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2009年11月12日 (木)

常夏の国から

今日はフィリピンのビジネスパートナーとSkypeで色々と話しをした。
ビデオも付けているので開口一番「寒そうね」と言われた。

たしかに今日は朝から寒かったので、セーターを来てSkypeを立ち上げたのだった。

ふと、以前アムステルダムで開かれたワールドプレスフォト主催のワークショップに参加し、そのとき知り合ったフィリピン人のカメラマン、ジーンが言った台詞を思い出した。

真冬のアムステルダムに降り立った彼は、タクシーから見える木々を見て「どうして枯れ木ばっかりあるの?」と無邪気に聞いたのだった。

フィリピンには冬がない。
冬がない国から来た彼は、葉が育ち、紅葉を経て、葉が落ち、再び葉が芽吹くサイクルが理解できなかったのだ。

冬になると夏が待ち遠しくなり、夏が来るともっと涼しい秋を待ち焦がれる。
そういった感情を持てないのは、少し淋しい気がする。

枯れ木に見える木々にも、新しい生命がすでに宿っていることを彼にきちんと説明しておけば良かったなと思った。

今、出会った人々を大切にして、伝えられることはそのとききちんと伝えないと、そのチャンスは二度と訪れない。新しいフィリピンの友人たちには、きちんとそのことを肝に命じて、接していきたい。

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