2014年5月22日 (木)

5月のつぶやき

ブログは下記に移転しましたが、放置するのもどうかと思うので、一ヶ月分のツイートをまとめてみました。

http://oneswordnet.com/
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2014年5月 3日 (土)

ブログ移転のお知らせ

ブログを下記に移転します。

http://oneswordnet.com

RSSなどなんらかのリーダーでお読みの方は上記アドレスを登録お願いします。

このブログ、さらにもう一つの個人ブログ、さらには英語ブログという3つのブログがありましたが、これを統合し、ついでに写真もこちらにすべて掲載しました。

そして、移転して最初の記事は下記です。

英語の正しい学び方:2020年あるいはそれ以降に向けて

これから少し改良して、もっとよくしていきたいと思っています。
では、今後共よろしくお願いいたします。

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2014年4月28日 (月)

ワンズワード:口コミで絶大な評価のフィリピンの語学学校CNE1と業務提携のお知らせ

フィリピンの首都マニラからバスで4時間、マンゴツリーに囲まれた語学学校CNE1と提携した。

Isakamatsuoka
(左がCNE1の共同経営者の井坂氏だ。マンゴツリーのジャングルから木を切り倒して作った学校の前でのツーショット)

オンライン英会話スクールとリアルの語学学校という異色のコラボだ。

オンライン英会話スクールが語学学校を経営しているケースはあるが、独立したオンラインでのスクールとリアルのスクールが提携するのは、業界初の試みだ。

事の経緯はCNE1の共同経営者である井坂さんが普段ツイッターで色々な情報、また英語教育に対して熱いコメントを呟いており、以前からとても興味があったので、前回フィリピンに行った際に学校を見学させていただいた。

そうして思った以上にお互いに意気投合し、初対面にも関わらず男二人で12時間も語り合い、業務提携へと話が発展していった。

そして今回、再びCNE1をJOY先生を伴って再訪をし、CNE1の先生方、さらにほかの経営陣と一緒にミーティングをし、正式に提携が決定した。

Cne1_01_ver2

CNE1は井坂さんのツイッターを中心としたソーシャルメディアでのマーケティング、そして卒業生による口コミのみで業績を伸ばしてきた学校だ。その経緯はとてもワンズワードと似通っている。

既存の顧客を大事にし、その顧客が自らその口コミによってほかの生徒を呼び寄せるという素晴らしいマーケティング戦略を実践している学校である。

またターラックというフィリピンの非常に貧しい地域に位置し、その地元で生まれ育った先生たちを優先的に雇用し、彼らを徹底的に研修して先生として採用している。それはワンズワードの企業理念に揚げているソーシャルビジネスの概念である「社会的問題の解決」に合致している。

今後はCNE1の先生もワンズワードに参加しCNE1の卒業生対象に英語を教え、時期を見て弊社の生徒様にもCNE1の先生たちのレッスンを受講可能にしていく予定だ。

そうして、お互いのHPでも紹介し合い、関係を強化していくつもりだ。

弊社からCNE1へ留学する生徒様もいるだろうし、CNE1の卒業生にもワンズワードを紹介してもらい、お互いのシナジー効果によって生徒様にもこの両社の業務提携で最大限の利益を享受していただきたい。

自分個人にとっても井坂さんのような尊敬できる経営者との出会いはとても大切だ。お互いに刺激を与え合って、閉鎖的な日本の英語教育界を変えていきたいと思っている。

これからもこのような試みを増やして、生徒様により良い英語学習環境を提案していきたい。

Cne1_onesword2


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2014年4月24日 (木)

マンゴツリーのなかで:フィリピンにて

またフィリピンへと舞い戻ってきた。
暑い。

もう真夏なのだ、ここは。

Gramacy01
(フィリピンの繁華街マカティの夜景・・・微妙です)

マニラからバスで5時間近くかけて、マンゴツリーに囲まれたフィリピンのど田舎にやってきている。マニラよりは100倍いいと思う。たまにはマンゴツリーに囲まれながら生活するのも悪くないと思う。

日本料理に舌鼓を打っていたら、わずか一ヶ月で3キロも体重が増えてしまった。
また人類の敵であるアマゾンでうっかり買い物をしまくり、財布の中身はどんどん痩せ細ってきている。

日本、恐るべし!

ブエノスアイレスやメキシシティで生活をしていると、自然と抑制された生活になるので、たいしてお金も使わず、体重も増えない・・・・ある意味、無理なく健康的な生活が可能だ。

老後はやはりブエノスアイレスでタンゴでも踊りながら、赤ワインにまみれて生活するのがいいのかもしれない。

今年はメキシコ人相手にオンラインで英会話を教えるべくスペイン語サイトを立ち上げ、ついでにポルトガル語版も作った。それだけではなく、様々な変化を今年は起こそうと考えている。

4年も5年も同じことをやっていると組織としてダメになるので、多少の入れ替えと変化は必要だ。そのために必要なこと率先してやっていこうと思っている。

世界の変化は年々早くなってきている。
そのためにもそとの空気に触れることは重要だ。

今やっていることの結果が出ることはまだ先かもしれないが、これからも「変化」を求めて、個人的にもビジネスに関しても仕掛けていきたいと思っている。


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2014年4月18日 (金)

ソーシャルメディア時代の地球の歩き方:世界に広がる友人の輪

3月末に日本に帰ってきてから、休む暇もなく色々な場所、それに国々を回ったせいですっかり疲れていたが、今ではそれもすっかり回復した。

だが、来週の火曜日からまたフィリピンへと行かなければいけないので、気は抜けない。

日本にこのままいると、ぶくぶくと太って、タンゴやサルサの南米での日々を遠い国の出来事のように思えてしまう。

この国はうっかり財布をどこかに置き忘れても、誰かが届けてくれる国だ。筋肉どころか、脳全体が弛緩しても仕方がない。

平和ボケしていると言うが、それの何が悪いのだろうか?
メキシコやアルゼンチンの人々にとって、日本は憧れの国だ。

窃盗や強盗がゴマンといる国にいると、たしかにその気持が分かる。
サッカーでブラジルから来たブラジル人の多くは日本に留まることを選ぶ。

なぜなら、安全だから。

だからといって、ずっとこの安全な国にいると何に対しても危機感は持ちにくいので、それはそれで逆に危ないと思う。ただ、南米のように日常生活のレベルで常に危険と隣合わせの生活も疲れる。

まったくどうして、最初からカナダやオーストラリアのような国に住まなかったのだろうか・・・・なんて両極端な人生なんだと思う今日この頃だ。

このまま世界をふらふらと歩き回って、その先に何があるのか分からないが、飽きるまでは続けてみようとは思っている。

Ming2014

東京滞在中にたまたまシンガポール人の友人ミンが東京に来ていた。友人たちの集まり彼らを招待して、久しぶりに旧交を温めた。

もともとはパリで会ったシンガポール人アーネストの紹介で会ったミンだ。

アーネストとミンとピンジェンとFACEBOOK

もう8年くらいの付き合いになるが、なんだかゆるい感じで未だに繋がっている。でも会えば、それなりに楽しく、くだらない話に花が咲く。

こうして、世界を渡り歩けば、きっとこういうゆるい繋がりが世界中に出来ていくだろう。そういう友人関係を築いていくのも悪くないと思う。

いや、きっとおそらくそういう関係を築きたいがために、世界を渡り歩いているのかもしれない。また桜が咲く頃に日本に戻ってきて、旧友たちと会って、バカ話に笑い転げたいものだ。

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2014年4月16日 (水)

先進諸国は蜜の味:発展途上国での生き方

東京→京都・大阪→マニラ→フィリピンの田舎→香港→東京と10日のあいだに駆け抜け、明後日にはメキシコに戻る予定が、急遽また来週フィリピンに行くことになった。

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マニラでは、4月誕生日のBeejay先生、Amaya先生、Shawie先生、それにKrsitin先生の誕生日を祝った。

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午後1時に集合したのだが、結局、ランチを取った後、お茶をして、それから夕食と丸一日一緒に彼女たちと時を過ごした。ひたすらタガログ語の会話に終始していたが、タガログ語はスペイン語の語彙をそのまま使っているので、かなりの単語が分かった。

スペイン語が出来れば、タガログ語は三ヶ月くらい勉強すれば、日常会話くらいはいけるのではと思う。彼女たち同士もたまにしか会わないので、タガログ語で話してしまうのは仕方がないとは思うが・・・・全く気を使われなくなっているボスというのもどうかとは思う。

AMAYA先生などからは、「ユウキ、うちに泊まって行きなよ」とよく誘われるが、どう考えても豪邸に住んでいるだろうから、気が引ける。

派手な恰好な彼女たちに囲まれていると、どうみても自分が搾取されている側の人間に思えてならなかった。

そんな特異なオンライン英会話スクールが世の中にあってもいいのではないだろうか?

そのあとは息抜きに香港に3日ほど滞在した。

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Honkong02


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香港はいつ行っても最高だ。
食べ物もおいしいし、公共の交通機関は安いから観光するには最適な街だ。

だが家賃は高い。
30万ぐらい払っても、それなりのところしか借りられない。

家賃が安かったら住みたいと思う。
やはり、先進諸国での生活は楽しいし、特に治安のいい香港のような街では気軽に観光出来る。

ブエノスアイレスは治安も悪く、このあいだうちのマンションにも強盗が入った。
被害は特になかったらしいが、強盗や空き巣、それにスリとなんでもござれの街だ。

さらに毎年、夏になると停電する。
このあいだブエノスアイレスに滞在したときは最大で丸3日電気がなかった。

どうしてブエノスアイレスなんかに2年も住み、さらにまた今年も行こうかと思っているのか自分でもよく理解できない。

この3年間、ほとんどの時間を発展途上国で過ごしたが、やはりどんどん少し病んできていると思う。

ブエノスアイレスで丸3日電気がなくて、そしてようやく電気が通った瞬間などは本当に至福の瞬間だったが、そのような喜びが果たして、何になるのだろうと冷静な頭で考える。

メキシシティでも夜は流しのタクシーに乗ることは自殺行為なので、絶対に知っているタクシー会社のタクシーを呼ばないと、とても危険だ。そんなことばかりに気を使う生活をしていると、段々と生活に疲弊してくる。

先進諸国での生活は蜜の味だ。
それが当たり前になると、もう二度と発展途上国に住めなくなるかもしれない。

トレードオフを考えて、それ以上のメリットを自分なりに見出さないと、これからは辛い。もちろん、ブエノスアイレスに2年住み、そしてメキシシティに半年住んだおかげで、多くのことを学んだことは確かだ。

よく次はどこに住むのかと訊かれるが、自分でもよく分からない。
今までは、なるべくひとつの場所に留まって生活をしてきたが、最近はそういう縛りもあまり必要ないような気がしてきた。

もっと自由に色々な国に住んでもいいのかもしれない。
また新しいライフスタイルを模索して、それを仕事にも還元出来たらと思っている。

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2014年4月 5日 (土)

グローバリゼーションという魔力について

久しぶりに先進諸国での生活を満喫している。
みんな待ち合わせの時間ぴったりには来るし、予定が突如変更されることもない。

インターネットは快適に繋がり、あらゆる交通機関は定刻通りに動く。

そして、食べるものすべてがおいしい。

Kaiseki
(京都の福松というところです。お薦めです)

快適だ。

先進諸国に生まれたことを本当に感謝しないといけない。
ただ発展途上国に住んでいると、グローバリゼーションというのを肌身に感じる。

グローバリゼーションとは、一言で言うと、弱肉強食の世界だ。
もっと詳しく言うと、「弱者が圧倒的に多い弱肉強食の世界」だ。

メキシコなどではアメリカの企業がどんどんと進出して、土地を買い占め、「先行者利益」を享受している。世界中の国々で中流階級がなくなり、富裕層と貧民層の二極化される。

今までの先進諸国はみんなが少しづつ豊かになることは出来たが、これから発展途上国から先進諸国になる国々では、金持ちはもっと金持ちになれるが、貧しい人はずっと貧しいままだろう。

日本は「平等意識」が高いので、なんとかいまだにごまかしているが、世界の至るところで二極化は進み、今後それがどんどんと加速されていく。

中流階級の仕事の多くはミドルマネージメントに属しているが、そんな仕事は未来では存在しない。資本家になるか、労働者になるか、その2つに1つだ。

資本家は金を出して労働者を雇い、労働者はテクノロジーの進化により、仕事の単価がどんどん下がってくる。例えばプログラマーなどは以前では「手に職」を持った人たちだったが、単純なコードならばインドやパキスタンのプログラマーを雇えば済むので、それほどの価値はなくなってしまった。

アメリカでは税理士の仕事が以前の3,4割減となり、それらの仕事はすべて発展途上国の労働者へと流れているという。

今まで特権階級だった人たちの仕事がテクノロジーの進化により、労働者の仕事へと変わってきているわけだ。

グローバリゼーションやテクノロジーの進化はなにかしら歓迎すべきことだと人々は誤解しているが、それらはすべて彼らの仕事を将来的に奪う可能性があるものであることを自覚したほうがいい。

自分の仕事がなくなる危険性についていつも自覚的ではないと、これから先は戦っていけない。そして、その限られた時間のなかで、最大限の利益を享受出来るように色々と手を打っていくしかない。

あらゆる情報はグーグルが教えてくれるかもしれない。
だが、経験に裏打ちされた情報しか今後は役に立たない。

それは自らが戦い、勝ち取っていくものだ。
そして、勝者はそのような情報を持ったものたちで占められ、そのような情報とは無縁な圧倒的多数は労働者となる。

まったくいやな世の中になったものだ。
資本を持たない自分のような中小企業の経営者は、知略と謀略を駆使して、生き残りをはかるしか道はない。

ただそれでも戦っていけることを示していきたいとは思っている。
世界には働いている時間よりも踊っている時間のほうが長い経営者の1人や2人いたほうが、世界はより面白くなるはずだ。

ほんと、まったく嫌な世の中になったものだ。

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2014年4月 3日 (木)

サービスと親切の狭間で:日本とラテン

正直、日本は最高だ。
でも、だから疲れる。

Sakura

おいしいし、サービスのクオリティは高いし、なにをやるにしても、それほどストレスが感じることなく出来てしまう。

Sashimi

ブエノスアイレスでは、ATMでお金を下ろすにしても、隣国ウルグアイに行ってドルで下ろさないと、大金を失う羽目になる。
(闇レートと公式レートに大きな差があり、ATMでお金を下ろすと当然公式レートが適用され、かなりの損をする)

メキシコですら、夜タクシーを乗るのは、とても危険なので、よく知ったタクシーを手配する必要がある。

そんな国々から来ると、日本は天国だ。
どこに行っても地図はあるし、交番もある。スマートフォンがなくても、行き場所にたどり着ける。

でも、こういう安心感は当然、それなりのコストがかかる。
長時間労働やサービス残業といった労働者の努力と忍耐で賄っている部分が大きい。

自分のようにたまに来て、それを満喫して帰る人間には最高だが、たぶんずっとここにいると、とても疲れてしまうなとは思う。

贅沢な話なのかもしれない。
多くの日本人は、知らないうちに発展途上国の人々が目指している「幸せ」をすでに手に入れている。

毎日、安くておいしいものが食べられて、インフラはばっちり整っている。ネットが繋がらない事態などそうは起らないし、あらゆることは何も言わずにスムーズに事が運ぶ。

でも、それは多くの日本人の幸せを同時に犠牲にしているのかもしれない。

ブエノスアイレスのマクドナルドに行けば、カウンターの先には10人くらいのアルゼンチン人がスマフォ片手に談笑している姿が見受けられる。

とても楽しそうだ。
そして、彼らの目の前には「お客様」が長蛇の列を作っている。

日本では、そんな光景はあり得ない。
「お客様」のために分刻み、秒刻みで働かないとクビになってしまう。

あらゆることはトレードオフの関係だ。
すべてを手に入れることは出来ないのかもしれない。

ただ今は、日本にたまに来て、そんな先進諸国的な幸せを享受して、普段は「何事も前に進まない」発展途上国で試行錯誤しながら、色々と試して生きていくのが性に合っている。

日本での親切の多くは、「サービス」であり、ラテン諸国の多くの親切は生身の血が通っている。だから、まあ、そんなに多くの親切を受けることはそうはない。

彼らの国が日本のような国になるとは思えない。
ただ、なにかもっと違った彼らなりの発展を遂げるのでは期待している。

そして、そのなかで自分が何が出来るのかを考えていきたい。

Sweet
(時々、「日本ではおいしいスイーツはあるのか?」とメキシコで訊かれる・・・・・日本で手に入るもので、メキシコよりも劣っていると思うのはタコスぐらいだ)


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2014年3月26日 (水)

ワンズワードの世界戦略についての説明書:オンライン英会話スクールの生き残り方

明日の早朝、日本へと向う。
本当はもっと早くに一時帰国する予定が、ずいぶんと予定が伸びてしまった。

同時に平行して、サイトの移行に伴う様々な変更、それに各国版のマーケティングをしないといけない。ただ、これをしないことには結局のところ、もう生き残ってはいけないと思う。

2,3年前からすでに海外進出を考えていた。
まずは台湾に目をつけて、何人かの人に声を掛けたが、話が進まず断念した。

そして、ようやくリリースしたスペイン語版、ポルトガル語版は、1年遅れのリリースとなってしまった。どうも勘違いしている人たちがいるようだが、別に拡大思考の賜物で、海外へと向かっているわけではない。

国内にほぼ成長の可能性がないので、海外へと場所を移しているだけだ。
DMMなど豊富な資金力を持った会社にまともに立ち向かっても意味がない。

ワンズワードは個人資本で始めた会社であり、今後もそのようにあり続ける。銀行やベンチャーキャピタルなどの資本を入れてしまえば、ソーシャルビジネスという基本理念を全うすることはできなくなる。

かといって資金力もなしに、国内でずっとやっていけば、いずれは自然消滅という憂き目になるだろう。今の先生の雇用を守りつつ、質の高いレッスンをありえないほどの低価格で提供するというのがワンズワードオンラインのポリシーだ。

今はサーバー移行したばかりで何かと問題も多いが、肉を切らせて骨を断つではないが、変革をしないと潰れるという危機意識のもと、今回のサーバー移行および世界展開を行っている。

オンライン英会話スクールがもっと普及すれば、うちのような良心的なスクールも地道にやっていけるかもしれないが、まだマーケット自体が成熟していないなか、今後国内のマーケットだけで生き残るのは不可能だろう。

日本のマーケットは「毎日25分レッスン、月額5000円〜6000円」「1レッスン100円」などと牛丼チェーンという同じような発想で価格競争をしている。

500円のおいしい牛丼よりも、100円のそこそこの牛丼に目がいってしまうのは、人間だから仕方がない。本来ならば、マーケットが成熟した時点で価格競争を行えば、自然淘汰されてもっと質のいいスクールが生き残るのだが、今は先行者利益と資本力を持つものが勝つようなマーケットとなっている。

たとえ、うちが利益度外視で価格を半額にしたところで、それほど効果があるとは思えない。だったら、目先を変えて国外に打って出るしかない。

日本で細々とやっていけるのであれば、リスクもなくそれはそれで良かったかもしれないが、そういう状況ではなくなってきている。これから資本力のないオンライン英会話スクールはどんどん淘汰されるだろう。

趣味と割りきってやるのであれば、それでいいのかもしれないが、自分にとってはビジネスだ。あくまでソーシャルビジネスという理念に則ったビジネスだ。

これからも中南米、南米進出だけではなく、全米進出、ヨーロッパ進出と全世界に打って出ていくつもりだ。それも今の形を守るためには致し方ない戦略だ。

インターネットで世界は繋がっている。
だったら、世界と繋がればいい。

シンプルな発想だ。
優秀な先生たちを牛丼と同列に扱わない人たちが大勢いるところへと、向かっていけばいい。

そして、ずっとワンズワードで学んでいる人たちのためにも、またその人たちのためにも先生たちが居心地よく仕事が出来る環境は変えないようにしたい。

では、今後共よろしくお願いいたします。

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2014年3月17日 (月)

世界を語り、世界を思う:メキシコシティにて

あれほど確認してバグを潰したはずなのに、全部のデーターベースを移行したら、なぜかまたエラーになることがある、今日この頃です。みなさん、お元気ですか?

今週いっぱいしたら落ち着くかと思いますので、ご迷惑おかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

思えば、去年の5月からブエノスアイレス在住のネイティブスピーカーの先生採用を進めたのは、すべてはワンズワードオンラインの世界展開のためだ。

深慮遠謀なのだ。
その割には、色々と問題が山積みだが、ひとつひとつ解決していきたいと思う。

ネイティブスピーカーの先生を採用するのには、既存のフィリピン人の先生からはかなりの抵抗があったし、生徒数の伸びを無視して、世界展開のために先生をどんどん入れたので、それに対しての不満も当然あると思う。

うちのレベルに合う先生を採用するにはやたらと時間がかかるし、それに仮採用になったあとの研修には異様に時間がかかる。だからこそ、すべてを前倒しに行った。

すべては生き残るためだ。
経営者は最低でも2年、3年と先を考えて手を打っていかなければならない。

そして、それを今、理解してもらえると思わない。
2年、3年経ってから、「なるほど、そういうことだったのか!」と思ってもらえれば、こちらの勝ちだ。でも、まあ思わない人が大大半だと思う。

別に彼らにとってみれば、毎日仕事があるのが当たり前だ。
こちらが実は彼らのために仕事を取ってきているという意識はまずないだろう。

中小企業の社長が自殺とかするのも、そういう誰にも言えない悩みやストレスからだろうなと思う・・・・みんな、ラテンの国に来て、弾けてしまえば、そういうのもあまり気にならないのに。

社長なんて、文句は言われても、褒められることなんてめったにない、因果な商売だ。

毎日の仕事しか考えない人と、2,3年、ときには10年と先を考えて仕事をする人が世の中にはいるわけだ。そして、先のことを考えて仕事する人間が最後には生き残る。

だが、今日のことしか考えないメキシコ人たちと一緒にいると、幸せだなと思う。

ある意味、人生は平等だ。
先を考えて、それを実行すればするほど、ある程度収入は増えるが、心配もそれに比例して増える。逆に今日のことしか考えないと、まあそれなりに楽しい。

アリとキリギリスの世界かもしれないが、キリギリスのふりをしながら、世の中うまく渡っていければいい。

リーさんは2,3年どころか、2,30年先を考えて国を統治し、今のシンガポールの繁栄を築いた。人間、ほんと上には上がいる。誰も彼のように偉大な人物と記憶されることはまずないと思うが、せめて死んだ後には、「あの人、いつもタンゴとかサルサとか踊っていたわりには、意外と頑張っていたんだね!」と言われるくらいの業績は残したいものだ。
(ちなみに今年読んだ本の中では一番感銘を受けました。お薦めです)

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2014年3月14日 (金)

ワンズワードオンラインの世界展開について

かねからの念願だったスペイン語版、ポルトガル語版、それに英語版の弊社オンラインスクール「ワンズワードオンライン」をリリースした。

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スペイン語版:http://oneswordonline.com

ポルトガル語版:https://pt.oneswordonline.com

英語版:http://global.oneswordonline.com

元々のきっかけはブエノスアイレスで盗難にあった日本人新婚カップルの方とお会いし、「ブラジルの英語熱がすごい!」という話を訊いて、始めたものだ。
(今では会員となっていただき、ありがとうございます)

しかし、創業以来お世話になっていた開発会社の内部のゴタゴタに巻き込まれ、プロジェクトが遅々として進まなかった。4年のあいだに社内のクーデーターなども起きて社長交代を2回するなど、不安定な状態だった。

1言えば10をやってくれる方が担当だったので、そのままお願いしたいのは山々だったが、「どうしても無理」という状態まで追い込まれて、急遽違う開発会社にお願いすることになった。

インターネットの力を借りて世界中から「これだ!」と思う開発会社を探し出し、お願いした。担当となったのは言わずと知れたセルゲイだ。

世界の仕事のあり方についてブエノスアイレスで想う

一昨年の12月には始動し、当初の工期は3ヶ月とのことだったので、本来ならば一年も前にリリースする予定だったプロジェクトだ。それがこれほどまでに延びたのはその開発会社がゴタゴタしていたことと、中途半端な状態のウェブサイトを違う開発会社が引き継ぎ、予想外のエラーなどが頻発し、その処理に追われたことが理由だ。

セルゲイとは合計300通から400通ぐらいのメールを交わし、日々スカイプのチャットをし、最後のスパートとなったこの一ヶ月はずっとバグ出しをしていた。
(セルゲイの会社とは10月末からスタートしたから、丸4ヶ月かかったことになる。本来ならば、「一ヶ月程度でやるから、よろしく!」とのことだったのに・・・・・セルゲイの嘘つき)

正直、終わりの見えないプロジェクトだった。
あまりにバグが多く、果たして本当にリリース出来るのかとても不安だった。

当初は余裕をかましていたセルゲイも予想外のエラーの多さに最後は本気を出してくれて、二人がかりでバグ出しをして、すべてのバグを潰していった。

リスクが大きいプロジェクトではあった。何しろ、日本の開発会社からアメリカの開発会社に途中で代わり、ソースコードなどは中途半端な状態だったので、その解析にも時間がかかった。

ただこの経験を通じて、かなり多くのことを学んだことは確かだ。最新のクラウドサーバーに移行し、今後ほかの言語でリリースすることが容易になった。ほかにも様々な最新のサービスを導入し、どうにかリリースに漕ぎ着けた。

最後は「行ったれ!」という気持ちですべてのデータを新しいサーバーに移し替えた。クレームの嵐が来ることも覚悟したが、ほぼ何事もなくリリースが完了した。

1.24時間レッスン予約可能
2.会員メニューの会員情報により、ご自身のタイムゾーンを設定出来ます。
3.グループレッスンには、今後各国の人々の参加が予想されます。
4.最新のクラウドサーバーを使用することにより、急なアクセスによるサーバーダウンは起きません。
5.FACEBOOK・GMAILでログイン出来るようになります。

表向きの変化は上記だけだが、バックエンドではかなりの変更をしている。なんだかんだ言って、やっぱりアメリカの開発会社はすごいなと思う。まあ、もうちょっとエラーをチェックしてくれれば、こちらの仕事が減るのだけど・・・・・

会員の皆様には色々とご迷惑おかけしましたが、今後も最新のテクノロジーを使って、安定したサービスを提供していきます。

リリースしたからと言って勝手に生徒様が入ってくることはないので、ここからが自分の本当の仕事だ。でも、まあそういうことが好きなので、色々と仕掛けていきたいと思っている。

では、今後共ワンズワードオンラインをよろしくお願いいたします。


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2014年3月10日 (月)

メキシコの結婚式:パーティーの定義

多くの人も思っているだろうが、結婚式ほどコストパフォーマンスが悪いものはない。

たかだが、2時間かその程度の時間のために膨大な時間と多大な費用を費やす必要がある。そして、招待客はお決まりのパターン化された当日のプログラムに嫌々ながらも笑顔を振りまき、3万円ばかし払っているのに、一向に楽しむことはない。

あんなものは早く消えてなくなってしまえばいい。

で、ひょんなことからメキシコの結婚式に行ってきた。

Laboda_frente

今週の金曜日にたまたま行ったパーティーで、「明日行くパーティーではたくさんサルサが踊れるから、一緒に行こう!」と言われて行ったら、結婚式だった。

もちろん、結婚する当のカップルのことなど何一つ知らないし、一緒に行った人たちも一昨日会ったばかりだ。

メキシコ、カジュアルだな。

Laboda_bride

おそらく会場の人たちからは「おまえ、誰だ」と思われていただろうが、メキシコシティから少し離れた郊外の町なので、みんなとてもフレンドリーだった。

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食べて、飲んで、踊る。パーティーの基本だ。

日本の場合だと、この「踊る」という部分が決定的に欠けているから、たいして面白くないパーティーが溢れているのだろう。

メキシコでは、老若男女問わず、ひたすら踊る。ステップなんて、みんな知らない。ただ体を揺すっているだけだ。

たいてい、クンビア、メレンゲ、サルサなどリズムとステップが違う音楽がかかるが、みんなそれぞれの音楽の違いすら知らない。
(ちなみにメキシコ人によく「ユウキ、これクンビア?あっ、これサルサ?」と訊かれる。メキシコ歴まだ半年なのに・・・・・違いが分かる男になってしまった)

Laboda_moneda
(花嫁と花婿が交替でテーブルを周り、参加者から小銭を貰うらしい。ちなみにこの風習は「pueblo(田舎)」だからとのことだ。ただの儀式なのでみんな300〜400円渡しているだけだ)

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(そして各テーブルにはジョニーウォーカーが。普通はテキーラのボドルらしいが、最近はちょっと良さ気な結婚式ではウイスキーが出されるらしい)

そして、踊り以外にも色々と催し物があり、それなりにけっこう楽しい。日本のように「花嫁から母親への手紙」みたいなアホくさいお涙頂戴のイベントはない。ひたすら、笑って踊って、みんなが楽しむ場所なのだ、ここは。

当然、結婚式の費用はすべてカップル、あるいは夫となる男性がすべて払う。日本のように招待客からお金を徴収することはない。ただ日本円にして500万円くらいかけることもあるというから、いかに盛大に祝うかよく分かる。

宵越しの金は持たない国だから、それぐらいは当然かもしれない。

Laboda_circle

とにかくなんだかみんな楽しそうだった。
日本に居た頃は、よく家でホームパーティーもしたし、今でも年に一回はワンズワードの会員さんを招いてパーティーをしている。

結局のところ、パーティーはいかに主催者が招待客をもてなして、喜ばすかだと思う。そういう観点が日本の多くのパーティー、それに結婚式には欠けている。

主役は主催する側ではなく、招待客のほうなのだ。

でも、別にメキシコ人が殊勝に招待客を喜ばせようと思っているわけではない。
これは文化だ。

パーティーに行ったら、食べて、飲んで、踊る。
だから、主催する側も招待された方も、それなりに楽しい。

日本の結婚式も、もっとエンターテイメント性を高めて、自分たちが祝ってもらうのではなく、「今までお世話になった人たちにいかに楽しんでもらうか」という視点から構成したほうがいいのではと思う。

メキシコシティは人口密度もそれなりに高く、労働時間も長いが、東京のように閉塞感が全くないのは、人々がひたすら楽しむことに重きを置いているからかもしれない。

とにかく色々とアトラクションが豊富な国だとは思う。

結局のところ、国は人が作る。
この陽気な人たちが今後、この競争の激しい世界でどのような国を作っていくのかとても楽しみだ。

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2014年3月 8日 (土)

新興国のマーケティング事情:さすがのラテンクオリティ!

メキシコはなんだかのんびりしているなと思う。

とある知り合いからマーケティングを生業としている会社を紹介され、2週間以上前に会って、「次のミーティングには完璧な提案書を持って行くから」と言われて会ってみたら、全然いけてなくてびっくりした。

あまりに内容がひどいし、コピペしただけのような内容だったので、うちがどんな会社かどうか調べたのか思い、「うちの会社の名前知っている?」と訊いたら、答えに窮していたのにはウケた。

もう、話してもしょうがないので、帰ってもらった。

彼らはデジタルマーケティングとソーシャルメディアの重要性をしきりに強調していたが、こちらはもう4年前からそれだけで宣伝して、生きながらえてきている会社だ。

今更、物知り顔でそれを言われてもピンと来ないし、デジタルマーケティングやソーシャルメディアを使ったマーケティングならば、別に個人でも出来る。

もう、ほんとうにメキシコ人はのんびり屋さんだ。

でも、メキシコ人相手にスペイン語でまくしたてて、挙句にマーケティング会社の人たちに、「そもそも、うちの会社がほかの会社とどう違うかを強調することがマーケティングするときには大事なのに、君たちはうちの会社の名前すら知らないし、ウェブサイトすらみていないじゃないか!」と説教垂れることが出来るようになったのは、収穫だ。

っていうか、最初からイラッとしたのは、こっちが1人だと思い、向こうは特に用もなさそうな人たちを連れてきて、総勢5人でわざわざ来たことだ。5人も雁首揃えてきたのに、まさか10分で説教されて帰る羽目になるとは思っても見なかっただろうが。
(でも、意外とこちらは百戦錬磨で、そんなミーティングには慣れっこなんだけど)

人から金をもらおうというのに、こちらの会社の名前も知らずウェブサイトも見ないとは中々アグレッシブだとは思う。

まだ最初の提案だからと言っていたが、最初の提案がダメすぎたら、ふつう次はないだろうと思う。

こういうあらゆることを勘案すると、メキシコ滞在は長引きそうな気がする・・・・・あらゆることがが悠久の時の流れに乗って、ゆっくりと流れていく。

そしてアウトプットしてくるものは、なかなかのラテンクオリティだ。

だからこそ、チャンスはあるとは思う。

先進諸国と違って、新興国はスキだらけだ。
スキだらけでも、アルゼンチンのようにスキが多すぎて、全く機能していない国だとチャンスはほぼない。

メキシコはいい感じだなとは思う。
ああ、でもアルゼンチンの2年間は無駄ではなかったなと思う。

あの経験がなければ、このメキシコへの高評価はなかっただろうし、そこまでの忍耐力はなかっただろう。(でも、さすがに人の会社の名前も知らずにマーケティングしようとする人たちとは仕事は出来ない)

とにかくこれからが楽しみであることに間違いない。

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2014年3月 5日 (水)

最強のマイレージカード:タヒチに向けて

メキシコはクレジットカード社会だ。
コンビニでもスタバでもクレジットカードを使う。

だから、自分が持っているクレジットカードを見直してみた。

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今までは「MileagePlus MUFGカード」を使っていた。特徴は、クレジットカードを使用ごとにマイルの有効期限が18ヶ月延長されるので、実質無期限に延長出来る。

公共料金の支払いをこのカードに指定すれば、あとはほっておいてもマイルが貯まるわけだ。さらにユナイテッド航空はなぜかオセアニア方面の特典旅行のマイル数がほかと較べて極端に低い。

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(詳細はこちらから)

憧れのタヒチに行くのに、1マイル100円換算だと、250万円で往復出来る。すべての買い物をこのクレジットカードにすれば、年に一回タヒチに無料で行くことも可能だ。

しかし上には上がいる。

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MileagePlus MUFGカード ゴールドプレステージ Visa」というカードだ。年会費15750円というなかなかアグレッシブなカードだ。今どき、年会費無料のクレジットカードが当たり前なのに、これだけ見るとなんの価値もないカードだ。

なんと、これ「楽PAY」というリボ払いに登録すると、マイルが2倍になる。国内のショッピングで100円2マイル、海外だとなんと100円で3マイルだ。

むかし、うちの母親がネットワークビジネスに引っかかり、勧誘の人に「リボ払いは手数料かかりませんから!」と言われて、100万円ほどつぎ込んだことがあるが、リボ払いは年利15%かかる。
(ちなみにそのあと説得して、全部返品、返金させた。マジ、辞めて欲しい)

だが、この楽PAYは初回の支払い以降が、リボ払いになるというものだ。初回の支払い限度額を10万円に設定しておけば、毎月の支払いがそれ以内であれば、支払いは一回で済むので、金利は一切かからない。さらにそれ以上超えても、クレジットカード会社に電話をして、繰り上げ決済をしてしまえば金利もかからず、マイルは2倍のままだ。

国内利用であれば、タヒチには年間125万円使えば行けてしまう。ついでに言うと海外利用であれば、80万ちょい使えば、年に一回はタヒチ旅行という豪勢な人生が待っている。
(ちなみにビジネスクラスでも、国内利用であれば300万円で行けます。さらにユナイテッド航空だと、エコノミープラスというクラスがあるので、1万から2万程度を特典旅行予約時に払えば、エコノミーの特典旅行でも快適な旅が約束されています)

メキシコだと往復70000マイルかかるので、海外利用でマイルが倍になっても230万円ちょっと使用する必要がある。考えようによっては、メキシコまでは往復のチケットを普通に買って、毎年ちょいちょいタヒチに行くのがベストのような気もする・・・・・

海外在住者はマストに持っていたいカードだし、日本に住んでいても家族カードは年会費無料なので、家族でマイルを貯めて、年に一回タヒチに行きたい人はうってつけのカードだろう。

LLCが全盛の世の中なので、いちいち自分のクレジットカードが提携している航空会社を指定するのも、面倒だし、割高な場合が多い。これらのクレジットカードを一つ持って、支払いをクレジットカードで済ますだけでマイレージが貯まっていくほうが楽だ。

タヒチ・・・・・・
来年はタヒチにただで行けるかもしれないと思うと、今日の仕事も捗るというものだ。

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2014年3月 2日 (日)

ラテンな日本人より:3月末から2週間日本に滞在します

メキシコ人の友人アビマエルに「3月26日に日本に行くことにしたよ。たぶん2週間ぐらいね」と言ったら、「¿Para que?(パラケ?:なんのために?)」と訊かれた。

しばし絶句したあと、しどろもどろになりながらも「日本には家族とかいるからね・・・」と言っておいた。

これでも見かけによらず、純度100%の日本人だ。
海外で初対面の日本人からは、「日本語、お上手ですね」と言われることもあるが、それでも日本語ネイティブだ。

日本で通っているテニスサークルでは、なぜか「マイク」とあだ名され、マイクという名前なのになぜかロシア人という設定だが、それでもやはり日本人だ。

外人からはこちらが「日本人だ」と答えているのに、「母親も日本人か?」「父親も日本人か?」と繰り返し訊かれるが、両方ともに日本人だ。

フィリピンに行った時は、「日本人なのに、どうして英語がペラペラなのか?おまえは本当はフィリピン人で、タガログ語も話せるじゃないか?」とあらぬ疑いをかけられたが、それでも日本人だ。

なんだかんだ言っても、オールニッポンだ。

あっ、でも叔母さんはイタリア人だ。(血のつながりはない)

海外に滞在している日本人がたまに日本に帰ったりするのは当たり前のことだと思う。しかし、なぜ「パラケ?」と訊かれたのか意味が分からない。

日本にいるイギリス人やアメリカ人、あるいはアフリカ人たちが母国に一時帰国するときに、「なんのために?」と訊く人はいないはずだ。

なんとなく「まあ、たまには帰るよね」という共通理解があるとは思う。

アビマエル的には「ユウキはメキシコシティでは毎日、サルサやタンゴを踊って、テニスもしたりして、とても楽しそうだ。それなのに、どうして日本に行くのだろう?」と思ったのかもしれない。
(仕事も毎日しているのに、誰も信じてくれはしない・・・・・アビマエルにはけっこう仕事のことも相談しているのになあ)

それでも3月26日には日本に帰る。
メキシコシティでやり残した仕事があるので、滞在するのは2週間くらいだろう。

ラーメンやうな重や寿司を食べまくることが今から楽しみでもある。
今回は滞在が短いので、かなり前もってプランニングが必要だが、ラテン時間に慣れた自分にそのようなことが可能なのか、心配でもある。

ラテンの国では、予定は当日決まる。
そして、当日決まった予定も、また当日変更される。

油断も隙もない国だ。

このブログを書いている間にも、メキシコ人の友人から「今日のパーティーだけど昨日3時からと言ったけど、5時になったからみんなに知らせてね」という知らせが来たし、昨日、夜ずっと一緒にいたアビマエルからは、「今日の昼、例のシーフードレストラン行こうよ」と誘いが来た。

今日の気分が最優先事項だ。
アビマエルはきっと朝起きたら、シーフードが食べたい気分だったのだろう。昨日の夜はそれほどでもなかったから、「明日の昼行こう」とは言わなかったのだと思う。

だから、なんだっけ・・・・あれだ、自分はラテン時間に慣れた日本人で3月26日(翌日着)に日本に一時帰国するので、関係者各位よろしくお願いしますということが言いたかったのだと思う。

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