差でもありま す。資本主義が強烈な格差を生み出すのは、政治学、経済学以前の問題として、このような、利子のメカニズムに付随する構造的な問題と考えるのが自然ではないでしょうか。

2. 20世紀以降の資本主義社会をリードしてきたアメリカが最も経済力を持ち、最も豊かだった1950年・60年代は、アメリカが最も社会主義化していた時期です。(個人所得税の最高税率は90%などの政策)

3. 一方、社会主義国家は「社会の諸悪の根源である資本家」を排除するために民間資本を取り上げ、私有財産を認めない、という基本政策を取ります。

だからといって、社会から資本が消えてなくなることはなく、結局誰かが資本を「所有」しなければなりません。20世紀の社会主義体制の最大の矛盾であり欠陥は、民間の資本家から資本を取り上げ、国家という世界最大の資本家を生み出してしまったことではないでしょうか。

結論:1950年・60年代において、アメリカや日本などの「資本主義」国家は、本質的に平等な社会主義的社会であり、同じくソ連などの「社会主義」国家は、本質的に最も格差の激しい資本主義的社会であったため、資本主義的な「社会主義」国家(ソ連)が、より社会主義的だった「資本主義」国家(アメリカ、日本な どの西側諸国)より先に崩壊した、というのが私の仮説です。

世界最大の資本主義国家であるアメリカの現在の状況:

1. 現在アメリカの失業率は10%を超えて上昇中ですが、1年間以上職を探している人は統計から除外されるため、実質的には17%を超えているという推定もあります。

2. アメリカで最後に残ったセーフティーネット、食糧配給券の受給者が過去最高、全国民の12%に達し、更に1日2万人のペースで増え続けています。

3. ハーバード大学が2005年に実施した全米1,700強の破産事例の調査によれば、破産の約半数は医療問題に起因しており、破産者の75%は医療保険に加 入していたといいます。医療費が支払えずに破産した人々の多くは大卒で、マイホームを持ち、責任ある仕事についていた中流層でした。

4. 米国の刑務所では、入所と同時に手数料と言った名目で多額の借金を負わされ、刑期を終えても借金漬けの状態で出所するため、貧困のために犯罪に走り、すぐに刑務所に逆戻りという循環に陥っています。その結果、アメリカの囚人人口は30年前の3倍を超え、米国の成人45人に一人が保護観察或いは執行猶予中です。(世界の囚人の25%がアメリカ人という、凄惨な社会事情になっている反面、刑務所は民営化され、もっとも儲かるビジネスのひとつとなり、施設の土地建物は 証券化されて人気金融商品になっています)

マルクスが分析した資本主義とは?

1. 資本主義社会で対立する二つの階級、資本家と労働者の違いは、生産手段を持っている者と持っていない者の違いです。

2. 資本主義社会は労働者は資本家の利益のために働き、働けば働くほど、資本家が得をするシステムであり、労働者が事実上、資本家の奴隷となるように組織されていると結論付けました。

3. 「価格が限界費用に収斂する」激しい競争の中で商品の競争力を維持するためには、どんどん価格を下げざるを得ず、利幅が縮小する中で、僅かな儲けをますます生産手段につぎ込み、更に労働者への分配率が減らされていくという、悪循環が必然的に生じます。社会に失業者が増加して社会問題が深刻化し、労働者はとても貧しくなって、最後には何も買えなくなってしまいます。
                      
結論:社会全体の購買力が低下し、商品が売れなくなり、資本家は自滅することが運命付けられているシステムだという解釈です。

そして、マルクスの考えは、このような資本主義が崩壊した後は、生産手段が全ての人々のものに、すなわち、剰余資本が全ての人々に配分される、社会階級のない共産主義社会が生まれる、というものです。

ルクスが考えた社会主義とは?

「人々はそれぞれが能力に応じて働いて、それぞれが必要に応じて支払われる。労働は資本家のためではなく、労働者自身のためのものになる」という画期的なシステム。


考察:
作者は最後に「インターネットは社会主義?」というタイトルで、限界費用が限りなくゼロに近づいた「フリー」の世界の状況を説明している。資本主義が崩壊しつつある今、ホリエモンや小飼弾さんが説く、ベーシック・インカムなど社会の構造自体をドラマティックに変革するシステムの導入が必要なのかもしれない。

現在のアメリカの状況はマルクスが予言したとおりの状況になっており、日本も同じくそのような道を歩んでいくのだろう。限界費用がゼロになりつつある世の中では、組織である利点を生かすことは非常に難しいと言わざるを得ない。そのような世の中を生き抜くには個人の価値を限界まで高めて、その能力を最先端の技術を駆使して、システム化することではないだろうか。一般化できない個人的な資質は価値がない世の中になってきているのだ。
(アートの世界では一般化できない資質も多いに価値があるが、その競争はますます激しくなってくるだろう)

システム化、限界費用はゼロ、というと世の中がどんどん殺風景なものになっていくように感じるかもしれないが、実際は以前よりもよりクリエイティブになれるチャンスが広がるということではないだろうか。自分の能力を最大限に生かすチャンスは以前よりも広がり、組織に頼らずに自分一人で生きていくことを決意した人間にとっては、優位に働くことが多い。

ベーシック・インカム、あるいは富を平等に分配するシステムが確立されたと仮定した世界では、人は一体なにに希望を持ち、なにを目的に生きていくのだろうか。一部の人が予想しているようにどこまでも自堕落になり、滅亡へと進んでいくのか、あるいはリスクテイカーが増えてどんどん世の中がいい方向へと向かっていくのか。そのことに思いを馳せると、思考は止まらなくなる。

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2010年5月12日 (水)

人間的な、あまりに人間的な・・・・:なぜレッスンが12時間前までしか予約できないのか?

ワンズワードオンラインでは、会員になっていただくと同時に、レッスンを4回分1ヶ月先まで予約してもらう。そして、その4回分をキャンセルや変更なしで消化すると、ボーナスレッスンチケット(マンツーマンレッスン1回50分)が1枚もらえる仕組みになっている。

「いつでも、どこでも気軽に」英会話は学ぶ環境は整っているが、果たしてそこまで利便性を追求する必要があるのだろうか?僕自身、いつでもどこでも予約が可能だと、いつまで経ってもレッスン予約をしないと思う。

英語を習いたいという気持ちはあっても日常生活は忙しいし、なるべく楽をしたいというのが人の性だ。人間、必要に迫られないと努力はしない。ボーナスレッスンチケットの付与は、ある一種の強制力を持って、なるべく計画的に英語学習を行ってもらうために設けたシステムだ。

しかし、それでも仕事は忙しいし、夜は夜で急な接待や参加しないといけない飲み会など不測な事態は起こるので、渋々ながらレッスンをキャンセルすることもある。その際はなるべくレッスンチケットが無駄にならないように、レッスン直前の30分までキャンセルできるようにしている。

キャンセル後、次のレッスンを予約してもらうのだが、振替レッスンに関しては、希望する時間の12時間前までしか予約できないようになっている。これはひとえに先生と生徒様にそのレッスンに対する予習および準備を行ってもらいたいからだ。技術的には1分前まで予約できるようにすることが可能だが、急に思い立って英語を勉強して上達できるほど英語学習は甘くはない。それになりに準備をしておかないと、せっかくの時間が無駄になってしまう恐れがある。

先生も余裕を持って準備ができるので、生徒様がどのようなレッスンを受けたか先生専用サイトで確認し、学習計画を立てることができる。また交通事情が悪いマニラ近辺に住んでいる場合でも、これだけの時間的余裕があれば、きっちりと時間通りにレッスン前にはパソコンの前で座り、待っていられる。

インターネットというものは人々の生活の利便性を高めてくれたが、英語学習の根本的な仕組みを変えることはない。具体的な学習計画を立てて、それを忠実に実行していくことでしか英語は上達はしない。

オンライン英会話業界は破綻しつつある既存の英会話スクールからたくさん学ぶことがあると思う。目先の利便性を強調するのではなく、生徒様がどのようにすれば英語学習を継続できるのか、ということを真剣に考え、それをサービスに結びつけることもそのうちの一つだろう。このすべてが透明化されているウェブの世界では、正しいことを行わないと生き残っていけないということを肝に命じておくべきだ。

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2010年5月10日 (月)

初めての男性教師!

今日も先生のSkype面接を行い、ワンズワードオンラインでは初めての男性教師を採用した。彼は両親はフィリピン人だが、生まれてからずっとアメリカ育ちで、アメリカの大学を卒業し、そしてTESOL(国際的な英語教授資格)を取得している。

当然、ネイティブスピーカーなので英語の発音は完璧だ。大学での専攻が哲学ということ個人的にはポイントが高かった。(今度、ニーチェやらラカンについて語り合ってみよう)

採用の決め手となったのは「なんだか友達になれそう」という曖昧なフィーリングだが、意外と重要な要素でもある。初めて話す人に好印象を与える要素はいくつかあるが、「謙虚さ、素直さ、誠実」という要素を個人的に大事にしている。そのような要素を彼に強く感じた。英語力はネイティブスピーカーなので、考慮に入れる必要がないほど完璧だし、英語教育の専門的な教育も受けているので資格的にも問題ない。そうなると見るところは人格的な部分だけなので、そこを重視した。

フィリピン人はおしゃべりな人が多いが、彼はアメリカで育ったせいか寡黙で静かな印象を受ける。控えめな性格のアメリカ人なんてなかなかいないが、彼はその珍しいタイプのアメリカ人だ。

ほかのオンライン英会話スクールの面接を受けたかどうか聞いてみると、「いくつか受けたけど、どこも返答がなかったり、面接日時のセッティングなどで手間取り、うんざりした」とのことだった。その点、うちの場合はスーパービジネスウーマンであるEgo Ugan三姉妹が仕切っているので、面接までも非常にスムーズに進む。

先生たちのマネージメントは基本的には彼女たちに任せているので、僕のフィリピン人に対する印象はすこぶるいい。「優秀でプロフェッショナル、かつとても時間に正確」というのが彼女たちに対する僕の評価だが、その全く正反対のことが多くのフィリピン人に当てはまるので、気を付けないといけない。

そのような人たちがスクールを運営していると面接というシンプルな作業でも、相手をうんざりさせてしまうほどのことをしてしまうのだろう。

今日はフィリピンの大統領選だ。願わくば、腐敗しきった政治を浄化してくれるような優秀な大統領を選んでもらい、ブロードバンドの普及、マニラのひどい渋滞を取り除くためのインフラの整備を実行してもらいたい。

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2010年5月 8日 (土)

ワンズワードオンライン拡大中です

昨日はワンズワードオンラインのために先生の採用面接を行い、1名が合格した。毎回かなりの人数の申し込みがあるが、ほとんど1次面接で落ちてしまうので、僕が担当する最終面接は数が限られているので、それほど面接する機会は多くはない。

今日は、その面接についてBeejay先生と話をした。

Blogonesword02
(新しく買った緑のジャケットを着たBeejay先生。妹のKaye先生から「マイケル・ジャクソン」みたいと揶揄されたらしい)

たいていのフィリピン人は英語が話せれば、英語を教えられると勘違いしており、多くの応募者が安易に申し込んでくるらしい。特にひどかったのが、彼氏が外国人だからいつも英語でコミュケーションを取っているので、先生としても問題なく英語を教えられると応募してきたとある女性だ。彼女の面接を担当したのがBeejay先生なのだが、その女性の英語があまりにひどく英語で話しても理解できないので、タガログ語に切り替えたらしい。

彼女のケースはかなり極端だが、実際それほど高いモチベーションを持って応募してくる人は本当に限られる。だからこそ、そのような人たちとの出会いは大切だし、大事に育てていきたいと思っている。

Beejay先生のようにTESOL(国際的に認知された英語教授法)を取得しており、なおかつ独自に英語教授法を考えて、工夫している先生もあまりいない。その気になれば、「英語を人に教える」ということほどやりがいがあり、楽しくクリエイティブな作業はない。本人のやる気次第で、どこまでも有意義になる仕事だと思う。

ワンズワードオンラインがスタートしてから、4ヶ月あまり経つがほとんど休みらしい休みを取っていなかったBeejay先生は来週から5日間香港へ休暇旅行に行く。ゆっくり体を休めて欲しい。そして、英気を養い再びワンズワードオンラインで活躍してもらいたい。

最近はネットの影響か、知的好奇心を持った人たちが少なくなった気がするが、彼女は数少ない生き残りの一人であることは間違いない。

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2010年5月 6日 (木)

ラフティング初体験!

GWの最後のイベントとして、埼玉の秩父までラフティングに行ってきた。
Mont Bellが主催しているだけあって、かなりしっかりとオーガナイズされていた。

今回はイギリス人の友人ジムが企画し、彼の友達数人と一緒に行ってきたのだが、ジムの日本語がかなり上達していたのには驚いた。Mont Bellに電話をかけて、予約をしたのも彼なのだが、けっこう苦労したと思う。ただ、考えてみればもう日本にて3年も経つのだから、ペラペラでもおかしくない年月が流れてはいる・・・・彼は最近大手英会話スクールでの人事担当として働くことになり、日本に当分いることになったので、今後の上達が楽しみだ。

Rafting02
(秩父鉄道の野上という駅が最寄り駅なのだが、頭の中で「トットロ、トットロ」とトトロのテーマソングがエンドレスにリピートされていた)

ほかにもラフティングをする人たちがいると思っていたが、僕たち7人だけでボートを貸切りできることになり、ラッキーだった。GW最終日にもなると、遠出を控える人も多いのだろう。

Rafting_01
(日本人4名、カナダ人2名、イギリス人1名のメンバーだ。あとはじけている人たちはMont Bellのスタッフです)

今回のツアーの案内役となった女性に「みなさんどういう繋がりですか?お仕事関係ですか?」と僕たちに聞いてきたが、ものの見事に仕事とはなんの繋がりもないメンバーだった。考えてみれば、普通は社会人ともなると仕事関係以外で人と知り合う機会は激減するのだが、僕の場合は年々仕事以外でも人と知り合う機会が増えている。それはとても良い兆候だ。

ラフティングは思った以上に楽しめた。やはり少し遠出をして、大自然と触れると心から癒される。これからはアウトドアが楽しい季節なので、もう少し自然と触れ合う機会を作らないといけないなと思った。

また仕事では英語を使っているが、ほとんどがSkype経由なので、リアルで英語を使う機会をもっと持たないとなと思った。以前、JOY先生と自分たちの英語力について話しをしたが、彼女も父親に「満足したら向上できない」と言われ、未だに自分の英語力を上げる努力をしているとのことだ。そんな彼女を見習わないといけない。
(彼女の場合は英語の先生として、僕の場合は一国際人としてなので、立場は異なるがいずれにせよ確かに満足したら終りだ)

Rafting03

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2010年5月 3日 (月)

自由とは

GW中に高校の同級生と会った。
卒業してから1回しか会っていないが、近所に住んでいることが判明して、GW中に二度も会った。「あの人は今」的な話題はそれなりに楽しく、また自分がクラスメイトの大多数の名前をすっかり忘れていることに愕然とした。

僕たちが通っていた私立和光高校はおかしな高校で、校則制服一切なしの自由な校風で有名な高校だった。僕は高校の頃から通ったのだが、小学校中学校から上がってきた人たちはかなりの変人が多かった。

同級生のほとんどが自営業者という事実が、とにかく僕たちが組織というものにいかに馴染めないかよく語っている客観的な事実だと思う。

高校のマントラには「自由のはき違い」という言葉があった。なんの規則もないので、それを勘違いした人間は抑制が効かなくなり、どんどん堕落していった。ジーコジャパンの頃のサッカー日本代表のように統制が取れていない日本人集団ほど質の悪い集団はない。

僕自身は集団的行動を基調とした学校教育というもの自体にものすごく否定的だから、場合によっては和光のような教育は今後必要とされてくるかもしれないと思う。なぜならば、組織的として行動するよりは今後は個人として行動するほうが多くの利益を享受できる世の中だからだ。

組織としてうまくやっていくよりは、個人としてどのように生きていくかということを人生の早い段階で考えた方が人生は上手くいく。そのことをきっちり教えていく必要があるのではないだろうか。

小学校や中学校の頃の同級生とは会いたいとは思わないが、高校の頃の同級生には興味がある。彼らがどのような人生をあのあと歩み、今なにをしているのか・・・・・この個人が生かしにくい日本の社会でどのように生計を立てているのか、なんだかとても興味がある。

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