バーンズナイト
中学校の英語の先生からのお誘いで、芝パークホテルで催された「バーンズナイト」という催しに行って来た。
ロバート・バーンズはスコットランドが誇る国民的詩人で、日本では「蛍の光」の原作者として知られている。1月25日が生誕日なので、それを祝うためにハギスを食べて彼を偲ぼうというのが本来の趣旨だ。だが、芝パークホテル流「バーンズナイト」はハギスがメインではなく、「シングルモルト・ウイスキー飲み放題(しかも手酌)」がメインだった。
きっとこの日、ロバート・バーンズに思いを馳せた人よりは、シングルモルト・ウイスキーに思いを馳せた人が多かったに違いない。
この日は久しぶりに法政大学の飯野先生とお会いし、運営しているオンライン英会話スクール「ワンズワードオンライン」のための推薦文の原稿チェックをバーンズナイトが始まる前に行った。さすがに三省堂の高校の英語教科書をお書きになられているだけあり、文章の完成度が高く、素晴らしい内容の推薦文をいただいた。
飯野先生に御礼を言うと、「人のために一肌を脱いだ方が人生面白い。薄い一肌でもいいから脱いだほうが人生楽しくなる」とおっしゃった。とても共感できる言葉だ。僕自身もソーシャルビジネスをうちの企業理念にしているのは、そういう気持ちが強い。自分の利益ばかり追求してもなにも楽しくない。どうせやるなら、自分が尊敬できる人たちや好きな人たちと一緒に仕事をして、利益を共有したい。そして、ついでに社会貢献してフィリピンの経済的に恵まれない学生たちを支援するほうが楽しい。
博愛主義者でもなんでもないしそれほど経済的余裕があるわけではないが、それでも「薄い一肌」くらいは脱げるし、それくらいのことは今後も続けていたいと思っている。
幸いにも飯野先生を始めとして、僕の周りには共感してくれる人たちがいるので、オンライン英会話スクールを運営できている。何も万人に受け入れられるサービスを目指しているのではなく、同じような志を持った方々に共感してもらいながら、このプロジェクトを少しずつ大きくしていければと思っている。
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